ちょっと旅してくる

わが身ひとつで気ままに生きる。

箱根 大平台温泉「翠泉」2024

昨年行った温泉宿が良かったので、今年も行くことにした。家から一時間程度で行ける範囲に大きな温泉地があるのはありがたい。会社に出勤するのにも一時間以上かかるけど、どうせ一時間かかるなら箱根に行きたいわ。何言ってるんだ私は。

 

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午前中は在宅勤務で、午後休の金曜日。今日泊まる宿は夕食がついていないので、小田原駅でお菓子やらお弁当やら買い込んでから箱根へ向かう。

 

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昨年も同じような時期に来てすごく混んでた記憶があるけど、今年はそれほどでもない。去年の人出の多さは旅行割のせいだったのかな。

 

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箱根湯本での乗り換えは時間がほとんどなくて、出発前の写真は取れなかった。川沿いのピンクの花が綺麗だったな。あれは桜なのかな。

今日は新しい電車だった。箱根登山鉄道大平台駅で下車。ここで降りる人はすごく少ない。今日は私だけ。


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駅の構内で桜が咲いてた!ピンクが濃くてかわいい!春が近づいているねぇ。

 

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泊まるのは「箱根翠泉」、なるべく長い時間ステイしたいので、チェックイン可能な15時ちょい過ぎに到着。今回もお世話になりまーす。

宿泊履歴を見ているようで、「施設全体は前回と変わりありませんが、温泉の営業時間が少し延びまして…」という説明方法だった。こういうの、無駄がなくていい。


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ベッドがある部屋に泊まりたかったので、スーペリアルームを予約した。うん、いい部屋!この、窓から見える緑豊かな渓谷の景色がとても好き。荷物を置いてさっそく露天風呂へ。


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露天風呂は誰もいなかった。適度に温まり、部屋に戻っておやつを食べつつ、本を読む。は〜〜〜リラックス〜〜〜。

おやつ、前回もこのセットだったような気がするな。黒胡椒チーズが個包装になっていた。便利。

 

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この宿はとにかく静かなのがいい。部屋数は20室弱あって宿泊客はそれなりにいるはずなのだけど、騒がしさがない。

フロントや共用部分にはアート作品が飾ってあったり、IKEAの大ぶりな調度品が多くてモダンな感じだけど、部屋やお風呂は綺麗かつシンプルで、視覚的なノイズが少なくてすごくリラックスできる。でもアメニティはきっちり揃ってる。またこのアメニティもシンプルで可愛いし、湯かごもちゃんと置いてある。チェックイン時の説明もそうだけど、『必要十分』って素晴らしいよね。私もそうありたい。生活としても、人としても。

 

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持ってきた本を読んでいたらけっこういい時間になっていた。夜ごはんは小田原駅のラスカで買ってきたわっぱ飯。これも前回と同じ!でも美味しいのよねー。

 

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お腹が落ち着いたら再度温泉へ。ここの温泉はアルカリ性単純泉という無色無臭の泉質。低刺激なのに肌がツルツルになる。箱根は場所によってさまざまな泉質があり、一部は硫黄泉なので、苦手な泉質がある人は泊まる場所の泉質をちゃんと確認することをお勧めする。

屋内風呂はマイクロバブルというのをやっているので白濁して見える。

 

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最近、本を読むのに時間がかかることが多くて、加齢で脳が変質してきたのかな?と少々不安に思ってたんだけど、今日は持ち込んだ500ページ超の本を寝る前までに読み切ることができた。やればできるじゃん、私!英会話アプリも今日のタスクをちゃんとこなしたし、自尊心が満たされた。

 

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朝。起きて少ししてお風呂に入り、朝ごはんを食べに行く。観光に行く人はその後の予定があるからあまり遅くまで滞在はしないんだろう、8時ごろは混んでいた。こんなに泊まってる人いたのね!と、ちょっと驚いた。

 

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何の予定もない私は、ラウンジでしばらく本を読んだ。置いてある本は外国人作家のものが多く、ちょっとひねりがある感じ。一時間ほどいたけど、入ってくる人は誰もいなかった。

部屋に戻ってしばらくベッドでゴロゴロし、11時ちょっと前にチェックアウトした。はぁ、めちゃくちゃリフレッシュできた!


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箱根湯本駅で一旦下車し、パンを買いに来た。富士屋ホテルのベーカリーが箱根湯本駅に出店しているのだ。カレーパンとメロンパンを買った。

小田原駅で海鮮丼とか食べたいなーと思っていつも検索するんだけど、実際にお店の前に行くと長蛇の列でこれはとても待てない…と思って結局何も食べずに帰ってしまうことが多い。今回も御多分に洩れず、一応店の前に行って諦めて帰ることにした。やっぱ休日は混んでるのよねぇ。

ぷらぷら鎌倉 一条恵観山荘・ソンべカフェ・レザンジュ

いざ鎌倉

先日のアイスランド旅行でオーロラが撮れたので富士フィルムでフォトカレンダーを注文したら、我ながら非常に良いものができた。美しい写真を撮りためておいて、毎年少しずつ差し替えてカレンダーを作ったら楽しいかも!と思った。そんなわけで12月初旬、初冬の鎌倉に紅葉写真を撮りに行く。

 

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今日行きたいところはちょっと距離があるので、鎌倉駅からバスに乗る。休日9時半、紅葉の時期なこともあり観光名所方面のバスはなかなか混んでいる。

 

一条恵観山荘

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江戸時代の皇族の住まいを、庭石なども含め京都から鎌倉に移築したもの。この場所は私も昨年初めて知り、いつからあったんだろうと調べたら移築したのは昭和30年代だけど、一般公開が始まったのは2017年らしい。お金持ちが持ってきたはいいけど維持しきれなくなった系の文化財かな…と穿った見方をしているけれど、もちろん私は大歓迎。由緒あるものを変な意地で腐らせるほど勿体無いものはない。

鎌倉の歴史とは関係ないし、観光名所としての歴史も浅いが、ここは今後しばらく人気が出ると思う。なぜなら非常に見栄えがいいから!


