ちょっと旅してくる

わが身ひとつで気ままに生きる。

2023年のまとめ

旅行のこと

今年の宿泊を伴う国内旅行は金沢、箱根、会津若松、沖縄、山梨、那須、北海道の合計7回。初めて行ったところが多くて、国内旅行も楽しいよな〜ということを再確認した。

海外旅行はアイスランドの1回。久しぶりの海外旅行はとても楽しかったし、やっぱり海外に行くと新しい刺激をたくさん受けられることを実感した。これはしばらく行けなかったからこそ感じたことだと思う。

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家のこと

ソファを買い替えた。今まで使っていたものは買ってまだ3年ぐらいだったんだけど、どうにも体に合わなくて。会津若松のホテルにあったソファがデザインも座り心地もすごく良かったので、似たようなものを探して買った。新しいものはとても気に入ってよく座っている。

必要な家具家電はほとんど揃ったので、断捨離というほどでもないけど不要なもの・使用頻度の低いものを処分したり売ったりして、今の生活によりフィットした状態に整えることを続けている。しかしかなり殺風景なので、同時に部屋の雰囲気を暖かくするものは増やしていきたい。

生活に季節感を取り入れたくて、昨秋から今春までフラワーアレンジメント教室に通っていた。本当に基礎的なことは身につけられたので、今はその経験を活かして玄関に花を飾っている。ただまだわからないことが多いのでまたもう少し通おうかな。

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仕事のこと

3月に人事異動で完全未経験の業務に異動した。ここまでの大きな配置転換が我が身に降りかかることを想定していなかったので、私にとっては大激震だった。新部署はいろんな意味で荒れていてここで働き続けるのは難しいのではと思ったこともあったけど、まあ色々あって今もなんとか働き続けている。

仕事がしんどいと感じた時、私自身の「仕事はあくまで仕事」という割り切りに救われる。この割り切りができるようになったのはそう遠い昔ではなく、ある程度社会人としての経験を積み、少々痛い目に遭ったりしながら得た感覚だった。

働いてお金を稼ぐこと、そのためにできる努力をすること。それはあくまで自分の生活と好きなことをするための資源だ。資源は大切にしなければならないが、資源を得ることが目的ではない。そう考えると、今やっている仕事が自分にとってどういう価値を持つのかが明確になる。

現在の上司は休暇取得に肯定的なので、来年以降の計画を立てるのが楽しい。

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お金のこと

大きな出費は、人事異動の腹いせにブランドもののバッグを購入したのと、あとは旅行ぐらいかな。

ここ数年は「海外旅行も行けないし」と割と潤沢に生活費を使っていたけれど、来年からまた定期的な海外旅行を復活させるつもりなので、収支を引き締めなければいけないね。国内旅行もあまり頻繁には行かなくなるかもしれない。でも休みが取りやすいから行きたいんだけどねぇ。

NISAが新制度になってつみたてNISAの上限が変わったので、金額を調整した。iDeCoは満額、投資信託日本株・外国株は来年以降順次NISA口座へ移転していく予定。ふるさと納税も上限額いっぱいやって、楽しく旅行する原資を作っていきたい。

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まとめ

2023年は久しぶりの海外旅行がとにかく楽しかった。人事異動という社会(会社?)の荒波に揉まれたとはいえ今はなんとか落ち着き、有休休暇も全日消化できたので悪くない一年だったと思う。来年は英語と生成AIの勉強に力を入れたい。

このブログは基本的に私の日記と備忘録なので、他にやるべきことが立て込んだりすると滞ってしまうことも多いのだけれど、そんなとっ散らかった状態でも投稿にはてなスターをつけてくださる方々には本当に感謝しています。いつもありがとうございます!

2024年も引き続き、流されるのではなく、自分の力で泳いでいきたい。

 

アイスランドの旅 5日目 ヨークルスアゥルロゥン氷河湖への日帰りツアー

5:30起床

昨夜の興奮が残っているのか、予定よりもずいぶん早く起きてしまった。今日は氷河湖へ行くツアーに参加する。

バス停まで5分もかからないのに、万が一忘れ物があったら…と思っていつも10分前に出る。吹きっさらしのバス停で余分に待つ5分はきつい。

 

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今日はなんと路上にネコちゃんが!長毛はふわふわ滑らかで、明らかに飼い猫。後からもう一匹やってきた。触っても全然嫌がらない。可愛い…早く出て得した気分。

 

ピックアップバスでBSIターミナルへ行き、乗り換えて出発。今日は座席に余裕があるっぽく、おひとり様でも隣に人が来なかった。今日は800km走る長いツアーなので一人でゆっくりできるのはありがたい。

今日もまだ暗い中からバスが走り始める。ガイド氏によるとアイスランド人はイルミネーションをするのが大好きだそうだ。

「だいたいハロウィンが終わったらクリスマスに向けてイルミネーションをつけ始めます。外すのは、そうですね…2月ぐらいですね」

つまりクリスマスにかこつけて夜の長い時期はほぼ電飾つけっぱなしということだな!そうやって気持ちを上げてるんだろうね。

 

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やっと明るくなってきた。もこもこ羊たち、可愛い。近くで見たかった。

 

10:00 スコゥガフォスの滝

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大きな滝。そんなに近づいていないのに、しぶきがすごい。

 

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滝の凄さより、この滝がある岩山のものすごい大きさに圧倒される。

 

