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アイスランドの旅 1日目 レイキャビク到着、第1回オーロラツアー

7:30起床

天気が悪いこともあり、夜のような暗さ。起きる時間を間違えたかと思った。北欧だなと実感するひととき。

レイキャビクに向かうフライトは14時。日本なら2時間前に空港到着が推奨だけど、昨日アイスランド航空のオンラインチェックインをしたら3時間前となっていた。よくわからないので従っておくことにする。

これにより今日ヘルシンキで買い物などはする時間がなくなった。イッタラ行きたかったのに…。

 

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まあいいや、と朝ごはんをモリモリ食べる。どれも美味しいし、高級感のある会場でとても良い。早い時間はアジア人が割といて、日本人も見かけた。9時近くなるにつれて欧米人が増えてきた。


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スタッフに「水筒にお湯が欲しい」と言ったら問題なくもらえた。ついでにもらってきたティーパックはベリー味のリプトン、甘い香りで砂糖不要、非常に良い。これは買って帰りたいなー!

このホテルの部屋は自宅のインテリアに色味が似ていて、殺風景になりがちな自宅の雰囲気を良くするヒントをたくさん得られたのが良かった。

 

10:00 ヘルシンキ中央駅

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キュビズムの、かわいい駅舎。通過するだけなのが残念。この周囲にも素敵なショッピングセンターや美術館など色々あるのに、今回は本当に素通りになってしまうのが今更ながら惜しくなってきた。一日も早くアイスランドに到着して、一晩でも多くオーロラにチャレンジするためには仕方ないと自分に言い聞かせる。


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空港行きの電車は新しく作られた路線のせいか、既存路線の右奥、一番遠いホームから発着する。山手線のように周回する路線なので、右回りでも左回りでもほとんど同じ時間で空港へ到着するらしいので、Airportの表示だけ確認すればOK。

 

10:30 空港到着

まずは昨日買ったマリメッコの免税手続きに挑戦してみる。

というのは、アイスランドはシェンゲン条約に加盟しているがEUは非加盟で、どこで免税手続きすべきなのかよくわからないのだ。ネット記事によると課税管理はシェンゲン条約だとの話もあり、マリメッコの店員さんもChatGPTも最初は「アイスランド出国時に手続き」と言うのだけど、「アイスランドEUに加盟してないよね」と返すと、どちらも「どっちでもできる」と言い直すし、封緘シールには「EUから出る前に開けるな」と書いてある。私としてはいつまでもご立派な紙袋をぶら下げて行動したくないので、できればヴァンター空港で手続きを終わらせてしまいたいのだ。

GlobalBlueのカウンターは出発エリアではなく到着エリア、出発エリアに進むエスカレーターの右横にある。並んでいる人はおらず、手続きも一瞬で終わった。もう買ったものをそのまま持ち歩く必要はないので、封を開けてスーツケースにつめ直す。手荷物が一つ減るだけで、グッと楽になった。


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スーツケースを預け入れるためにチェックイン機で荷物タグを発券するも、肝心の預け入れカウンターがこの長蛇の列である。概して外国人というのはこの手の手続きが長い。そもそも荷物が多いし、職員も乗客も色々しゃべる。結局ここだけで30分以上待った。

早く来てよかった、こういうことに当たっても時間に余裕があればイライラしないで済む。

免税に続いて、セキュリティチェックもよくわからない。国際線の持ち込み手荷物の有名な規制の一つに「液体物は100ml以下」と言うものがあるが、これが全くチェックされなかったのだ。朝の紅茶が飲み終わっておらず、しかし捨てるのも惜しいので廃棄を言い渡されるギリギリまで持って行こうとしたのだが、中身のチェックすらされず保安検査を通過した。これはシェンゲン条約だから国内扱い、ということなのだろうか。

 

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シェンゲンエリアのムーミンショップ。日本のショップが充実しているせいか、そこまで品揃え豊富には感じないけど、日本にないものが多いかも。なお、マリメッコは市内の店舗に比べるとかなり小さく、新商品と人気のある一部のものしか置いていない印象だった。


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クリスマスショップがあった。そう、フィンランドといえばサンタの本家なんだった。

そして写真を撮り忘れたのだけれど、シェンゲンエリアにはないと思っていたイッタラがあり、私の欲しかった日本未発売のグラスが売っていた!市内で店に行けなくて残念だったけど、ここで買えれば文句なし。嬉しい!早めに空港に来ておいて良かった!

 

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そんなこんなしているうちに搭乗ゲートのオープンまで一時間を切ったので、ロバーツコーヒーで軽く食事をする。カフェラテLサイズ€5.5、シナモンロール€4.2、合計€9.7(1,608円)。写真だとイマイチわからないけど、かなり大きい。カフェラテは500mlぐらいある気がする。

 

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ちょっと離れたところから見ると、やっぱりフィンランドのデザインは素敵だなーと思う。

なお、シェンゲンエリアに入ってすぐのトイレには給水所があった。さっきから給水所だの水筒だののことを書いているのは、エコが半分と節約が半分。何か飲みたいものがある時はもちろん買うけど、ただ喉の渇きを癒したいだけのためにお金を使うのは無為な気がする。それと私は常温が嫌いなので、きっちり温かいかキンキンに冷たいか、どっちかがいいのだ。水筒なら自分のタイミングで自分の好きなものが飲めるし、ペットボトルゴミも出さなくて済むし、一石二鳥。


14:00 ヴァンター空港離陸

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アイスランド航空は小さな飛行機で、サービスもLCCと一般の中間ぐらい。イヤホンも有料。AirFlyを買っておいて正解だった。通路側を予約していたつもりだったのに窓側で、大量のカフェラテのせいかトイレに行きたくて辛かった…。