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建物や庭、誂えといった素材の良さはもちろんのこと、世にいう「映え」をものすごく意識して飾りつけがされている。それはもう少々過剰なぐらいに。


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最近流行りの花手水もあちこちに置いてあって、ちょっと手が込み過ぎてるんだよなーと思いつつ、やっぱり綺麗なものは綺麗なのよね。

今日は山荘の観覧もあったのだけど、いかにも写真を撮りに来ました!という大きなカメラを持った人たちもたくさんいた。

 

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一条恵観山荘は、そういう訪れ方が正解だと私は思う。鎌倉に由来する施設ではないので、その歴史的価値うんぬんよりも純粋に美しさを観る方が楽しい気がする。

庭園には紅葉がたくさんある。初夏に来た時も美しかったが、やはり秋は格別。今日は天気が良かったので、写真を撮るのが楽しかった。


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部屋を暗くして、窓からの眺望を反射させる黒板を置いてある。京都の瑠璃光院とかで有名な見せ方。奥行きがあまりないので、室内が暗くなりきらないのが惜しい。丸窓の先の景色はちょっと寂しい。

 

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一条恵観山荘のオープンは10時、入場料500円。紫陽花の季節と紅葉の季節のみ営業なので、行こうかなと思った時はまず観覧期間かどうか調べる必要ある。紫陽花の季節になったらまた行こうっと。

 

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ちなみに受付で「御朱印お願いします!」と言って、係員さんに「ここはお寺ではないので…」と言われている人がいた。御朱印好きだけど、やはり完全にスタンプラリー化しているなぁ。


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一条恵観山荘を出て、鶴岡八幡宮方面に歩く。これも最近知ったんだけど、金沢街道沿いに荏柄天神社の一の鳥居があるんだよね。参道沿いに自分の家があったりしたら素敵だわー!

 

ビゴの店 モン・ペシェ・ミニョン

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今日は並んでいる人がいない!せっかくだから寄って行こう!


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明日のごはん用のパンと、カヌレを買った。このカヌレはテレビで紹介されたんだって。外はパリっ、中はむっちりしていて美味しい!

 

鶴岡八幡宮
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海が近いせいか、鎌倉の紅葉は案外遅い。今年は冷え込みも少ないせいか、普段よりさらに遅い気がする。大銀杏はだいぶ色づいていたが、周囲の木々はまだ青々しかった。今日は12月一週目だけど、来週でもいいかもしれない。七五三で来ている家族連れも結構いた。

 

ソンべカフェ
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近くにあるアクセサリーショップに寄り、そろそろ帰ろうかな…と思ったらいつも混んでいる(ような気がする)ソンべカフェが空いている!お昼ごはんを食べて帰ろう!

 

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炒め野菜のフォー、煮卵つき。1,200円。けっこうボリュームがあってお腹いっぱい!

 

レザンジュ

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ソンべカフェのすぐ隣、レザンジュにも寄っていく。ここは昔からあるけど、この道を通ることがほとんどないので行ったことが無かった。

ケーキや焼き菓子を買うこともできるし、中にはカフェがある。ごはんを食べたばかりじゃなければカフェにも入りたかったな!

 

帰ります

13:00、今日は天気も良く観光日和だったけど、主要観光地以外はあまり混んでいなかった。京都もそうだけど、鎌倉も混んでいるところとそうでないところの差がけっこう大きいのよね。

 

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レザンジュのプティ・サレ(クリスマスバージョン)、モンブランを買ってきて家でお茶。クッキーは1月まで賞味期限があるので、お正月に食べようかな!

 

おしまい。

 

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旅の持ち物 アイスランド編

ただでさえ寒い国は衣類が増える上に、オーロラ鑑賞やトレッキング的なものまでするとなると、もーホントに荷物が多い!過去最高だと思う。

直前に急に心配になって「あれ持ってった方がいいかも」と、ついつい荷物が増えてしまう人は出発する少し前から持ち物リストを作るのがオススメ!

特に今はコロナ明けでしばらく行けなかった海外へ…!という人も多いと思うので。今回は私も久しぶりに苦労した。

 

 ☆衣類①普通の服(着ていく分も含む)☆

・半袖カットソー 3枚
・カーディガン 3枚

・ズボン 2着…裏起毛のやつ。
・下着類 3セット…ブラトップ最高。パンツは乾きやすいもの。
・靴…コンバースの耐水オールスター。

・手袋&ストール

 

☆衣類②部屋着☆

・ルームワンピ 1着…トレーナー素材

・着圧ソックス…フットケアは翌日の行動に影響する。

 

☆衣類③極寒&アクティビティ対策☆

・ハイブリッドダウンコート 1着…ユニクロのもの。フードが取り外しできるのがいい。

ヒートテック 3枚…普通から極暖まで取り混ぜて。

・トレッキングシューズ 1足…ミッドカットのもの。

・トレッキングソックス 3足…1足3,000円ぐらいするけど抜群の機能性。たまに普段履きしている。厚さは色々。

・街歩きブーツ…軽量・防水・ビブラムソール。

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・レギンス 3枚…ヒートテック系2枚に、トレッキングサポートの着圧系1枚。ズボンの下に履いたり、寒ければ寝る時にも。

・帽子…耳当てつきでモッコモコ、めっちゃ暖かい。

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・水着…水陸両用のヨガウェア。ブルーラグーンやサウナ用。

・三脚…カメラ用。Amazonで買った安いやつ。

・貼るホッカイロ…冬の必需品!下手な重ね着より効果ある。

 

☆洗面化粧雑貨類☆

・ドクターブロナーマジックソープ…メイク落としから体を洗うのまでこれ一本。

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・オールインワンジェル…アスタリフトのオプミーを使い始めた。けっこう良いのでしばらく使う予定。

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・オリーブスクワランオイル&ワセリン&フットマッサージオイル…保湿と体力回復に。

・ヘアブラシ&ヘアオイル…体も髪も、一度ダメージを受けると回復に時間がかかるようになってきた。

・制汗剤

・CCクリーム&フェイスパウダー

・アイブロウ&アイシャドウ&マスカラ

・メガネ&コンタクト洗浄液
・歯ブラシ&歯磨き粉…ポケットドルツ。歯ブラシと歯磨き粉の使い捨てはかなり環境に悪い気がして、一泊でもなるべく持って行くようにしている。
・体洗いミトン