ドライブインでお昼ごはんとなる。あまり時間がないと聞いていたのでサンドウィッチを持っていったのだが外に椅子やテーブルがあるわけではなく、注文しないのにカフェテリアのテーブルを使うのも申し訳ないので、寒いな…と思いながら外で立って食べた。他の参加者もホットドッグを外で食べたり色々だった。

 

14:40 ブラックサンドビーチ

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氷河湖から海に流れ出た氷河のかけらたちが、黒い砂浜でキラキラ光っている。透明度の高いもの、空気がたくさん入ったもの、色々あった。この氷はいつの水が凍ったものなんだろうな。

 

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そうして海へ還っていく。荒波に揉まれる氷河のかけら、なんだか切なくなる光景だった。

 

15:20 ヨークルスアゥルロゥン氷河湖

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氷河が溶けて形作られた湖。川の部分がほとんどなくすぐ海に至るせいか、氷山が意外と動かない。潮の満ち引きで少しずつ海に向かうのだろう。ボートに乗って近づいてみたかったな!アザラシっぽいのが泳いでいるのも見た。

 

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曇りだったのであまり明るい写真ではないけれど、氷河は鮮やかな水色で綺麗だった。海が青いのと同じ理由だとわかっていても、こんな色の塊が湖にどかーんと浮いているのはそう簡単に見られる景色ではない。来て良かった。

この時点で16時半、日暮れに向かっている。バスも帰路に入った。次の街まで2時間、トイレ休憩なしとのこと。

 

18:30 ヴィークの町

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街歩きができるのかと思っていたら全然そんなことはなく、1時間に満たない休憩で夜ごはんを食べる。いや、もし時間があっても真っ暗だし、雨だったから街歩きは難しいか。フィッシュ&チップス2,950kr(3,194円)。フィッシュが柔らかくてとても美味しかったけど、まーとにかく時間がない!せっかく美味しいのに急いで食べなきゃいけないのが勿体無い。ポテトは食べきれず持ち帰ることにした。

 

20:15 セリャランズフォスの滝

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真っ暗なのに滝の見学ってできるの?と思っていたら、ライトアップされていた。この滝は滝の裏側に入れるはずだけど、さすがに暗い中足場が悪いであろうところに行く気にもなれず、外から見学するだけにしておいた。

すごいスケジュールだなと思ったけど、逆に夏ならこの時間でも十分明るいんだろうね。


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待ってる人を煽ってくる系のトイレ。

 

23:00 帰宅

帰りは暗かったせいか、ぐうぐう寝てしまいほとんど記憶がない。アイスランドは一応北極圏で日照時間が季節によって全然違うことは頭ではわかっているのだけど、朝8時でも真っ暗だったり、日の出後1時間ぐらいの高さと薄暗さで太陽が止まりそのまま日没へ進むことなど、体は違和感を感じ続けている。夜もそんなに遅くないのに、暗くなるととにかく眠くなってしまうのだ。私がアイスランドで生活するのはなかなか大変そうだ。

 

アイスランドの旅 4日目 レイキャビク散策&第4回オーロラ鑑賞ツアー

9:30 起床

昨日寝たのは3時、長い一日だった。

今日は元々ブルーラグーンに行く予定だったが火山活動の活発化で施設がクローズしたためキャンセルになり、即時予約を謳っていたVeltraでスカイラグーンのチケットを予約したにもかかわらずチケットが用意できなかったとの連絡が来て、結局予定は何もない。夜のオーロラツアーまで近所でゆっくり過ごすことにする。こういう時アパートメントはいい。好きな時間に出入りできるし、細々とした用事をゆっくり済ませられる。

 

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朝ごはん。野菜が増え、牛乳を買ったので備え付けのネスプレッソが使えるようになった!パンがなくなったから買いに行かなくちゃ。

 

サンボイジャー

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海沿いにある、サンボイジャーという彫刻。アパートメントからもすぐ近く。海に乗り出す船にも、鯨の骨格にも見える。

今日も風が強くて寒い。HOPPという電動キックボードに乗って観光することにした。アプリをダウンロードし利用登録。電話もできるeSIMにしておいたので、SMS認証も問題なし。クレカを登録してすぐ使えるようになった。日本のLOOPやちよくるなどはステーションが決まっていてそこまで行かないといけないけど、アイスランドは「他の交通の邪魔にならないところに止める」程度の縛りなので、結構あちこちに放置されていてすぐ見つかるし、目的地に着いたらそこまででいいので便利!

調べたところ、アイスランドでは電動キックボードは自転車と同じ扱いとのことで、自転車専用道路があればそこを走行するようだ。乗っている人を見ていると、専用道路がない場合は歩道を走っていることが多い。

 

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観光をする、というより電動キックボードに乗っていること自体が楽しい。慣れていないので15km/h以上のスピードが出ないようアプリ上から制限をかけて乗った。実際、街並みを見ながら安全に走行するには10km/hぐらいがちょうど良かった。

 

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気をつけなければいけないのは事故。自分が怪我をするのはともかくとして、他人にぶつかって怪我をさせたり、物にぶつかって壊した時に海外旅行傷害保険の個人賠償責任特約は利用できない可能性が高い(少なくとも私が加入している保険の約款ではそう読めた)。

 

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チョルトニン湖を一周する。湖畔には彫刻がいくつもあって、散歩しながらゆっくり見て回るのも楽しそうだ。


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水鳥(カモメ?)が水面をてくてく歩いているのを見て、凍っていることを認識した。まだ氷が薄いのか、ぱっと見は凍っているように見えないのでちょっと驚いた。

 

