ちょっと旅してくる

わが身ひとつで気ままに生きる。

秋田・青森の旅 5日目

青森へ移動

今日は最終日。青森へ移動する。シードルなど買って荷物が重くなったので、ホテルからタクシーで駅に向かった。運転手さんとねぷたの話をしていて「あちこち違いがあるけど、やっぱり自分の街のねぷたが一番」と言っていたのが印象的だった。ウンウンおっしゃる通り。お祭りは地元の文化、観光客が多ければ、華やかであればいいというものではなくて、生まれ育った町とその思い出の中にも大きな価値がある。

 

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弘前駅の飾り。あー金魚ねぷたかわいい…。ちなみに青森行きの電車は都会に住んでいる人間からするとびっくりするぐらい少なくて、来たのに乗ればいいやとテキトーに駅に行くととんでもなく待つことになるから注意すべし。


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噂の「全部りんごジュースの自販機」を発見!なんなら全部買って試したかったけど、いかんせんシードルがスーツケース内で幅を取りすぎている…。

 

青森到着

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青森駅は海のすぐ近くにあって、今は使われていない青函連絡船が止まっている。『津軽海峡冬景色』の世界だ。本州の北にやってきた!という気持ちを強く感じる。

 

ねぷたミュージアム ワ・ラッセ

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日程の関係で青森ねぷたは見られないので、博物館にやってきた。そうそう、私の想像していたネプタはこういうやつ!

これは去年の金賞?最優秀賞?の作品。女性が大きく作られているねぷたは初めて見た。基本的に武者絵調一辺倒の男性像に対し、日本画美人画ねぷたの良いところ取りをしたような優美な女性像を見ると、ねぷたに女性像が登場したのはおそらくつい最近のことではないかと感じた。

女性像は男性像とまた違う華やかさがありとても魅力的だった。

 

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近くで見るとこの立体造形の細かさに舌を巻く。LEDの普及で一番メリットを享受しているのはねぷたでは?と思った。


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もちろん男性像も迫力があって素敵です。この白いポコポコは雪を表しているみたい。あとこの写真だと横顔がビミョーに写ってるだけなんだけど、悪役の顔は青い隈取りをしていて、歌舞伎と同じ表現なんだなとちょっと面白かった。

 

りんごジェラート3点盛


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ワ・ラッセの隣にある大きいお土産物屋にあるジェラート屋さんは、りんごの種類ごとにジェラートを出している。トリプルを頼んで食べ比べ。品種によって全然味が違うのが面白い。

 

青森魚菜センターでのっけ丼

 

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Youtubeの観光案内にもガイドブックにも必ず載っている「のっけ丼」を食べるべく、魚菜センターにやってきた。まずチケット綴りを買い、そのチケットをお刺身に交換してもらって自分の食べたい丼を作っていくのだ。ちなみに私たちが行く直前に値上げがあったらしく、2,000円になっていた。


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店によってサイズや品物が少しずつ違うので、ぐるぐる回って自分の欲しいものを探す。基本的には海鮮だけど、卵焼きは根強い人気があるようで置いている店がけっこうあった。


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私の作った丼どーん!ボタンえび、たこ、いか、ホタテ、タイ、ネギトロ、いくら、ぶり、あと下の方に埋もれているものあれこれあって全部は覚えてないけど超豪華!そして新鮮でめっちゃ美味しい!

今日はねぷたがあるので、おそらく年内で最も混雑する日だったと思う。ものすごい大行列だったし、途中でご飯が足りなくなったりしてた。けどこれは待った甲斐があった!

 

帰ります

ということで、リゾートしらかみに乗れなかったハプニング以外は予定してたところに全て行って満喫できた青森旅、これにて終了。

いやー楽しかったわぁ。できれば青森ねぷたは改めて見に行きたい!