・ミニ洗濯ハンガー&洗濯用洗剤…サンプルでもらった小分けのを持っていく。


入浴・スキンケア系はスポーツジム用に小さいセットにしてあり、メイク用品も旅行用の最低限セットを作ってあるのでそのままポイっと入れるだけ。こまごましている割に手間は少ない。

 

☆手荷物・身の回り品☆

・腕時計…カシオBABY-G。ソーラー充電、耐衝撃性能、10気圧防水、ワールドタイム機能つき。やっぱり旅行にはG-SHOCK

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・小銭入れ
・ハンカチ&ポケットティッシュ&ウェットティッシュ
AirPods Pro&AirFly…感覚過敏ぎみなので、ノイキャンの快適さに慣れてしまって手放せない。AirFlyは機内エンターテイメントを手持ちのワイヤレスイヤホンで聴けるという優れもの。

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・携帯電話 (iPhone12mini)

・海外対応プラグ…デジカメの充電なども考え、USBポートがあるものを新調。

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・普段使いの身の回り品ポーチ(目薬や頭痛薬やリップクリームなど)
・本
・折り畳み傘

・水筒…タイガー魔法瓶の新作。食洗機OK、パッキン一体型。すごく軽いのに保温力もバッチリ。

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・モバイルバッテリー&充電ケーブル…お出かけ用グッズとして普段からセットしてあるものに加え、40,000mAhの大容量のものを新調。

・手帳とペン…トラベーラーズノート。パスポートを挟んでケース代わりに。

・フィットするネッククッション…無印良品。首に巻いたり、腰に当てたり、ホテルで枕が合わない時にも使う。

・エコバッグ

 

 ☆手荷物用リュックとスーツケース☆

・リュック…エーグルの20リットルのバックパック。普段から通勤にもハイキングにも使っている。チェスト・ヒップハーネスつき&レインカバー内蔵なのにアウトドア用品ぽくないところが気に入っている。

・スーツケース…手持ちで一番大きい28インチ(約62L)のもの。エキスパンド機能(約10L)つき。

TSAロック…前持っていたはずなのに見当たらないのでAmazonで購入。ワイヤー式。

 

荷物の準備について

寒さ対策をどこまでするか、何を買うかにはだいぶ頭を悩ませた。

アウトドア用品はだいたいノースフェイスで買った。トレッキングシューズを軽井沢アウトレット店で買った時、店員さんがすっごく親切に相談に乗ってくれてノースフェイス、好き!となった。デザインがモノトーン系で旅行後の日常使いが想像しやすいので、その後もちょくちょく買った。

コートやインナーは普段からお世話になりまくりのユニクロで。どこでも買えるし、機能から見ると割安だよねやっぱり。

ガジェット系は壊れない限り手持ちのものを使い続けてしまいがちだけど、お手頃価格で高機能なものがどんどん出てくるので、一定期間使ったら新しいものを見てみるのもいいと思う。

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私が行ったゴールデンサークルや氷河湖ツアーはもっとガシガシ歩かされるかと思いきやそれほどでもなく、整地されていたところが多かったのでトレッキングブーツじゃなくてスニーカーでも大丈夫だったと思う。ただ整地されていると言っても砂利道が大半なので、トレッキングブーツは歩きやすかった。他の参加者もそういう靴を履いている人は多くて、防寒の観点からも持って行って損はないかな。

アイスランド旅行の服装は「冬の北海道に行けるレベル」を基準にすればOKとのことだけど、乾燥しているせいか12月に行った北海道より寒く感じたのでもうちょい手厚くてもいいかも。とはいえ私は現地での買い足しは不要で、持って行ったもので乗り切れた。

 

荷物の量について

場所を取る衣類が多くてちょっと大変だった。着て行ければまだよかったんだけど、日本がまだあまり寒くなかったので全部荷物になっちゃった。ズボン1枚とっても裏起毛となればボリュームがあるし、トレッキングシューズと防寒ブーツだけでスーツケースの2割ぐらいの容量を占めていた。現地に着いたらすぐ使うだろうとダウンコートを圧縮しなかったので、出発時からスーツケースのエキスパンド機能まで使ってパンパンの状態だった。

 

その他もろもろ

一般的な持ち物ではないので上には書かなかったけど、自炊するので食料を持って行った。と言っても大したものではなく、出発までに食べきれなかった野菜と果物、賞味期限が近いレトルト食品、会社の災害備蓄の入れ替えでもらったアルファ化米、インスタントスープ、イベントで貰った巻きの少ないサランラップ…書いててちょっと恥ずかしくなってきた。地元のスーパーでの買い物も旅の醍醐味なので、それを邪魔しない程度に。

 

持って行ってよかったもの

ノースフェイスのボンバーキャップがぶっちぎりの第一位。普段ほぼ帽子をかぶらない人間なのでアイスランドもコートについてるフードで凌ぐ気でいたけど、出発ちょっと前に友達に「帽子あった方がいいんじゃない」と言われて、うーんいるかなぁ…と思いつつ買ったらこれが本当に大正解!

アイスランドは季節柄と立地はもちろん、日照時間の短さも相まってかとにかく気温が上がらないし、風も乾いて冷たくて、帽子かぶってない人存在しないってレベルでみんなかぶってた。ボンバーキャップは顎の下でとめると耳はすっぽり、顎や頬まである程度覆えるからすごく暖かかった(それでも寒くて、さらに上からフードかぶってた時もあった)。あと私はウール製品がかゆくて身につけられない人なので、現地調達は難しかったと思うのでそれも含めて持って行って本当に良かったと思っている。

 

いらなかったもの

4路線34時間に及ぶフライトの暇つぶし対策として持っていった京極夏彦「鵺の碑」、ちょびっとしか読まなかった。ラウンジの空き時間はブログ書いたりしてたし、あんなブロックみたいな厚さじゃなくてごく普通の文庫本で十分だった。

40,000mAhの大容量モバイルバッテリーもいらなかった。寒いところはバッテリーの減りが早いと聞いてオーロラ鑑賞時のカメラバッテリー対策で買ったんだけど、2時間とかその程度ならちゃんと充電していけば大丈夫だったし、持っていくにしてももっと小さい普段使いので十分。それに40,000Ahってかなり重くて、モバイルバッテリーは機内預入荷物に入れられないから手荷物持ち込みしなきゃいけないのがしんどかった。こやつはもう外に持ち歩くことはないな。

 

まとめ

アイスランド旅行のために買ったものは多い。でもカメラはちょっとした趣味になったし、三脚は習い事のオンラインお稽古に使ってるし、街歩き用のヌプシは履きづらかった手持ちのスノーブーツと入れ替えることにした。モバイルバッテリーは災害備品と考えれば悪くないし、トレッキングシューズは数年内に行こうと思っているマチュピチュで必要なはずで、アイスランドで使って終わりになるものはないので問題なし!