SEABARON

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旅先で三食自炊はさすがに面倒なので、一日一回ぐらいは外食でもいいかなと思って良さそうなところを探しておいた。

 

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ロブスタースープ、2,450kr(2,653円)。エビが甘くて柔らかくて美味しい!これは人気が出るのわかるなぁ。もう一回食べに行きたいぐらい。串焼きもすごく美味しそうだったけど、さすがにランチ1回に5,000円は勇気がいるよね。

 

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ハーバーを見て回る。レイキャビクは港町と山の手といった雰囲気がある。この街の雰囲気はとても好き。

 

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今日はKronanというスーパーに行った。こちらはボーナスよりほんの少し、5%ぐらい値段が高いけど店内が明るく綺麗に整理整頓されていて、とっても買い物がしやすい。パンを買い足し、自分へのお土産用にケース入りのバターを買った。3,385kr(3,665円)。

 

20:30 オーロラ鑑賞ツアー

さて、今夜は4回目のオーロラ鑑賞ツアー。1日目の振替枠での参加となる。

 

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天気は良さそうだけどオーロラ予報は3【Modelate】。アイスランド滞在もすでに折り返しとなり、明日参加するツアーは夜までかかるのでオーロラ鑑賞は含まれていない。残るチャンスは今日と最終日の2日だ。

正直、まさかここまで見られないと思っていなかった。様々な口コミを見ると1日だけのチャレンジでバッチリ見られた人もいれば一週間ほど滞在しても全く見られなかった人もいたのに、なんとなく自分は大丈夫だろうと思っていた。1日目と3日目の予報がすごく良かったのに出なかったのがちょっとショックだったし、今日以降の予報はあまり良くない。天気と磁気の運任せと頭ではわかっていても、こんな遠くまでお金と時間をかけてやってきて、もし空振りしたら…と考えるとだんだん悲しくなってきた。もし今日見られなかったら、明日HOPPで灯台まで行って一晩待ってみる?など悶々としながらバスに乗った。

 

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今日は1、2回目と同じシングヴェトリル国立公園での鑑賞。今日のガイド氏は「ここ数日のオーロラ予報はかなり良かったのにオーロラが出なかった。しかし予報どうこうよりどちらかというとオーロラは運だ」と言っていた。

もう4回目ともなれば、一番いいバスの座席も、急いで降りてカメラの場所取り合戦する必要がないことも把握済みだ。お気に入りの席を陣取り、三脚の準備をし、トイレも済ませてゆっくりバスを降りた。

今夜は今までで一番雲のない、綺麗な星空。もちろんオーロラが出て欲しいけど、それは切に思うけど、出ないならせめて綺麗な星空の写真でも撮りたい。

カメラをセットしてすぐ、誰かが「出た!」「どこ?!」「あっち!」と叫んだ。

指差された方を見ると、薄くて白いモヤのようなものがなんとなーく空に浮かんでいる。え?あれが?という半信半疑な気持ちでとりあえず写真を撮ってみる。

 

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おおおおおお!写ってるー!!オーロラだ!!!

実物を見た時ではなく、カメラに写った画像を見て鳥肌が立った。すごい!肉眼で見えなくてもカメラに写るというのは本当だったんだ!

周囲でもカメラ経由でオーロラを確認できた人が増え、歓声が上がり始めた。

 

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その後、オーロラは空いっぱいと言っていいほどに幅広く広がり、光も強くなっていった。

駐車場近くの芝生の中に運よくマンホールとその周囲をコンクリートで固めたスペースを見つけ、三脚でしっかり陣取って何枚も何枚も写真を撮った。


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カメラに写るのはもちろん、肉眼でも乳白色の帯がはっきり見えた。雲や霧とは明らかに異なる、初めて見る現象。そうか、これがオーロラなのか…。

オーロラは時に複雑な形になり、ゆったりと大きく波打ったり、ヒラヒラと小さくはためいたりしていた。

少しずつ形を変えていくオーロラは、いつまで見ていても飽きないように思えた。


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最初にオーロラが発生してから1時間以上経ち、少し光が弱まり、参加者が十分にオーロラを堪能し穏やかな雰囲気が漂い始めた頃、ガイドから撤退の声がかかった。皆満足そうにバスへ戻って行った。私も、写真もいっぱい撮り、セルフィーも撮り(暗くて自分の姿はほとんど写らないが)、タイムラプスも撮影し、なんなら日本の友達にLINEまでした。もちろん大満足!

 

12:45 帰宅

バスで隣の席に座ったインド人に動画を転送などしていたら、あっという間にレイキャビクに着いた。

というか周囲を見ると、みな携帯電話は当然持っているが、カメラを持っている人が意外と少なくて、持っていても普通の一眼でバズーカのような望遠レンズなど携えている人は見なかった。三脚まで持っている人は5%もいなかったように思う。みんなとりあえず目で見られれば満足なのかな?それともガチ勢は少人数の撮影ツアーに参加していたのだろうか。

まあ人のことはさて置き、4日目にしてしっかりオーロラを見ることができ、今回の旅の目的は見事達成!いやー嬉しい!もちろんまだ観るチャンスがあるなら見たいけど、明日から気楽に過ごせるわー(笑)

 

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アイスランドの旅 3日目 ゴールデンサークル&第3回オーロラ鑑賞ツアー

6:00 起床

今日はゴールデンサークルツアーに参加する。

昨晩作っておいたサンドウィッチを食べ、同じものをお昼ごはんとして持っていく。もちろん水筒もだ。

アパートメントの次に訪問頻度の高い14番バス停。バウチャーには緑色のピックアップバスと書かれているが来たのはGrayLineのバスだった(近ツリのツアーに申し込んだのにJTBのバスに乗るようなもの)。えっ、と思ったが名前を呼ばれたということは間違いないのでそのまま乗った。

