ちょっと旅してくる

わが身ひとつで気ままに生きる。

金沢の旅 2日目

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窓を開けると雪景色。うう〜寒そう…。これを見越して、今日はホテルで少しのんびりしようとチェックインした時に朝食1,980円を追加した。


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金沢おでん、手巻き寿司、生麩、金時草のサラダ、金沢カレーなど、名物尽くしのメニュー!生麩は普段なかなか食べる機会がないので嬉しかったなー。あと写真に写ってないけどほうじ茶ババロアが美味しかった。ゆっくりたくさん食べた。

 

兼六園

10時過ぎホテルをチェックアウトし、駅のコインロッカーに荷物を預け、バスで兼六園へ行く。

昨夜、雪が降るのはわかっていたので、もしかして雪景色の兼六園が見れるかも?と昨日行かずに今日にしたのだ。期待が高まる。

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おおお、いい感じ!ちょうどいい具合に積もっている。雪吊りされた松の上こんもり積もっているのが見られたら最高だったけど、それほどに降ったら極寒で行動できなそうだし、これぐらいがちょうどいいと思っておこう。


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日本三名園の名前は伊達じゃない、これだけ広い日本庭園はなかなかお目にかかる機会がない。整備も行き届いているし、あちこちから見る景色がどれも綺麗だった。お寺のお庭とは作りが違うのも面白い。

 

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看板の上に、誰かの作ったかわいい雪だるまが載っている。

 

金沢城
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兼六園の隣にある金沢城に行くと、雪がちらついてきた。綺麗な景色に雪が舞うのは本当に美しい。「加賀百万石」という呼び名の通り、江戸時代の金沢は東京・大阪・名古屋と肩を並べる大都市だったそうだ。金沢城の石垣の高さや規模を見ていると、それが実感できる。今は天守閣もなく、いくつかの建物が割と最近再建されているのみだが、往時はかなり大きなお城だったんだろう。見てみたかった。


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少し座って休憩したい。ツアーを申し込んだ時にセットでついてきたクーポンを使おうと、鶴の丸休憩所へ。

 

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クーボンで注文可能な「豆皿御膳」。コーヒーにお菓子2つと押し寿司1つがつく。朝ごはんをたくさん食べたので、これぐらいでちょうどいい。

鶴の丸休憩所は城内のとても良いところにあって、再建された建物がよく見える。雪がハラハラと降る様子が美しくて、写真を撮るのも忘れてただただ眺めていた。

 

和菓子作り体験
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金沢は和菓子が有名だし、1月の金沢は寒くて一日中外にいるのは厳しいんじゃないかと思っていたので和菓子作り体験を予約してある。

普通の和菓子屋さんでもできるところは何箇所かあったけど、私が選んだのは金沢城兼六園から徒歩数分のところにある「石川県観光物産館」。便利な場所だし、3種類の和菓子が作れて、1つおまけがもらえて1,500円というお手頃価格!


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材料はこんな感じで、グループごとに揃えてあった。隣のグループとは十分な距離があり、コロナ的な意味でも安心。


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練り切りは、練ると白くなるって知ってた?私は初めて知った!絞りの和菓子はただしわくちゃになるだけで全然綺麗にできない(笑)


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梅の花の花びらは、定規みたいな器具で下から上に線をつける。これはけっこう上手にできた!


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金ザルに押し付けて、あんこの「そぼろ」のようなものを作り、それをあんこ玉に植え付けて行く。


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40分ほどで出来上がり!練り切りがどう作られているのかはなんとなくわかってはいたけど、具体的な手順とかまでは考えたことなかったのですごく勉強になった。例えば梅の花は、黄色いおしべを小さくする方が上品だとか、なるほどなーということが多くて面白かった!

 

尾山神社

石川県観光物産館から金沢城をぐるっと回り、和洋折衷?の不思議な門?があるので有名な尾山神社に来た。

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ジブリの映画に出てくるような、色々な文化と素材が混ざって使われているとにかく不思議と表現するしかないこの建物、作られたのは明治に入ってからと書いてあった。こういう「先進の気鋭」的なものがあるのを見ると、江戸時代の金沢は力があったんだろうなーと思う。


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境内に、撮影スポットのような枠があったので撮ってみた。尾山神社前田利家と妻を祀っているそうだ。昔「利家とまつ」っていう大河ドラマがあって、主人公に妻が含まれている大河ドラマを見たことがなかったので、すごく印象に残っている。

 

帰ります

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見たいところは見た!時間もあるので、尾山神社から金沢駅まで歩いて戻ることにした。今日は寒いけれど、昼過ぎに雪がやんでそれ以降は晴れていたので、歩いていればまあなんとか耐えられるぐらいの気温だった。

金沢駅能登牛のお弁当を買い、かなり早めのバスで金沢空港へ向かう。出発まで1時間半ぐらい、ラウンジでお弁当を食べながらゆっくりした。帰りも時間通りに出発、席もだいぶ空いていた。

 

おみやげ

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私の中で、金沢と言ったら不室屋!宝の麩を初めて見た時の感動が忘れられない。今回はカラメル系に味付けされた「おやつ麩」、あんかけの素、豪華版宝の麩である「金の宝の麩」、普段の味噌汁を豪華にしようと梅の形をしたバラ売りの麩を買った。おやつ麩は口の中でフワンととろけてあっという間になくなる。これは美味しいし、新しい食感!箱も可愛いし、お土産におすすめ!


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それと今回初めて知ったんだけど、金沢は水引細工も有名らしい。来月友人の結婚式があるので、ご祝儀袋を買ってみた。もういい年齢なので、あまりガチャガチャしたものよりこれぐらいシンプルなものでいいかなと思う。


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金城巻と蓮根餅。どら焼き系のお菓子と、羽二重餅系のお菓子。どれも美味しかった。蓮根餅は泥臭かったりするかなと期待したけど全然そんなこともなく、上品なお餅だった。バラ売りしていたのも嬉しい。

 

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金沢21世紀美術館のおみやげ。右上は鉛筆の頭に植物の種が入っていて、鉛筆がちびてきたら土に挿すとそこから植物が生えるんだって!知人の子供へあげようと思って購入。左下は大豆の甘納豆。これはちょっと期待はずれかなー。私は昔ながらの砂糖がジャリッとするような甘納豆が好き。右側はシーラカンスのミニタオル。シーラカンスが可愛かったので即決。


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ひゃくまんさん、すごく可愛くて色々欲しくなっちゃったんだけど実用性のないものを買うのにものすごく抵抗がある性格なので、お醤油買った!もうじきなくなりそうだったからちょうどいいかなと思って。でも製造元はちゃんと金沢のお店だったよ。

あとマスキングテープも買った。マステは社給PCに貼って汚れ防止にしているから、それなりの量をそれなりのペースで消費するのだ。


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金沢文鳥。ねーもう、この見た目のかわいさったら!中身は羊羹で、ドライフルーツとか色々入っててボリュームもあるし、お茶菓子に最適!

 

まとめ

金沢は食事も美味しいし、適度な名物もあるし、狭いエリアに見所がギュッと詰まっているから一泊二日でもエンジョイできるし、お土産もたくさんあるし、東京からの距離もそれほどないし、すごく楽しかった!旅行先として人気があるのが本当によくわかる。

難しいのは天気かな。春夏秋はわからないけど、冬は運次第。私が行った時も全然天候が安定しなかったし、翌週は大寒波で飛行機ダイヤがめちゃくちゃになっていた。

他の季節にまた行ってみたいな!