 

 

旅のお土産 アイスランド編

お土産を買うのは楽しい!アイスランドと言いながら時系列で記録しているためフィンランドからスタート。

 

マリメッコ バスローブ&ミニタオル

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ヘルシンキのカンピセンター店で購入。バスローブ€189、ミニタオル3枚€27で合計€216のところ、2点以上購入で25%オフというキャンペーンで€162、免税還付€21で最終的に€141(約23,920円)。

 

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€100以上購入した人へのおまけでエコバックをもらった。日本では似たようなものが6,000円ぐらいで販売されているので、全体的にお得な買い物だったと思う。

 

フッ素フリーの歯磨き粉

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スーパーで€3.75。フッ素フリーの歯磨き粉が欲しいという友達のリクエストで購入。デンマーク製。フッ素は虫歯防止で歯に塗布したりするのに、敢えて入れてないことが売りとは、色々なニーズがあるものだ。

 

ベリー系フレーバーのティーバッグ

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ヴァンター空港のスーパーで購入。リプトンの方が€3.6、左の箱が€1.69。

ホテル朝食会場にあったティーバッグが美味しかったので、全く同じではないと思うけど買ってみた。甘酸っぱい香りがとても好み。

 

イッタラのグラス 230ml 2個セット

ヴァンター空港シェンゲンエリア店にて購入。フィンランド航空のファーストクラス機内食用に作られた、クーラスというシリーズのグラス。€21.90のところ会員割引(期間限定?)で30%オフ、€15.33(2,541円)。

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グラスの写真がうまく撮れないので写真はサイトより。氷が溶けたようなデザイン。

 

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クリスマスカラーでプレゼント包装してくれた!クリスマスまで飾っておいた!

 

ICEWEARのジャケットと手袋

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ここからアイスランドのお土産。

撥水をはじめ色々な機能が多層構造で詰め込まれているらしいジャケット。内側はフリース素材で、コートを着るには早い…という時に良さそう。購入の決め手は「ArcticExplorer」と書かれたワッペンがついていたこと!アイスランドも一応北極圏の国に入るらしいからね。そこまで行った私なかなかだな…と思って買った。国旗もあしらわれていてカッコイイ!

あと手袋。今使っているのがもうボロボロなので…。指先がスマホ対応になっている。

ジャケット14,990kr、手袋2,990krで合計19,780kr。免税還付2,250krで最終的に17,530kr。

 

アイスランドのステッカー

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グトルフォスの滝のビジターセンターで購入、690kr。

初めて見た場所で買ったけど、その後も割とあちこちで見かけた。値段はどこも大差ない感じ。

 

ブルーラグーンシリカマスク、ハンドクリーム、リップクリーム

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ブルーラグーンに行けなかったし、寒さで手荒れもしていたので奮発した。

ケプラヴィーク空港の免税店で購入。シリカマスク8,800kr、ハンドクリームとリップクリームのセット5,250kr(合計15,943円)

市価はそれぞれ10,900krと6,500kr。どちらも免税店の方が2割ほど安かった。ハンドクリームの使い心地がものすごく良くて、なくなったらこの値段でも通販で買っちゃうかも…。

 

66°Northのバムバック

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ICEWEARと66°Northは、アイスランドの二大服飾ブランドと言っていいのではないだろうか。日本で手に入れるのは非常に難しいので、せっかくならどちらのものも欲しかった。空港でパスポートと貴重品用に小さいポシェットとかショルダーバッグを使ってる人を見かけて、これ使えそう!と思って買った。

ケプラヴィーク空港の免税店で購入、6,460kr(7,076円)。市価は8,000krなのでこちらも2割引といったところ。

 

ノイシリウスのチョコレート

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アイスランド土産として有名なチョコレート。オーロラや火山といったビジュアルはいかにもアイスランド!という感じでテンションが上がる。

板チョコはレイキャビク市内のスーパーで360〜400kr、親しい人用に。ボックスはケプラヴィーク空港免税店で1箱1,499kr、会社でのバラマキ土産用に購入。

空港だと板チョコは490krだった。ボックスはスーパーで売ってるのは見なくてザ・お土産屋で2,000krぐらいだったので空港の方が安かった。

 

アイスランドのバター

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アイスランドのバターはとても美味しいらしい。左の箱入り400gがKronanで690kr、右の箱なし(使いかけ…)250gがBonusで415kr。帰宅前日から冷凍庫に入れておいて、日本から持っていった保冷バッグに包んでスーツケースに入れて持って帰ってきたけど、全く溶けていなかった。

 

アイスランドのスープ

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シーフードスープとラムスープ、各799kr。どちらも美味しい!バターと同じように帰国前日から冷凍庫に入れておいたけど、家に着いたら流石に溶けていた。ただ暑い季節でもないし、常温というほどでもなかったので普通に食べている。家族向けならこういうのもありかも?