こういうことに多少驚いてしまう自分は日本人だなーと思う。

よく聞いていると、運転手は無線でピックアップに遅れたり、間に合わないと連絡が入った乗客を拾う方法についてやり取りをしている。

『書いてある通りではないが、いいようになる』といったところかな。

 

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BSIバスターミナルでもないところでまたバスを乗り換え、ツアーがスタート。

今日のガイド氏はヒゲがモコモコの男性で、ゆっくりと丁寧な発音で英語を話す。日本語解説が聞けるタブレットがレンタルできるツアーに参加したけれど、ガイド氏の英語なら大丈夫そうなのでタブレットは使わなかった。

 

9:00 シングヴェトリル国立公園

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まだまだ暗い中、観光が始まる。待っていたところで、私たちの感覚でいう「昼間」はどうやらやってこないらしい。普段の生活だと日の出後1時間もしない程度の高さで太陽は止まり、そのまましばらくした後、夕方には陽が沈んで行く。

 

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「大地の裂け目」という、ユーラシアプレートと北米プレートが生まれる場所。そのプレートが地球の反対側の日本でぶつかって沈み込むのだと思うと、勝手に連帯感を感じる。まだ暗いせいもあるが、今日はかなり寒い。

 

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だいぶ明るくなり、周囲が見えるようになってきた。

 

10:40 ゲイシール間欠泉

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熱湯の噴き上がる間欠泉は硫黄の香りがして、ライトな地獄谷って感じ。もっとも大きいゲイシール間欠泉は今はほとんど活動しておらず、手前にあるストロックル間欠泉が5分に1回のペースで噴き上がる。噴き上がる高さは約20mとのこと。それでも十分に迫力がある。

噴出の前兆は非常に短く1秒もないので、そのタイミングを捉えて撮影するのは難しい。私はまず噴出ペースを掴み、時間が近づいたらビデオをこまめに撮影という方法で噴出の瞬間を撮った。

 

12:00 グトルフォスの滝

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平地を大きく割って流れる川が何重もの滝になっている、日本では見られないタイプの絶景。

真っ直ぐ立っていられないほどの風に吹きっさらしで、とんでもなく寒い。ボンバーキャップの上からフードをかぶっても寒い。滝もあちこちで凍っている。

ここはお昼ごはん休憩も兼ねてちょっと長い滞在だった。ただ、寒いと言いながら結構長い時間ぷらぷらと見物をしていたのと、お土産屋さんを見るのが楽しくて、結局お昼は食べずそのままバスに乗り込んだ。


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アイスランドの馬はヴァイキングが持ち込んだもので、ポニーより少し大きいぐらいのサイズ。ほとんど交配していない固有種とのことで、鬣が長かった。羊は羊小屋に入れる必要があるが、馬はずっと外でもいいらしい。

羊もモッコモコですごく可愛かったんだけど、この直後携帯を床に落とし、バスから降りるまで拾えず…。

 

15:30 ゴールデンサークルツアー終了

夜のオーロラ鑑賞ツアーまでは自由時間。私も一旦アパートメントに帰る。

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寒くて疲れたのか、ジャンキーなものが食べたくなってしまいコンビニ的なところでポテチ購入。599kr(655円)、高い!持って行ったサンドウィッチを食べ、しばし休憩。パプリカ味、日本でも売って欲しいなー。

 

20:00 オーロラ鑑賞ツアー3回目

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昨日より30分早くピックアップ。今日のオーロラ予報はレベル5の【High】、もう3日目なのでそろそろ出て欲しい!

昼間の強風を保ったまま、夜の部に突入。手持ちの装備で最強レベルの防寒、お腹と背中にホッカイロを貼って出発。

またシングヴェトリル国立公園の駐車場だったら寒くて外に出られないかもしれないな…と思っていたら、昨日とは違う道をどんどん北上していく。

 

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途中でガソリンスタンドに併設のコンビニ的なところでトイレ休憩があった。炭酸水ボトル購入、299kr(324円)。

 

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1時間以上バスを走らせ着いたのは、なんと表現していいのかわからないけど、近くに少し立木があり、風が遮られている野原のようなところ。足元は枯れた草地だ。風は多少あるけれど、我慢できないほどの寒さではない。狭いところなので参加者同士の距離が近く、お互いに風除けになっている。

 

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雲の向こうはものすごい星空。これはこれで美しい。

 

1:30 帰宅

結局今日もオーロラは見られず。うーん、もう3日目なんだよなー。しかも明日からはオーロラ予報あまり良くないし。はあ。でも今日はなんとか良い環境を提供しようとガイドさんやバス運転手さんが遠くまで連れて行ってくれたこともわかっているので(なんせこの時間の帰宅だ)、明日に期待!