 

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約3時間半のフライト、街が見えてきた。早く降りたい(トイレに行きたいから)。

 

16:00 アイスランド・ケプラヴィーク空港到着
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空港はちょっと暗めで、無愛想な程にシンプルだった。日本で言ったらコストコのような雰囲気。小さい空港なので移動が楽でいい。外に出ると空気がキンと冷えていて、ああ寒い土地にやってきたのだなと実感する。

予約していたFlyBusに乗り、バスターミナルから循環バスに乗り換える。疲れた…。

 

17:40 Swan House Apartment到着
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もう真っ暗だあ。最寄りの14番バス停でバスを降り、坂道を上って数分。今日から最終日まで滞在するアパートメントに到着した。ここはフロントとかチェックインというものがなく、前日にパスコードが送られてくるのでそれで入退室するだけというお気楽な方式。大阪のエアビーで慣れているので問題ない。むしろ鍵を持ち歩かずに済み、嬉しいぐらい。


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いわゆるワンルームで、バストイレ付き。見た感じ30m2前後かな。一人で滞在するには十分だし、二人でも全然大丈夫だと思う。

 

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真ん中でセパレートしていない、正真正銘のダブルベッド。わーい!大の字で寝られるぞ!

 

移動と時差ぼけでかなり疲労感があるけれど、食べるものは少し用意しておかないと…。アパートメントから徒歩5分程度のBONUSというスーパーへ行く。自炊するのにはここで買い物するのが一番安いらしい。


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観光地のど真ん中にあるので、観光客がたくさんいた。業務スーパーのようなざっくりした雰囲気で、どれがどの値札なのかよくわからなかったり、表記もグラム単価だったり1個単価だったり色々でちょっとわかりにくい。近くにいた現地の人っぽい人に値段の見方を聞いたら、このスキャナーでバーコードを読み取れば金額が出ると教えてもらった。これは便利!ありがとう!!


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まずはアイスランドに来たからには羊肉食べたいので肉!と、朝ご飯やサンドイッチの具など買った。2,883kr(3,148円)。

買ったはいいが、空腹感はあるのに疲れすぎてかさほど食欲も出ず、JAL機内食でもらったパンを半分齧って、オーロラツアーまでに1時間ほどベッドに横になった。とりあえず少し休みたい…。


20:30 オーロラ鑑賞ツアー集合

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今日はオーロラ予報がレベル6【VeryHigh】でかなり高いが、レイキャヴィク市内は薄曇り。もし晴れればかなりの高確率で見られそうで期待が高まる。

家を出た途端、路面が凍結していることに気づいた。これは寒さをちょっと甘く見ていたかもしれない。こんな重装備いらなくね?と思いながら買ったボンバーキャップを早速かぶり、空港からのシャトルバスを降りた14番のバス停でピックアップバスを待つ。バス停には他の会社のツアーも含め20人以上が待っていた。なお、全員ニットキャップ着用。おおお、やはり帽子はマスト。

私が申し込んだReykjavík Excursions というツアー会社は、ミニバスでBSIターミナルまで連れて行ってくれて、そこで改めて受付をする。バウチャーを印刷していない人はカウンターに行って印刷してもらう必要があり、そこから大型バスにみっちり詰め込まれてオーロラツアーに出発だ。今夜はなんとバス7台の大所帯だった。

 

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バスターミナルから走ること40分程度、国立公園に到着した。ここは後日ゴールデンサークルツアーで来るはずのところ。今日はここの駐車場で見るらしい。レイキャヴィクからの距離はこんな感じ。

 

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体感気温は確実に氷点下。駐車場なので足元も安全で、トイレもあるのが嬉しい。なんとキッチンカー的なものも来ていて、軽食まで売っている。やはり人気があるのはコーヒーで、行列が途切れることもなく、一大商業圏を形成していた。寒いもんねぇ。ニーズに沿ったすごくいい商売だと思うし、客としてもありがたい。温かいコーヒーを啜りながらオーロラを見るなんて最高じゃない?

 

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雲は晴れ、星がよく見える。一番明るい木星を目印に三脚とカメラのセッティングを済ませ、あとはひたすら待つ。とにかく待つ。できることは何もない。

 

23:30 撤収

日本の友達にひとしきりLINEを送り終え、このツアーって何時までなんだろう?と思い始めた頃、バスに戻るよう声がかかった。今日はここまでの様子。予報が良かっただけに残念だけど、レベル6でも外れるってことは逆にレベル3でも見えるときは見えるのかしら?無料で別日振替をしてくれるし、私はまだまだレイキャヴィクに滞在するし、チャンスはあるから大丈夫。

行きはバスターミナルで乗り換えたけど、帰りは乗ってきたバスがそのままホテルやバス停を巡回してお客さんを解放していく。

 

01:00 帰宅

とりあえずシャワーを浴びて暖まり、キッチン用品を洗った(あまり綺麗じゃなかったので)。あまり眠さを感じず、2時間ほどしてから就寝。

明日はまたオーロラツアーに参加するけど、それまで特に予定がないのでゆっくりできるぞ!

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憧れのレインシャワー。

 

実はアイスランドは2週間ほど前からブルーラグーン付近で火山活動が活発化していて、ちょうど昨日あたりからブルーラグーンは一時閉鎖となり私の予約もキャンセルされた。

レイキャビクも揺れる規模の地震もかなり頻繁に起きていると聞いていたが、今のところ体感する揺れはなし。

 

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