 

おみやげ総評

フィンランドは限られた時間と場所での買い物で、本命であるアイスランドの前にあまり荷物を増やすわけにもいかないので、あまり面白いものは買えなかったかな。マリメッコイッタラでキャンペーン的なものがやっていて、お得に買えたのはちょっと嬉しかった。

アイスランドはそれなりに買い物ができてよかった。アイスランド製品を日本で手に入れるのは非常に難しいため、私にしては思い切りよく買った。

面白いのは、ブルーラグーンや66°Northの免税店が空港にあること。日本だと免税店は高級ブランドが多いので、アイスランドらしい品物が最後に買えるのはいいなと思った。

空港のブルーラグーンは市内の店舗と同レベル、sensitiveの取り扱いがあったからむしろ品揃えは空港の方がいいかもしれない。

66°Northはバッグや帽子、手袋などの小物はかなり充実していた。衣類は市内店舗の方がいいかもしれない。買おうとするとバックヤードから新品を出してくれたので在庫は潤沢の様子。

ICEWEARの免税還付が約11%だったことを考えると、免税店で売っているものは免税店で買うのが一番お得だった!

ただね、買い逃したくないものもあるからね、空港の免税店に置いてなかったら…と思うと、判断は難しいところ。

 

番外編:スーパーマーケットで買えるおみやげ

普段であればお土産物の宝庫であるスーパーマーケットは、今回は活用が難しかった。というのは、アイスランドは自然環境の厳しい国なので食料品に占める輸入品の割合が高いのだ。生鮮食品や乳製品、パンなど国産のものももちろんあるけど、お土産物にしやすいお菓子や調味料、ジャムなどは輸入品が多かった。私自身、バターと

そんな中、Kronanでとっても良い表示を発見!

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値札の左上に、アイスランドの国旗が表示されている。これはどうやら国産商品のマークらしい。アイスランド産かどうか見分けやすくて良かった。

輸入品と言ってもフィンランドデンマークなど近隣の北欧諸国からのものも多いので、アイスランド産にこだわらなければスーパーにも選択肢はたくさんあると思う。

 

旅の準備と費用 アイスランド編

旅行に行っても結局いくらかかったのかを曖昧にしたまま過ごしてきてしまっていたので、自分自身への備忘と、どなたかの参考になるかもしれないので書き残しておく。こういうのって後から読み返すとけっこう面白いのよね。

コロナ禍で海外旅行ができない数年の間に40代に突入し、気力・体力の変化を感じている。無理や我慢が効かなくなったし、安全や快適性にも保守的になり、そのぶん費用はどうしても割高に。

 

飛行機①羽田ーフィンランド往復 74,190円(諸税・手数料のみ)

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アイスランドは日本からの直行便がないので、今回はヘルシンキで乗り継ぐ。羽田ーフィンランドの飛行機チケットはマイレージを使って入手した(70,000マイル、プレミアムエコノミー)。空港使用料だとかの手数料や税金もろもろの自己負担がこの金額。

ロシア・ウクライナ戦争の影響でフライト時刻の変更あり。ヘルシンキが「日本から一番近いヨーロッパ」とCMで謳われていた時代が早く戻ってきてほしい。

 

飛行機②フィンランドアイスランド往復 55,671円

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アイスランド航空のホームページから直接予約した。約3ヶ月前の予約、手荷物1つ(8kgまで)預入荷物1つ(23kgまで)のチケットが231ドル、諸税・手数料が147.9ドルで合計378.9ドル。

アイスランド航空は、LCCのように預入荷物の有無や機内食の選択で値段が変わる。

 

ホテル代 138,075円

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Booking.comで約3ヶ月前に予約。Genius割あり。

ヘルシンキのホテルが1泊112.5ユーロ(朝食付き)、レイキャヴィクのアパートメントが6泊735.26ユーロ(一週間前までキャンセル可)。

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アパートメントはミニキッチン付き。オーロラ鑑賞ツアーで夜間行動が多いのと外食代がかなり高い想定だったので、身の回り品の管理(防犯)に気を使わず、静かな部屋でゆっくり眠り、好きな時間にごはんを食べる生活がしたかったのでアパートメントを借りた。

 

観光ツアー 65,984円

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・オーロラツアー 9,972円(2回分申し込んだので19,944円)

・ゴールデンサークル&オーロラツアー 18,517円

・ヨークルスアゥルロゥン氷河湖への日帰りツアー 27,523円

Guide to Icelandで予約。ブルーラグーンは入場料とバス代で2万円ぐらいだったけど火山活動の影響でクローズしたためキャンセルになった。

オーロラツアーは見られなかった時は振替再予約が可能なことは知っていたけど、明日!とかだともう空きがないパターンもあると聞き、チャンスを逃したくなかったので安全を取って合計3回分の予約をした。結果、ちゃんと見られたのが1日だけだったので2回分が未消化になっている。2年以内であれば再参加可能だけど、さすがにちょっと難しいだろうなぁ。

 

交通費 16,773円

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ヘルシンキ1日交通券 €11(1,826円)

・ケプラヴィーク空港ーホテル(往復) 10,858円

・電動キックボード 3,779kr(4,089円)

 

雑費 7,320円

海外旅行保険…4,620円

JALのホームページ経由で、手持ちのクレカの上乗せとして契約した。保障内容はそこそこリッチ。

・eSIM…2,700円

15日間6MB、Amazonで購入。ツアー参加が多いので、何かあった時に電話のできるものにした。

 

食費 20,335円

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スーパーで買った食材からカフェまで、記録と記憶にある限り足し算してみた。なんせ物価の高い国々であるし、悪くない結果かなーと思う。

なお私は美味しいものは好きだけどグルメではなく、毎日同じようなものを食べても割と平気で、初日に買ったハムとチーズを最終日まで食べ続けてもそんなに苦にならないタイプ。

 

総額 378,348円

本来、最も高額だったであろう日本ーヘルシンキ間の航空券代が入っていないのにこの金額というのはなかなか…。もしJALで普通に乗ろうとすると、航空券だけでもエコノミーで20万円、プレエコなら30万円ぐらいかかるはず。私の周囲にアイスランドに行ったことがある人が全くいないのも納得だ。

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帽子やブーツなど、この旅行のために買った品物もあるし、自分と周囲へのお土産代まで含めればもっと金額は大きくなる。最初はなんとか安くできないかと色々考えたけど、世界最高レベルの物価高に強靭な大自然、敵うわけがない。変にケチって後悔したくない!と、最終的には開き直りに近い状態だった。

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とはいえ、節約しようと思えばできるポイントはいくつかある。まず航空券はスカイスキャナーで探せば往復20万を切るものがある。現地費用も、オーロラツアーは振替をうまく生かせばもう少し安く済ませられただろうし、共同キッチンの使えるホステルに滞在すれば宿泊費は半額以下になるので、ある程度慣れた人ならばそれほどハードルの高い旅先ではないと思う。

コロナ禍で海外へ行けなかった期間のことを思えば、大枚をはたく価値のある旅行だったので後悔はしていないよ!