今日のツアーはゴールデンサークルとオーロラ鑑賞がセットになったツアーで、夜の集合時間も違ったので昨日とは違う括りだったから遠くまで行ってくれたのかもしれない。このセットツアーもオーロラが鑑賞できなかった場合は後日へ振替可能だけど、私は日程的にもう振替ができない。案内メールには将来いつでも振り替えると書いてあったけど、ほんとかなー。

 

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アイスランドの旅 2日目 レイキャビク散策&第2回オーロラ鑑賞ツアー

7:00 起床

疲れているはずなのに、時差ぼけ気味なのかあまり長く眠れない。洗濯や整理整頓などしてパン屋のオープンを待つ。

 

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アパートメントの近くにある、アイスランドで一番古いというパン屋へ。


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甘い系と食事系があり、昔ながらの実直な感じがいい。アイスランドの伝統的なパンが欲しいと言ったものの、そういうのは売っていないと言われた。


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ナッツや雑穀系のパンが好きなので、ブラウンシードのパンをスライスしてもらった。998kr(1,086円)。昨日買ったものと持ってきたスープの素で朝ごはん。

 

出かける支度をしていたら火災報知器が鳴り、スリッパのまま一旦避難。他の部屋の人と何があったのかとワサワサしてていたら、どうやら建物オーナーが何かやらかした様子。あーびっくりした。何事もなくて良かった。

今日は特に予定がないので街を散策する。


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日の出が9:40ぐらいなので、天気のイマイチさも加わって10:30過ぎでもこんな明るさ…というか暗さ。


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ハットルグリムス教会。丘の上にあり、レイキャビクのシンボルとも言える。

今日は日曜日で礼拝があるようで、中に入れる時間帯の制限がある。せっかくだから展望台に登りたいし、また後日にする。


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今日のお昼は世界で一番美味しいとの触れ込みで有名なホットドッグを食べようと思っていた。小さなホットドッグの屋台に、ここだけたくさんの人が集まっている。


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690kr(753円)。ソーセージがラムだ!好き!ソーセージの下にはオニオンチップが入っていて、少しサクサクとした舌触り。


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お菓子屋さん。チョコレートがメインでイタリアのヴェンキの品揃えがすごかった。際限なく買ってしまいそうで怖い。

 

目についたお店にちょこちょこと入っていく。旅先の買い物は楽しい。まだ2日目なのにもうお土産のことを考えている。アイスランドらしくて、できれば日常使いできるものがいい。日常生活の端々に旅の思い出を忍ばせて余韻に浸りながら、また次に旅立つ日を待つわけだ。

 

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アイスランドといえば羊!ということでアイスランドウールでできた何かが第一希望。でも実際に手に取ってみるとアイスランドウールは毛足が長くかなりざっくりした質感で、メリノウールさえかゆみを感じる私にはとても着られると思えない。違うものにしよう。

Icewearでジャケットと手袋を買った。アイスランドのルールなのか免税機関のルールなのか、使ってはダメだけどパッキングは不要らしく、そのまま受け取った。

 

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ボーナスで食材を買い足した。レシート取ってくるの忘れたけど2,200krぐらい(2,409円)だったと思う。

ムース状のスキール(PUFF)が美味しい!これはまた買わないと!

 

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骨つきラム肉のトマト煮込みスープ、日本から持ってきた残り物野菜入り。塩漬け肉にブイヨンを使ったのでだいぶ味が濃くなってしまった。これで夜ごはん何日分かになりそう。

 

20:30 オーロラ鑑賞ツアー2回目

今日はバス停に直接大型バスが来てピックアップされ、BSIターミナルで乗り込んできた人で空席が埋まった。今日もシングヴェトリル国立公園の駐車場でオーロラ待ち。昨日とは違うところだけど、キッチンカーも来ているし、後から気づいたのだけれど、バスにトイレがあるっぽい。これなら安心だ。

 

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ガイド氏によると、雲は高層ならあまり影響がないが、低層だとオーロラが出ても見えないそう。星は見えるので天気の問題はない。ただオーロラ予報がレベル3【Modelate】なので、どうかなーって感じだ。

ちなみにキッチンカーはハットルグリムス協会の横でワッフルを売っている店のだった。食べたかったやつー!

そんなこんなで今日もオーロラは出ず。昨日より風が強く、防寒対策を増して挑んだけどシングヴェトリル国立公園の駐車場はだだっ広くて吹きっさらしなのでけっこう寒かった。また後日に振り替える。

アイスランドの旅 1日目 レイキャビク到着、第1回オーロラツアー

7:30起床

天気が悪いこともあり、夜のような暗さ。起きる時間を間違えたかと思った。北欧だなと実感するひととき。

レイキャビクに向かうフライトは14時。日本なら2時間前に空港到着が推奨だけど、昨日アイスランド航空のオンラインチェックインをしたら3時間前となっていた。よくわからないので従っておくことにする。

これにより今日ヘルシンキで買い物などはする時間がなくなった。イッタラ行きたかったのに…。

 

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まあいいや、と朝ごはんをモリモリ食べる。どれも美味しいし、高級感のある会場でとても良い。早い時間はアジア人が割といて、日本人も見かけた。9時近くなるにつれて欧米人が増えてきた。


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スタッフに「水筒にお湯が欲しい」と言ったら問題なくもらえた。ついでにもらってきたティーパックはベリー味のリプトン、甘い香りで砂糖不要、非常に良い。これは買って帰りたいなー!

