オーロラを見に、アイスランドへ行く。
当初は2020年9月に予定していたがコロナ禍でキャンセルになり、コロナ明けの海外旅行第一弾はやはり3年前の雪辱を果たさねばなるまい!ということで、改めてアイスランドへ向かう。3年前は同行者がいたが、今回は1人。
6:25 羽田空港到着
金曜日の早朝。出発フロアは割と混雑している。事前にオンラインチェックインはしておいた。
預け入れ荷物の自動機はフル稼働していたが、行列は長かった。制限重量をオーバーしている人が多くて、機械は融通を利かせてくれないのでその場で中身を出して手荷物に移していて、その間場所を占領しているから。
私も今回は荷物が多い自覚があり、でも32kgまでは大丈夫なはずだから…とドキドキしながら荷物を乗せたら17.5kgだった。ホッ。明日のアイスランド航空が23kgなので、今日オーバーしていたらやばいのだ。
保安検査はまあまあ並んでいたけど、その前のパスポート確認や出国審査が顔認証の自動ゲートになっていて、先に登録しておくとショートカットできるところもあり、昔に比べてずいぶん時間が短くなった。とはいえ空港到着から出国まで30分はかかったと思う。
免税店でマニキュアを一本買い、朝ごはんを食べにさくらラウンジへ向かう。オープン直後のラウンジは空いていて気持ちがいい。
食事は注文方式。少しでも野菜を摂っておこうと悪あがきをする。パンじゃなくてご飯にすれば良かったかな…と思いつつ、でもオニオンスープといったらパンにつけて食べたいし、栗あんぱんが美味しかったので良しとする。機内食も乗ったら割とすぐ出るしね。
長いフライトに備え、ひと気のないエリアでこっそり水筒にお湯を入れ、紅茶を作る。
現地で使うeSIMをアクティベートし、オプショナルツアーの予約を追加していたらあっという間に登場時間が近づいてきた。けっこうバタバタだ。
8:05 搭乗開始
コロナ期間にギックリ腰をやらかしてからのしつこい腰痛、その余波で坐骨神経から来る膝の痛み…と全然万全ではない体調のこともあり、今回はプレミアムエコノミーを予約した。
事前情報ではエコノミーとあまり変わらないような話も聞いたが、けっこう立派!
タオル地でできたふわふわのスリッパが嬉しい。これはお持ち帰りしてホテルで使おう。
プレエコはシャンパンが出るので、せっかくなので頼んでみた。機内食はエコノミーと一緒なはずで、けっこう攻めたメニューだった。蓮根のしんじょうとイカ明太って、外国人にはけっこう謎な食べ物なのでは。
シートのサイズ感は国内線のクラスJより気持ち余裕があるくらいだけど、座席のリクライニングが深いのと、しっかりしたフットレストのおかげで体はかなり楽。とはいえ、あまり長く寝られず「モアナ」と「トップガン・マーヴェリック」を見た。
もう若くないのであるし、長距離線は今後もプレエコ乗りたいなあ。
軽食にうどんですかいが出た!初めて食べたかも。外国人はほとんど取らず、逆に日本人はほぼもらっていた。日清だもん、美味しいに決まってるからね。
二回目の機内食は無印良品監修の八宝菜、春雨サラダ、杏仁豆腐。おいしかった!
こういう普通のやつが一番いい。
14:30 ヘルシンキ ヴァンター空港到着
アイスランドへ行く飛行機に当日乗り継ぎができなかったので、ヘルシンキで一泊する。といっても中途半端な時間に到着して明日も中途半端な時間に出発するので、ヘルシンキでできることはほとんどない。ちょっと買い物するぐらいかな。街の大まかな作りは覚えているけど、空港は新しくなったようで、初めて来た場所だ。
アナウンスによると外気温は3℃とのこと。けっこう寒いなぁ。ほとんどが乗り継ぎ客だったらしく、誰もいない到着エリアに一人で進んでゆく。
eSIMのセッティングをしながら入国審査を待つ。前に並んでいたインド人御一行が全く捌けず、終わった頃にはすでに回転テーブルも止まりスーツケースが放置されていた。まあ、あの乗り継ぎ客の多さでは降ろす荷物も少なかったんだろう。
以前来た時にはまだなかった、空港からの電車でヘルシンキ市内へ向かう。24時間有効の1デイチケットを購入。とにかく日本からのクレカ決済が何度となく跳ね返されたので券売機でカードが使えなかったらどうしよう…とドキドキしたが、拍子抜けするほど問題なく使えた。日本での不調は一体なんだったんだろう。
車内にいる人はそこそこに冬装備だ。私もコートを引っ張り出して着てみるも、まだ体感が日本なのか妙に暑く感じる。
雨が降っているし、何をするにも大きなスーツケースが邪魔なので、まずはホテルへ行く。
16:00 ホテルへチェックイン
一泊だけのヘルシンキ、せっかくなので北欧っぽい綺麗そうなところにしてみた。Scandic Helsinki Hubという、ヘルシンキ中央駅からトラムで3つほど行ったところにあるホテル。ロビーがおしゃれで、北欧に来たなという感じがする。
部屋の雰囲気、いい!こういうの好き!消耗品系のアメニティはほとんどない。大抵のものは持ってきているからいいけど、お茶も淹れられないのは残念だ。しかしミニバーは信じられないほど高く、早速日本から持ってきたペットボトルの水を飲む。
大通りを歩いて買い物に行く。マリメッコのアウトレットに行こうかと思っていたが、今から行くと1時間も見られない。焦って余計なものを買ってしまいそうで、それはちょっと違うなと思って普通のお店に行くことにした。
カンピセンターでお買い物
マリメッコにて、いいなと思っていたウールのカーディガンを試着。割引キャンペーンが開催されていて安く買えるチャンスだったけど、肌に直接触れると痒くてやっぱりダメだった。最近リネンが着られるようになったのでもしかしたら…と期待していたんだけどね。試着室のハンガー掛けが、マリメッコロゴで可愛い。
久しぶりの長時間フライトで疲労感があり、店に入る気になれなかったので、夜ごはんはカンピセンターのスーパーマーケットで買ったMuromachiSpecial(「室町スペシャル」か?)と書かれたお寿司€12.99。フィンランドのサーモンは美味しい。そしてまだアイスランドに着いてないけどスキールを食べる。柑橘とグァバを混ぜたような炭酸ジュースとあわせて約€16。フィンランドの物価からすれば夜ごはんにこの金額は全く高くないが、外食ならともかくスーパーで買うなら1,000円ぐらいに納めたいところ。
このホテルはサウナがあるのでそちらに行くつもりだったけど、バスタブ付きの部屋にしてもらえたので今日はお湯に浸かってのんびりすることにした。日本人泣かせの、ものすごい高さのバスタブだった。
明日はレイキャビクへ移動する。
価格:220円 |