初夢とは…?
エイチ・アイ・エスで、なぜか12/22から発売していた「初夢フェア」。金沢一泊二日、ホテル・飛行機代込みで23,900円という格安プランを見つけて予約した。金沢、行ってみたかったんだよねー。楽しみ!
羽田空港から小松空港へ
7:30の羽田空港発に乗るため、6時半に羽田空港へ到着。同行者がマイレージカードを持っていなくて、確認番号というものでチェックインをする必要があるのだ。私はもう何年も手荷物預けと同時にチェックインするか保安検査時にJALカードをかざすかだったので、意識して「チェックイン」というものをしたことがなく、旅行直前に「え、同行者の搭乗券は?」とギョッとした。調べてみるとここ数年ニョキニョキと建った機械たちがチェックインマシンというものらしい。使ったことがないから混み具合もわからないので、とりあえず早めに集合。
空港はそれほど混んでおらず、チェックインも問題なくできた。時間が余ったのでラウンジでパンを食べながらコーヒーを飲む。搭乗前の居場所がないから空港にギリギリに駆け込むことが多かったけど、最近は暇ならラウンジ行けばいっか〜って感じで早めに行くことも苦ではなくなった。
機内の搭乗率は3割程度、ガラガラと言って差し支えない。私の飛行機移動歴は8割以上が関西・九州・沖縄方面なので、日本海側に向かって飛ぶのはとても新鮮!幾重にも連なる山々を超えて行く眼下の景色から目が離せない。
約一時間の楽しいフライトはあっという間に終わり、小松空港に到着。
ゲートを出てすぐのところに恐竜がいた。恐竜〜大好き!動いてる!恐竜といえば福井だけど、福井も小松空港からアクセスするのかな。
小松空港は今まで行った中でも最も小さい空港の一つだと思う。こういうの嫌いじゃない。だって楽なんだもん!
小松空港から金沢駅へ
小松空港から空港リムジンバスで1,300円で45分ほど、金沢駅東口に到着した。飛行機もバスも定刻通りで順調な滑り出し。駅ビルと改札前通路を通りぬけ、観光地へ向かうバスが出る西口へ。おおーこれが有名な「鼓門」かあ。大きい!かっこいい!最近の日本はこういった実用性のない装飾品を公共物として作るとすぐ税金の無駄だとかなんとかいうけど、要はやり方だと思うんだよね。鼓門のように観光名所として海外にまで名を轟かせるものになったりするわけだし。あと金沢は現代アートに理解がある街なのかもね。なんせ21世紀美術館を要している!
近江町市場
ホテルに荷物を預け、早速観光に繰り出す。金沢といえばやはりお寿司!ということで、早めにお昼を食べちゃおうと近江町市場にやってきた。
カニがたくさん売っていた。金沢でカニを食べるのに憧れてたんだけど、まさかこのタイミングで金沢に行くことになると思ってなかったから、正月用にカニたくさん買っちゃって食べまくっちゃった後だったんだよね〜…。通販で買ったカニに比べて市場のカニは高かった!!まあ鮮度とかは違うのかも?生牡蠣や刺身など、その場で食べられるお店もある。
今日のランチはこちら「近江町市場寿司」!
左からガス海老、金沢三種盛(甘エビ・ノドグロ・カニ)、カジキと地元では食べられないものを選んだ。どれもめちゃくちゃ美味しい!これであら汁をつけて1,900円ぐらいかな。
ガス海老というのは金沢ではよく食べられているけど、全国的にはあまり出回っていないらしい。ちょっとあっさりして茶色い甘エビって感じだった。私は結構好き!カジキはカジキマグロらしい。カジキマグロってあまりお寿司にはならないのかな?沖縄とかだとお刺身で出てくるよね。
ひがし茶屋街
お寿司をたべ終えてひがし茶屋街に向かって歩いていると、雨が降ってきた。行ってみたかったおしゃれ雑貨屋「八百萬本舗」に通りがかったので、中に入る。
この「ひゃくまんさん」というキャラクターがとにかく可愛くて!八百萬本舗の2階に大きなひゃくまんさんがいたので大喜びしてしまった!