このホテルの部屋は自宅のインテリアに色味が似ていて、殺風景になりがちな自宅の雰囲気を良くするヒントをたくさん得られたのが良かった。

 

10:00 ヘルシンキ中央駅

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キュビズムの、かわいい駅舎。通過するだけなのが残念。この周囲にも素敵なショッピングセンターや美術館など色々あるのに、今回は本当に素通りになってしまうのが今更ながら惜しくなってきた。一日も早くアイスランドに到着して、一晩でも多くオーロラにチャレンジするためには仕方ないと自分に言い聞かせる。


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空港行きの電車は新しく作られた路線のせいか、既存路線の右奥、一番遠いホームから発着する。山手線のように周回する路線なので、右回りでも左回りでもほとんど同じ時間で空港へ到着するらしいので、Airportの表示だけ確認すればOK。

 

10:30 空港到着

まずは昨日買ったマリメッコの免税手続きに挑戦してみる。

というのは、アイスランドはシェンゲン条約に加盟しているがEUは非加盟で、どこで免税手続きすべきなのかよくわからないのだ。ネット記事によると課税管理はシェンゲン条約だとの話もあり、マリメッコの店員さんもChatGPTも最初は「アイスランド出国時に手続き」と言うのだけど、「アイスランドEUに加盟してないよね」と返すと、どちらも「どっちでもできる」と言い直すし、封緘シールには「EUから出る前に開けるな」と書いてある。私としてはいつまでもご立派な紙袋をぶら下げて行動したくないので、できればヴァンター空港で手続きを終わらせてしまいたいのだ。

GlobalBlueのカウンターは出発エリアではなく到着エリア、出発エリアに進むエスカレーターの右横にある。並んでいる人はおらず、手続きも一瞬で終わった。もう買ったものをそのまま持ち歩く必要はないので、封を開けてスーツケースにつめ直す。手荷物が一つ減るだけで、グッと楽になった。


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スーツケースを預け入れるためにチェックイン機で荷物タグを発券するも、肝心の預け入れカウンターがこの長蛇の列である。概して外国人というのはこの手の手続きが長い。そもそも荷物が多いし、職員も乗客も色々しゃべる。結局ここだけで30分以上待った。

早く来てよかった、こういうことに当たっても時間に余裕があればイライラしないで済む。

免税に続いて、セキュリティチェックもよくわからない。国際線の持ち込み手荷物の有名な規制の一つに「液体物は100ml以下」と言うものがあるが、これが全くチェックされなかったのだ。朝の紅茶が飲み終わっておらず、しかし捨てるのも惜しいので廃棄を言い渡されるギリギリまで持って行こうとしたのだが、中身のチェックすらされず保安検査を通過した。これはシェンゲン条約だから国内扱い、ということなのだろうか。

 

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シェンゲンエリアのムーミンショップ。日本のショップが充実しているせいか、そこまで品揃え豊富には感じないけど、日本にないものが多いかも。なお、マリメッコは市内の店舗に比べるとかなり小さく、新商品と人気のある一部のものしか置いていない印象だった。


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クリスマスショップがあった。そう、フィンランドといえばサンタの本家なんだった。

そして写真を撮り忘れたのだけれど、シェンゲンエリアにはないと思っていたイッタラがあり、私の欲しかった日本未発売のグラスが売っていた!市内で店に行けなくて残念だったけど、ここで買えれば文句なし。嬉しい!早めに空港に来ておいて良かった!

 

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そんなこんなしているうちに搭乗ゲートのオープンまで一時間を切ったので、ロバーツコーヒーで軽く食事をする。カフェラテLサイズ€5.5、シナモンロール€4.2、合計€9.7(1,608円)。写真だとイマイチわからないけど、かなり大きい。カフェラテは500mlぐらいある気がする。

 

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ちょっと離れたところから見ると、やっぱりフィンランドのデザインは素敵だなーと思う。

なお、シェンゲンエリアに入ってすぐのトイレには給水所があった。さっきから給水所だの水筒だののことを書いているのは、エコが半分と節約が半分。何か飲みたいものがある時はもちろん買うけど、ただ喉の渇きを癒したいだけのためにお金を使うのは無為な気がする。それと私は常温が嫌いなので、きっちり温かいかキンキンに冷たいか、どっちかがいいのだ。水筒なら自分のタイミングで自分の好きなものが飲めるし、ペットボトルゴミも出さなくて済むし、一石二鳥。


14:00 ヴァンター空港離陸

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アイスランド航空は小さな飛行機で、サービスもLCCと一般の中間ぐらい。イヤホンも有料。AirFlyを買っておいて正解だった。通路側を予約していたつもりだったのに窓側で、大量のカフェラテのせいかトイレに行きたくて辛かった…。

 

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約3時間半のフライト、街が見えてきた。早く降りたい(トイレに行きたいから)。

 

16:00 アイスランド・ケプラヴィーク空港到着
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空港はちょっと暗めで、無愛想な程にシンプルだった。日本で言ったらコストコのような雰囲気。小さい空港なので移動が楽でいい。外に出ると空気がキンと冷えていて、ああ寒い土地にやってきたのだなと実感する。

予約していたFlyBusに乗り、バスターミナルから循環バスに乗り換える。疲れた…。

 

17:40 Swan House Apartment到着
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もう真っ暗だあ。最寄りの14番バス停でバスを降り、坂道を上って数分。今日から最終日まで滞在するアパートメントに到着した。ここはフロントとかチェックインというものがなく、前日にパスコードが送られてくるのでそれで入退室するだけというお気楽な方式。大阪のエアビーで慣れているので問題ない。むしろ鍵を持ち歩かずに済み、嬉しいぐらい。


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いわゆるワンルームで、バストイレ付き。見た感じ30m2前後かな。一人で滞在するには十分だし、二人でも全然大丈夫だと思う。

 

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真ん中でセパレートしていない、正真正銘のダブルベッド。わーい!大の字で寝られるぞ!

