この『ユル金』シリーズは、コロナが収束して旅に出られるようになるか、仕事がとんでもなく忙しくなるか、私が飽きるか、全ての試算が終わるまで続ける予定。
前回の話はこちら↓
snusmumriken2016.hatenablog.com
昔から根拠なく「35歳ぐらいで死ぬ」と信じていたので、老後資金なんて関係ないねと思っていた。しかし時は流れ、死亡予定年齢を超えたばかりか住宅ローンまで組んでしまっている。完全なキリギリスである。そして助けてくれるアリはいない。
そろそろ年貢の納め時、老後資金の計画をせねばならない。
サルでもわかる老後資金2,000万円問題
世の中が騒然となった老後資金2,000万円問題、すごいざっくり説明するとこんな話なのよね。
60〜65歳の無職夫婦の平均収入(年金含む)は21万円、平均支出26.5万円。ひと月あたり5.5万円、一年で66万円の赤字。
この赤字が平均余命までの30年間続くと1,980万円。←老後資金2,000万円問題
問題は2000万円貯められるかではない。赤字がいくらになるか、収支バランスの問題なのだ。
人によっては貯金が500万円でもいいかもしれないし、2,000万円じゃ全然足りないかもしれない。
要は「危機感を持て」ということ
最初に感じたのは「めちゃくちゃ雑な計算だな」ということだった。終身雇用が崩壊し、生涯未婚率が上がっている中での「平均値」にどれほどの価値があるのか?
つまるところ、目的は2,000万円を貯めさせることではない。自分の親世代と同じような感覚じゃダメだよ!よく考えておかないと大変なことになっちゃうよ!というアピールなんだな。
これはショック療法としては功を奏していると思う。実際私のように色々考え出した人がいるわけだし。
独り身なら半額の1,000万円でいいの?
金融庁の試算は夫婦での計算。では独身なら半分でいいのか?というと、ダメらしい。何かあった時、配偶者や子供にお願いできることをお金でアウトソーシングする必要があるからとのこと。
で、毎月いくら貯金すればいいの?
肝心なのはこれからの貯金の組み立て方法。私の老後生活の補填に2,000万必要なのかはまだ家計簿をつけ始めて数ヶ月なので正直よくわからない。ひとまず2,000万と仮定する。
それと退職金、諸事情あって計算がめちゃくちゃ難しく、いつブチキレて辞めるかわからないので、とりあえず存在しないものとして計算する。
2,000万 ー 手持ちの貯金の額 = 新規積立総額
新規積立総額 ÷ 定年までの年数 = 新規積立年額
新規積立年額から「つみたてNISA」など既にやっている積立の金額を引くと、一年あたり165,000円。ひと月にすると13,750円。
おお、なんか見えてきた感じがする!
まとめ
数年前に始めた投資信託を同額で今後も続け、平均利回り3%で運用できれば新規の積み立ては必要なくなる計算。
資産運用の利回りを加味した数字を計算するのは金融庁のサイト↓が単純でわかりやすい。
株に絶対的な勝ちはないので、余力がある時は別枠で積み立てとこうかなーと。
老後資金2,000万円問題と、不足を補う目安がわかったので良かった!