アイスランドの旅 7日目

3:00 起床

最後のオーロラツアーから帰宅後、荷造りをして一時間半ほど眠り、4時のバスに乗るために起きる。思ったより元気だ。

こんな早朝でもバス停には10人ほどの乗客がいた。空港へのシャトルバスを予約した時に時間も指定してあるので、ピックアップバスが来た時に名前を言えばそれだけで乗ることができる。BSIターミナルで大型バスに乗り換え、空港へ向かう。旅の終わりが近づいている。

 

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着いた時はあかぬけないと思ったケプラビーク空港、夜に見るとガラス張りで美しかったのに衝撃を受けた。


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ケプラビーク空港のサイズ感は那覇空港ぐらいだろうか、あまり大きくはない。昨日のうちにオンラインチェックインを済ませておいたので、搭乗券を読み込ませ手荷物タグを発券する。


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前に並んでいた人のリュックが可愛すぎて隠し撮りしてしまった。ワッペンやシール貼りまくってて可愛い!

手荷物タグを自分で貼り、手荷物預けのベルトコンベアへ行き、自分でベルトコンベアに乗せて、バーコードをスキャンする。問題がなければ荷物はベルトコンベアで吸い込まれていく。チェックイン関連は全部機械がやる時代になったんだなと今回の旅で実感した。

なお、スーツケースは18.8kg。アイスランド航空の預入手荷物(有料)は23kgが上限なので、一安心。

 

出国手続きは2階で行う。アイスランドの出国手続は非常に簡単で、パスポート出したっけな?ぐらいな感じ。もしかしてアイスランド発着の飛行機は全てシェンゲン条約地域なんだろうか?ほとんど時間をかけることなく、免税店エリアにやってきた。


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出国後すぐ、お菓子とお酒、コスメや香水などのエリア。

アイスランド土産として著名なOMNOMのチョコ。私は景色の写真がパッケージになっている方がいいので、こちらは買わず。


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このノイシリウスのチョコレートがいかにもお土産物で好き。スーパーでも買ったし、ここでも個包装バージョンを買い足した。


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お菓子・お酒エリアを過ぎ、食事・アイスランドブランドエリアへ。出国後エリアもシンプルで分かりやすい。

 

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右は66°North、正面はアイスランドシープの膝掛けだとかI LOVE ICELAND的なTシャツだとかステッカーなど雑多なお土産物を売っているお店。

BlueLagoonと66°Northで自分へのお土産を買った。

 

7:30 ケプラビーク空港 出発

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行きは80%以上の乗車率だったが、帰りは50%を切っていたと思う。3列シートを独り占めできてとっても気楽。


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雨が降ってきた。さよならアイスランド、楽しかったよ。オーロラを見せてくれてありがとう。


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アイスランドは、人が住んでいるところと住んでいないところがくっきり分かれている。街を出てもダラダラと住宅地が続くようなことはあまりない。人は人の領分で寄り添って暮らし、自然を大切にしている。空から見るとそれが良くわかる。


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まだ暗いうちならもしかしてオーロラを見るチャンスがあるのではと窓側を陣取ったものの、星は出ているがオーロラは出ていなかった。

 

13:15 ヘルシンキ・ヴァンター空港 到着

特になんの問題もなくヘルシンキへ到着した。アイスランド航空とヘルシンキから乗るJALはアライアンスなどの関係性がないので、乗り継ぐ場合は一旦荷物を受け取り、再度預け入れる必要がある。シェンゲン条約内なので出国手続きがなく、あっという間に到着ロビーに出た。ケプラビーク空港で買ったお土産とダウンコートをスーツケースにしまい、薄手の上着とストールを取り出して荷物整理を済ませる。JALのチェックインカウンターに行ってみると誰もいない。ヘルシンキ空港のJALカウンターは出発時刻の2時間40分前にオープンするとのこと。17:15出発なので、14:35まで待たないといけない。なるほど、日本ならJALは四六時中飛んでいるからカウンターが空いていないことなどないけれど、こちらでは一日数回だもんね。

 

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そうかそうか、ならばこれをやっておやつを手に入れよう!

ヴァンター空港の入り口近くにある、空港を使う人なら誰でも通りがかるエリアにあるスーパー。グミやナッツの量り売りエリアが妙に広く、値段も€9.98/kgと格安。日本の半額ぐらいな気がする。これは隠れた名所だ…!!

もう十分過ぎるほどに大人だから好きなだけ買っちゃうもんねーと手当たり次第入れてみたが、結局250gぐらいだった。我が身の小物感を再確認。

 

ヴァンター空港のJALチェックインカウンターはファーストクラス、ビジネス・プレエコ、エコノミーと3つに分かれている。一番乗りで手続きした。スーツケースは先ほど荷物を詰め直した影響で19.8kg。うおお、重い。一般的な制限の23kgって、普通体型の日本人女性だと荷物に振り回されるよね。私は大丈夫だけど。

フィンランドの出国は面白くて、まずアイスランドとへ向かった時と同じ保安検査場を通り、シェンゲン条約国行きのゲートがあるレストラン&ショッピングエリアに出る。非シェンゲン条約国発着のフライトは特定のゲートに限られていて、そのエリアに入るためのパスポートコントロールがあり、出国手続きをする。そのあとまたレストラン&ショッピングエリアがあるという構成。保安検査を通ったからと油断していると、出国で時間がかかった時に大変なことになるので要注意。

ちなみにマリメッコは非シェンゲン条約国エリアの方が広くて品揃えも良かった。もう買いたいものもないので、ラウンジに向かう。フィンエアーラウンジとプラザラウンジの両方が使えるようで、プラザラウンジの方に行ってみた。

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ラウンジはあまり広くなく、人もそこそこいた。食事はビュッフェで、豪華というより社食っぽい雰囲気。

ここで写真の整理などしていた時、アパートメントから昨日来たメールを思い出した。確かチェックアウトしたらURLを押せとかなんとか書いてあったような。メールを探してURLをクリックすると「チェックアウトありがとうございました」とのメッセージが出た。えっ、マジか!