 

移動と時差ぼけでかなり疲労感があるけれど、食べるものは少し用意しておかないと…。アパートメントから徒歩5分程度のBONUSというスーパーへ行く。自炊するのにはここで買い物するのが一番安いらしい。


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観光地のど真ん中にあるので、観光客がたくさんいた。業務スーパーのようなざっくりした雰囲気で、どれがどの値札なのかよくわからなかったり、表記もグラム単価だったり1個単価だったり色々でちょっとわかりにくい。近くにいた現地の人っぽい人に値段の見方を聞いたら、このスキャナーでバーコードを読み取れば金額が出ると教えてもらった。これは便利!ありがとう!!


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まずはアイスランドに来たからには羊肉食べたいので肉!と、朝ご飯やサンドイッチの具など買った。2,883kr(3,148円)。

買ったはいいが、空腹感はあるのに疲れすぎてかさほど食欲も出ず、JAL機内食でもらったパンを半分齧って、オーロラツアーまでに1時間ほどベッドに横になった。とりあえず少し休みたい…。


20:30 オーロラ鑑賞ツアー集合

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今日はオーロラ予報がレベル6【VeryHigh】でかなり高いが、レイキャヴィク市内は薄曇り。もし晴れればかなりの高確率で見られそうで期待が高まる。

家を出た途端、路面が凍結していることに気づいた。これは寒さをちょっと甘く見ていたかもしれない。こんな重装備いらなくね?と思いながら買ったボンバーキャップを早速かぶり、空港からのシャトルバスを降りた14番のバス停でピックアップバスを待つ。バス停には他の会社のツアーも含め20人以上が待っていた。なお、全員ニットキャップ着用。おおお、やはり帽子はマスト。

私が申し込んだReykjavík Excursions というツアー会社は、ミニバスでBSIターミナルまで連れて行ってくれて、そこで改めて受付をする。バウチャーを印刷していない人はカウンターに行って印刷してもらう必要があり、そこから大型バスにみっちり詰め込まれてオーロラツアーに出発だ。今夜はなんとバス7台の大所帯だった。

 

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バスターミナルから走ること40分程度、国立公園に到着した。ここは後日ゴールデンサークルツアーで来るはずのところ。今日はここの駐車場で見るらしい。レイキャヴィクからの距離はこんな感じ。

 

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体感気温は確実に氷点下。駐車場なので足元も安全で、トイレもあるのが嬉しい。なんとキッチンカー的なものも来ていて、軽食まで売っている。やはり人気があるのはコーヒーで、行列が途切れることもなく、一大商業圏を形成していた。寒いもんねぇ。ニーズに沿ったすごくいい商売だと思うし、客としてもありがたい。温かいコーヒーを啜りながらオーロラを見るなんて最高じゃない?

 

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雲は晴れ、星がよく見える。一番明るい木星を目印に三脚とカメラのセッティングを済ませ、あとはひたすら待つ。とにかく待つ。できることは何もない。

 

23:30 撤収

日本の友達にひとしきりLINEを送り終え、このツアーって何時までなんだろう?と思い始めた頃、バスに戻るよう声がかかった。今日はここまでの様子。予報が良かっただけに残念だけど、レベル6でも外れるってことは逆にレベル3でも見えるときは見えるのかしら?無料で別日振替をしてくれるし、私はまだまだレイキャヴィクに滞在するし、チャンスはあるから大丈夫。

行きはバスターミナルで乗り換えたけど、帰りは乗ってきたバスがそのままホテルやバス停を巡回してお客さんを解放していく。

 

01:00 帰宅

とりあえずシャワーを浴びて暖まり、キッチン用品を洗った(あまり綺麗じゃなかったので)。あまり眠さを感じず、2時間ほどしてから就寝。

明日はまたオーロラツアーに参加するけど、それまで特に予定がないのでゆっくりできるぞ!

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憧れのレインシャワー。

 

実はアイスランドは2週間ほど前からブルーラグーン付近で火山活動が活発化していて、ちょうど昨日あたりからブルーラグーンは一時閉鎖となり私の予約もキャンセルされた。

レイキャビクも揺れる規模の地震もかなり頻繁に起きていると聞いていたが、今のところ体感する揺れはなし。

 

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アイスランドの旅 0日目 出国〜フィンランドでストップオーバー

オーロラを見に、アイスランドへ行く。

当初は2020年9月に予定していたがコロナ禍でキャンセルになり、コロナ明けの海外旅行第一弾はやはり3年前の雪辱を果たさねばなるまい!ということで、改めてアイスランドへ向かう。3年前は同行者がいたが、今回は1人。

 

6:25 羽田空港到着

金曜日の早朝。出発フロアは割と混雑している。事前にオンラインチェックインはしておいた。

預け入れ荷物の自動機はフル稼働していたが、行列は長かった。制限重量をオーバーしている人が多くて、機械は融通を利かせてくれないのでその場で中身を出して手荷物に移していて、その間場所を占領しているから。

私も今回は荷物が多い自覚があり、でも32kgまでは大丈夫なはずだから…とドキドキしながら荷物を乗せたら17.5kgだった。ホッ。明日のアイスランド航空が23kgなので、今日オーバーしていたらやばいのだ。


保安検査はまあまあ並んでいたけど、その前のパスポート確認や出国審査が顔認証の自動ゲートになっていて、先に登録しておくとショートカットできるところもあり、昔に比べてずいぶん時間が短くなった。とはいえ空港到着から出国まで30分はかかったと思う。


免税店でマニキュアを一本買い、朝ごはんを食べにさくらラウンジへ向かう。オープン直後のラウンジは空いていて気持ちがいい。

 

