ちょっと旅してくる

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アイスランドの旅 5日目 ヨークルスアゥルロゥン氷河湖への日帰りツアー

5:30起床

昨夜の興奮が残っているのか、予定よりもずいぶん早く起きてしまった。今日は氷河湖へ行くツアーに参加する。

バス停まで5分もかからないのに、万が一忘れ物があったら…と思っていつも10分前に出る。吹きっさらしのバス停で余分に待つ5分はきつい。

 

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今日はなんと路上にネコちゃんが!長毛はふわふわ滑らかで、明らかに飼い猫。後からもう一匹やってきた。触っても全然嫌がらない。可愛い…早く出て得した気分。

 

ピックアップバスでBSIターミナルへ行き、乗り換えて出発。今日は座席に余裕があるっぽく、おひとり様でも隣に人が来なかった。今日は800km走る長いツアーなので一人でゆっくりできるのはありがたい。

今日もまだ暗い中からバスが走り始める。ガイド氏によるとアイスランド人はイルミネーションをするのが大好きだそうだ。

「だいたいハロウィンが終わったらクリスマスに向けてイルミネーションをつけ始めます。外すのは、そうですね…2月ぐらいですね」

つまりクリスマスにかこつけて夜の長い時期はほぼ電飾つけっぱなしということだな!そうやって気持ちを上げてるんだろうね。

 

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やっと明るくなってきた。もこもこ羊たち、可愛い。近くで見たかった。

 

10:00 スコゥガフォスの滝

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大きな滝。そんなに近づいていないのに、しぶきがすごい。

 

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滝の凄さより、この滝がある岩山のものすごい大きさに圧倒される。

 

ドライブインでお昼ごはんとなる。あまり時間がないと聞いていたのでサンドウィッチを持っていったのだが外に椅子やテーブルがあるわけではなく、注文しないのにカフェテリアのテーブルを使うのも申し訳ないので、寒いな…と思いながら外で立って食べた。他の参加者もホットドッグを外で食べたり色々だった。

 

14:40 ブラックサンドビーチ

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氷河湖から海に流れ出た氷河のかけらたちが、黒い砂浜でキラキラ光っている。透明度の高いもの、空気がたくさん入ったもの、色々あった。この氷はいつの水が凍ったものなんだろうな。

 

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そうして海へ還っていく。荒波に揉まれる氷河のかけら、なんだか切なくなる光景だった。

 

15:20 ヨークルスアゥルロゥン氷河湖

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氷河が溶けて形作られた湖。川の部分がほとんどなくすぐ海に至るせいか、氷山が意外と動かない。潮の満ち引きで少しずつ海に向かうのだろう。ボートに乗って近づいてみたかったな!アザラシっぽいのが泳いでいるのも見た。

 

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曇りだったのであまり明るい写真ではないけれど、氷河は鮮やかな水色で綺麗だった。海が青いのと同じ理由だとわかっていても、こんな色の塊が湖にどかーんと浮いているのはそう簡単に見られる景色ではない。来て良かった。

この時点で16時半、日暮れに向かっている。バスも帰路に入った。次の街まで2時間、トイレ休憩なしとのこと。

 

18:30 ヴィークの町

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街歩きができるのかと思っていたら全然そんなことはなく、1時間に満たない休憩で夜ごはんを食べる。いや、もし時間があっても真っ暗だし、雨だったから街歩きは難しいか。フィッシュ&チップス2,950kr(3,194円)。フィッシュが柔らかくてとても美味しかったけど、まーとにかく時間がない!せっかく美味しいのに急いで食べなきゃいけないのが勿体無い。ポテトは食べきれず持ち帰ることにした。

 

20:15 セリャランズフォスの滝

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真っ暗なのに滝の見学ってできるの?と思っていたら、ライトアップされていた。この滝は滝の裏側に入れるはずだけど、さすがに暗い中足場が悪いであろうところに行く気にもなれず、外から見学するだけにしておいた。

すごいスケジュールだなと思ったけど、逆に夏ならこの時間でも十分明るいんだろうね。


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待ってる人を煽ってくる系のトイレ。

 

23:00 帰宅

帰りは暗かったせいか、ぐうぐう寝てしまいほとんど記憶がない。アイスランドは一応北極圏で日照時間が季節によって全然違うことは頭ではわかっているのだけど、朝8時でも真っ暗だったり、日の出後1時間ぐらいの高さと薄暗さで太陽が止まりそのまま日没へ進むことなど、体は違和感を感じ続けている。夜もそんなに遅くないのに、暗くなるととにかく眠くなってしまうのだ。私がアイスランドで生活するのはなかなか大変そうだ。