借りていたアパートメントのチェックアウトは10時、今はアイスランド時間で13時半。もう3時間半過ぎている。ハウスルールを再確認すると、延滞料金は€25/h。てことはすでに€100支払は確定?…冷や汗が出てきた。

…。いやいや。で、でも今気づいて良かった。それこそ日本行きの飛行機に乗ってしまった後だったら、とんでもない額になっていただろう。

乗る前に気づいて良かったよ、うん。

(注釈:このブログを投稿した時点ではまだ請求されていません、どうなるのかな…)


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と、うまい具合に自分を納得させ、ごはんもコーヒーもしっかり補給させてもらい、ラウンジを出てゲートに向かう。出国手続きをした後もかなり長い距離を移動することになるので、時間に余裕を持って移動したほうがよさそう。移動中にムーミンカフェを発見。今日はラウンジに行ったけど、ここも行ってみたかったな!

 

17:15 ヴァンター空港離陸

行きと同じく帰りもプレエコ。今日はラッキーにも隣が空席だったので、通路側席から窓側席に移動させてもらい、足元の荷物を横に置いて超のびのびと席を使わせてもらった。

今日はフライトアテンダントさんがやってきて、自己紹介と「いつもご搭乗ありがとうございます」と挨拶をされた。こちらの名前も呼ばれるので、匿名性が剥奪されなんとなく恥ずかしくなった。もちろん航空会社側が私の個人情報や利用歴などを把握しているのは知っているし、変なこともしていない。それでも例えば「この人、口開けて寝てるわ…」とか思われた時に個人が特定されているのって、なんか恥ずかしい!

しかし往路では挨拶がなかったけど、どういう時にある(もしくはない)んだろう。時間の余裕かな。

 

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機内食1回目はヨーロッパらしいメニューだった。マッシュポテト!フルーツがあるのも嬉しい。やっぱ行きの機内食はイマイチだったなー。普通のやつがいい。食後にはアイスももらえる。

疲れているのだろうか、ほんの少し体調が悪くて軽い頭痛と怠さがある。腰痛の予防(?)も兼ねて鎮痛剤を飲んでいるせいか、トロトロとした眠気が抜けず、離陸直後から寝たり起きたりを繰り返していた。支給されたアイマスクが素晴らしく役に立った。うどんですかいもいただく。


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2回目の機内食も、ある意味食べ慣れた昔からあるタイプの機内食。好き!硬いバターをパンに挟んで、紅茶と一緒に食べるのが好き。

 

14:20 羽田空港第3ターミナル到着

特にトラブルや遅延もなく日本に帰ってきた。日本はアイスランドに比べると遥かに暖かいが、感覚が狂っていて寒いのか暑いのかよくわからない。今日は土曜日、明日までに荷物の片付けや洗濯をして、週明けから日常に戻る。何度も旅行しているせいか、日常に戻りたくない!と感じることは実はあまりない。

今回はとにかく久しぶりの海外旅行で、何もかも刺激的ですごく楽しかった。私の中でコロナ禍がやっと終わった気がする。オーロラはもちろんアイスランドの自然は美しかった。そして今後も長距離路線ではプレエコに乗りたい!

さて、次はどこへ行こうかな。

 

アイスランドの旅 6日目 帰国の準備、第5回オーロラ鑑賞ツアー

9:00 起床

今日は夜にオーロラ鑑賞ツアー(2日目の振替)があるが、それ以外は特に予定がない。明日早朝に帰路に着くため、荷物のパッキングやお土産集めをするだろうとあえて何も予定をいれなかった。

昔の私だったら旅先でこんな時間の使い方もったいない、時間の限り何かしようと思っただろう。最近は、その時の気分でやりたいことや自分が心地よいことをするのもいいじゃない、と思うことが多い。

あと現実問題として、この時期のアイスランドは朝9時は日の出前は真っ暗なので、観光地巡り的な行動はしづらい。

 

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昨晩食べきれなかったフィッシュ&チップスのポテトを持ち帰ってきたので、フライパンでシャッキリさせて朝ごはんの一品に。なんか豪華に見える!!

 

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まあ散歩ぐらいしようじゃないかということで、スーパーへ向かう。スーパーばっか行ってるなと思うけど、好きなんだよねぇ。途中にあった家の壁画がかわいかった。


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特になんということのない街並みの写真が、観光名所の写真よりも後からグッときたりする。


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Kronanに来た。このスーパーはサンドウィッチなどチルド食品のほかに、温めれば食べられる系のパックもたくさん売っている。こういうのイギリスでも食べたな。レイキャビクのランチは3,000Krから、夜はそれ以上が外食相場だけど、キッチン付きの宿泊施設に滞在すればこういう半調理食品を活用して食費を抑えることは可能だと思う。

めでたくオーロラも見れたことだし、大手を振ってオーロラの写真がついたチョコレートを買う。


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アパートメントに戻って昼ごはん。SEABARONのロブスタースープが美味しかったので、Kronanでシーフードスープを買ってみた。色は似てるけど味はエビがそんなに強くない。そりゃそうか。右は日本から持ってきた、確か会社で非常用備蓄の入れ替えがあった時にもらったアルファ化米。常食する気にはならないけど、災害時の緊急ごはんとしては十分な美味しさだった。平時に試しておくのは大事よね。

 

HOPPが気に入ったのでまた乗って、あてもなく街を走ってみる。明るい時間が限られているので、10時〜16時頃は外に出るようにしていた。


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ロシアチックな建物発見。アイスランドとロシアは昔から色々あるらしい。距離が近いと、仲が悪くても付き合いをなくせないし難しいよね。


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レイキャビクで一番歴史のある学校らしい。ヨーロッパらしい雰囲気。