最近自覚したんだけど、私は色鮮やかで多色遣いのものが好きみたい。かわいいグッズとかあったら欲しいなー。
ひがし茶屋街に到着。ベンガラ格子が美しい。中心部の建物はほとんど雑貨屋やカフェ、お土産屋さん、飲食店として営業しているが、格子戸越しで中が見えない。昔はきっと、綺麗なお姉さんが内側から外を眺めていたんだろうな。
路地を覗くと、すごくいい雰囲気!さほど広いエリアではないものの、綺麗に整えられていて風情がある。天気は降ったり止んだりの繰り返し。
中心部を見下ろせるカフェに入ったらちょうど窓際の席が空いて、良いタイミングで良い席に座れた!ちょっと寒かったので白玉ぜんざいとほうじ茶のセット。眺めていたら突然雨が土砂降りになった。少しここで休憩していこう。
金沢21世紀美術館
ひがし茶屋街からバスで数分、金沢21世紀美術館にやってきた。入り口に向かって歩いているとパラパラパラ…と音がして、なんと雹が降ってきた!金沢は天気が変わりやすいと聞いていたけど、ここまでとは…!金沢すごい!頭が氷粒だらけに(笑)
金沢21世紀美術館と言えばやはり有名なのはスイミングプールの展示。今は1時間ごとの時間指定で予約をしておくか、当日空き待ちかのどちらからしく、ここは絶対見たいので予約していった。ちなみに予約は一週間前からで、無料。チケット購入に並ぶのも嫌だったので、入場券もオンラインで購入しておいた。
プールの上側はこんな感じ。本物のプールっぽく見えるけど、実際はアクリル板の上10センチぐらいの水深。でもパッと見ただけだとどこが境目なのかはわからない!
地下からプールの下に入る入り口はこんな感じ。この色や光の感じがすごく「プール感」がある。今更だけど学校のプールってなんでこの水色に塗られているんだろう?
プール下から上を見上げる。構造自体はわかってしまえばどうということもないのだけれど、視点を変えると、見知ったはずの世界の全く違う貌を見られる、というのが面白い。
特別展の展示。ビニールの中に入った色水が宙に浮いていて、カラフルで綺麗だった。
金沢21世紀美術館は金沢有数の観光スポットなはずだけど、思ったよりも人が少ない。都内の混雑に慣れている身からすると、この空き具合はとても快適。
イヴ・クラインのコバルトブルーの展示。目が覚めるような青。
金沢駅、再び
まだ明るいうちに金沢駅に戻ってきた。明日出発前にバタバタしないよう今夜のうちにお土産を買って、荷造りしちゃおうという魂胆だ。私もけっこうお土産を買うのが好きな方だけど、今回の同行者は私の比にならないぐらいおみやげを買う。見るのも買うのも楽しいのすごくよくわかるので、ここは潤沢に時間を取る!色々買った!
廻る富山湾 すし玉
そして早めの夜ごはん。昼もお寿司を食べたけど、またお寿司食べる!金沢に来たんならやっぱり海鮮を食べたいのだ。これはノドグロ、ガス海老、イカ。
はまちの細巻き。マグロじゃなくてはまちって珍しくない?
このお寿司屋さんの隣にスーパーマーケットがあって、私は地元系スーパー大好きなのでそこがすごく楽しかった!北陸製菓の見たことないビスケットとか、ビーバーとか、地元の酒屋さんが作っているスパークリング梅酒とか買ってホテルに帰る。今日はそこそこ歩いたし朝早くから活動してるし、早めにホテルに行ってのんびりするぞ!
ホテル・トリフィート金沢
格安プランで一番安く予約できるホテル…というだけの理由で選んだんだけど、とっても良いホテルだった!金沢駅から5分ぐらいで着くし、部屋も十分な広さ。この、ベッドの間にソファがあるのがすごく便利だった!窓側に応接セットがあるホテルが多いけど、この配置だとテレビも正面で見られるし、荷物も枕元で広げて準備できるしとても機能的。
水回りは浴室とトイレが完全セパレートで二人で泊まる時は嬉しい。大浴場があるので、部屋風呂は使わなかった。バストイレのある廊下と寝室の境に引き戸があって、それもとても良かった!廊下と扉一枚隔てるだけでこんなに安心感というか、落ち着いた感じになるんだなーと。
明日の観光も楽しみ!