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食事は注文方式。少しでも野菜を摂っておこうと悪あがきをする。パンじゃなくてご飯にすれば良かったかな…と思いつつ、でもオニオンスープといったらパンにつけて食べたいし、栗あんぱんが美味しかったので良しとする。機内食も乗ったら割とすぐ出るしね。

 

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長いフライトに備え、ひと気のないエリアでこっそり水筒にお湯を入れ、紅茶を作る。

現地で使うeSIMをアクティベートし、オプショナルツアーの予約を追加していたらあっという間に登場時間が近づいてきた。けっこうバタバタだ。


8:05 搭乗開始

コロナ期間にギックリ腰をやらかしてからのしつこい腰痛、その余波で坐骨神経から来る膝の痛み…と全然万全ではない体調のこともあり、今回はプレミアムエコノミーを予約した。

 

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事前情報ではエコノミーとあまり変わらないような話も聞いたが、けっこう立派!

タオル地でできたふわふわのスリッパが嬉しい。これはお持ち帰りしてホテルで使おう。

 

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プレエコはシャンパンが出るので、せっかくなので頼んでみた。機内食はエコノミーと一緒なはずで、けっこう攻めたメニューだった。蓮根のしんじょうとイカ明太って、外国人にはけっこう謎な食べ物なのでは。


シートのサイズ感は国内線のクラスJより気持ち余裕があるくらいだけど、座席のリクライニングが深いのと、しっかりしたフットレストのおかげで体はかなり楽。とはいえ、あまり長く寝られず「モアナ」と「トップガン・マーヴェリック」を見た。

もう若くないのであるし、長距離線は今後もプレエコ乗りたいなあ。

 

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軽食にうどんですかいが出た!初めて食べたかも。外国人はほとんど取らず、逆に日本人はほぼもらっていた。日清だもん、美味しいに決まってるからね。

 

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二回目の機内食無印良品監修の八宝菜、春雨サラダ、杏仁豆腐。おいしかった!

こういう普通のやつが一番いい。

 

14:30 ヘルシンキ ヴァンター空港到着

アイスランドへ行く飛行機に当日乗り継ぎができなかったので、ヘルシンキで一泊する。といっても中途半端な時間に到着して明日も中途半端な時間に出発するので、ヘルシンキでできることはほとんどない。ちょっと買い物するぐらいかな。街の大まかな作りは覚えているけど、空港は新しくなったようで、初めて来た場所だ。

 

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アナウンスによると外気温は3℃とのこと。けっこう寒いなぁ。ほとんどが乗り継ぎ客だったらしく、誰もいない到着エリアに一人で進んでゆく。

eSIMのセッティングをしながら入国審査を待つ。前に並んでいたインド人御一行が全く捌けず、終わった頃にはすでに回転テーブルも止まりスーツケースが放置されていた。まあ、あの乗り継ぎ客の多さでは降ろす荷物も少なかったんだろう。

 

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以前来た時にはまだなかった、空港からの電車でヘルシンキ市内へ向かう。24時間有効の1デイチケットを購入。とにかく日本からのクレカ決済が何度となく跳ね返されたので券売機でカードが使えなかったらどうしよう…とドキドキしたが、拍子抜けするほど問題なく使えた。日本での不調は一体なんだったんだろう。

車内にいる人はそこそこに冬装備だ。私もコートを引っ張り出して着てみるも、まだ体感が日本なのか妙に暑く感じる。

雨が降っているし、何をするにも大きなスーツケースが邪魔なので、まずはホテルへ行く。

 

16:00 ホテルへチェックイン
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一泊だけのヘルシンキ、せっかくなので北欧っぽい綺麗そうなところにしてみた。Scandic Helsinki Hubという、ヘルシンキ中央駅からトラムで3つほど行ったところにあるホテル。ロビーがおしゃれで、北欧に来たなという感じがする。


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部屋の雰囲気、いい!こういうの好き!消耗品系のアメニティはほとんどない。大抵のものは持ってきているからいいけど、お茶も淹れられないのは残念だ。しかしミニバーは信じられないほど高く、早速日本から持ってきたペットボトルの水を飲む。


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大通りを歩いて買い物に行く。マリメッコのアウトレットに行こうかと思っていたが、今から行くと1時間も見られない。焦って余計なものを買ってしまいそうで、それはちょっと違うなと思って普通のお店に行くことにした。

 

カンピセンターでお買い物
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マリメッコにて、いいなと思っていたウールのカーディガンを試着。割引キャンペーンが開催されていて安く買えるチャンスだったけど、肌に直接触れると痒くてやっぱりダメだった。最近リネンが着られるようになったのでもしかしたら…と期待していたんだけどね。試着室のハンガー掛けが、マリメッコロゴで可愛い。


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久しぶりの長時間フライトで疲労感があり、店に入る気になれなかったので、夜ごはんはカンピセンターのスーパーマーケットで買ったMuromachiSpecial(「室町スペシャル」か?)と書かれたお寿司€12.99。フィンランドのサーモンは美味しい。そしてまだアイスランドに着いてないけどスキールを食べる。柑橘とグァバを混ぜたような炭酸ジュースとあわせて約€16。フィンランドの物価からすれば夜ごはんにこの金額は全く高くないが、外食ならともかくスーパーで買うなら1,000円ぐらいに納めたいところ。

 

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このホテルはサウナがあるのでそちらに行くつもりだったけど、バスタブ付きの部屋にしてもらえたので今日はお湯に浸かってのんびりすることにした。日本人泣かせの、ものすごい高さのバスタブだった。

明日はレイキャビクへ移動する。

 

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