ところで最近の日本のどこを見ても画一的な建物はあれなんとかならないのかね。味も個性も文化の香りもない、どこに行っても同じようなものばかり。ほんとつまらない。小学校にあった木造校舎は良かったなあ。


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チョルトニン湖にまた来た。街のすぐ近くに湖があるって素敵だなーと、この湖を見ると思う。日本で街中にある水場と言ったらせいぜいお城のお堀ぐらいかな。今度は逆方向で一周する。今日は白鳥が岸近くにいっぱいいていい感じ。


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誰か座っているのだと思ったら彫刻だった…!!これ結構驚く。


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チョルトニン湖の近くは旧市街とでもいうのだろうか、古くて可愛い建物がたくさんあって、見ているだけで楽しい。これは国会議事堂らしい。小さいね!そしてぱっと見、警備員などもいない。民主主義発祥の地はやはり民度が高いのだろうか。


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ただのICEWEARのお店もなんだか可愛い。そろそろ30分近く乗っているので、ここからは歩くことにする。


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日本では絶滅したと思われるフライングタイガーがあった。久しぶりに見たら、キッチュでこれはこれで可愛い。ヨーロッパと日本では建物の建材も内装も窓の大きさも違うから、こちらでは可愛く見えても日本だとチープに見えちゃうのかなーと思ったり。


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ポンチョめちゃくちゃ可愛い!欲しい!と思ったけど、実際いつどんなタイミングで着るかを思い浮かべることができず、結局買えなかった。空港で見かけた人は、小さいハンドバッグを持っているだけだったた。ショルダーバッグやバックパックにポンチョを合わせるのは難しいのかな。ファッションに詳しい人なら上手く使えるのかも。

 

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夜に備えて仮眠をして、夜ごはんは昼に続いて日本からの持ち込み食品を消費する。旅を振り返ってみれば、買い物する時間も十分あったし持ち込みがどこまで有効だったかは分からない。ただ、環境の違うところで一人旅となると、万が一体調を崩した場合などはこういうのが役に立つこともあるので、使わなかった=不要でないのが難しいところ。今回はスーツケースが大きくて、これくらいの余分なスペースはあったのでOKかな。

 

20:30 オーロラ鑑賞ツアー

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今日のオーロラ予報は【low】。しかし一昨日なかなかのオーロラが見られた時は【Modelate】だったし、【High】【VeryHigh】でも出ない日があったので、これだけで諦める必要はないと思う。

今夜の観測場所はもうすっかりお馴染みになったシングヴェトリル国立公園、場所も前回とほぼ同じ。

せっかくなので前回陣取ったマンホール&コンクリートエリアを探し、カメラをセッティングしてしばらくすると、ガイド氏が「オーロラ出てるよ!」と声をあげた。

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あ、確かに少し出てるかも。頭上は晴れているのだけれど、オーロラの光が弱い上に地平線付近は雲があって見づらい。肉眼だとオーロラと雲の区別をつけるのは少々難しい。周囲の反応も芳しくない。雲がどいてくれればきれいなオーロラが見られそうなのに!

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しばらくするとカメラにもそれなりに映るようになってきた。かなりしっかりしたオーロラが出ている気配はあるが、なんせ雲の向こう。写真を撮るとその状況がよくわかる。これは雲がどいてくれないとどうにもならない。うーん、これは果たして見えたと言えるのか?シャッタースピードやISOの調整でどうにかなるものではない。先日それなりのものを見てしまったため、目が肥えているかも知れない。早々に写真撮影は諦め、タイムラプス撮影に移行した。


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タイムラプスは初期設定の2秒300回で撮影していて、600秒=10分間撮影するんだけど、その間2秒おきに写真撮影が終わった時と同じように液晶に画像が表示され、シャッターを切る時に暗くなり、また液晶に画像表示で明るくなる。

こういう暗いところだとカメラが点滅を繰り返しているように見えて人目を引くようで、今日は参加者に話しかけられてしまった。

「そのカメラって写真?それともビデオ撮影してるの?結構綺麗に撮れたりする?私の携帯だとオーロラが全然写真に映らないんだよねぇ…」みたいな話から、いやこれはタイムラプスで…みたいな説明をすると、なんせタイムラプスの撮影中は特に何もやることがないのでこちらが話相手になると思ったのかガンガン話しかけてくる。で、動画が欲しいというので撮影が終わるまで横で色々喋るわけ。聞けば彼女はニューヨークから来ているらしく、同行の友達も寄ってくる。

私の英語力はかなりプアで、自分の要求を必要な時に伝えることぐらいはできるけど、こういう雑談や会話を何往復も楽しめるレベルではない。早口で有名なニューヨーカーの質問攻めにとてもではないけれど対応できず、「あまり英語が得意でないので、ゆっくり喋ってもらえます?」というやつをとうとう言ってしまった。

もちろんそう言えば彼女たちはゆっくり(しかも簡単な単語で)話してくれるし、お互いに「ゆっくりってば!」みたいなことを言い合って気遣ってくれるんだけど、そうなると向こうもあまり話しかけたら可哀想かな…みたいな雰囲気になってどうしても会話が途切れてしまう。

こういうことがあると、あーやっぱりもう少し英語を勉強しないとなぁ…と思う。


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オーロラが出始めてから1時間はたっていないかもしれないが、雲が動きそうにない様子だからか、ガイド氏からバスに戻るように言われた。

私のオーロラチャレンジは今夜が最後だ。今日の雲は残念だったけど、4日目にしっかりしたオーロラを見たせいか悔しいという気持ちはない。

バスの中は微妙な雰囲気だったけど、今日は見られなかったものとして振替になるらしい。有効期間は2年だと言っていたけれど、さすがに2年以内にアイスランドを再訪する可能性は非常に低いなぁ。

 

0:25 帰宅

帰りのバスの中で前上司からLINEが来た。出発前に「オーロラの写真が撮れたら送る」と言ったのをすっかり忘れて最終日を迎えてしまった。明日早朝に空港行きのバスに乗るので起床時間や睡眠時間を逆算しながらいい感じのところでLINEが終わるよう気をつけながら返事をした。オーロラの写真は随分良い反応だったので送って良かった。