白神山地でハイキング
弘前市内から車で40分ほど走らせると、白神山地に行ける。白神山地は秋田県と青森県に広がっていて、いろんなところからアクセスができる。ずっと来てみたかった場所で、ここにくるために家の近所をハイキングして脚慣らしをしていたけど、今回は慣れていない同行者もいるし私自身が初心者なので、一番ライトと思われる暗門の滝に行くことにした。
先日の豪雨で川が増水、暗門の滝へ抜けるルートもあちこち崩れており軒並み入山禁止になっていた。まさかここまできて単なるドライブになってしまうのか…?とがっかりしていたら、その手前のブナ林散策道だけは入ることができた!やったー!
白神山地はブナが多いせいか、山の中なのに明るくて気持ちの良いところだった。私の家の家具は可能な限りブナ材で揃えているので、うちのテーブルや椅子はこんな木々だったんだなぁと思うと感慨深いし、大切に使わないといけないなーという気持ちになった。
散策道の中にある「水飲み場」。散策道なんていう軽いネーミングだけど、8月の日中はそこそこ汗をかくので顔を濡らしたり手を洗ったりして涼んだ。水はまろやかだった。
散策道はおよそこんな感じで、足元はけっこう整備されている。まあ豪雨から数日なのであちこちぬかるんでて大変だったけど、入口のグリーンビレッジで長靴を借りることもできる。
まだまだ水量の多い川。そしてこの数日後、また大雨が降って大変なことになったらしい…。あ、ちゃんと寄付もしてきました。
秘湯?百沢温泉
今日は夜まで特に予定がないので、白神山地で汗もかいたし温泉に入ろう!ということでネットで検索して見つけた全然聞いたことのない温泉にやってきた。
おそらく昭和のスキー全盛時代に建てられたのであろうこの施設、外観も浴場も時が止まったかのような風情なのに、湧出物が多く鉄の匂いがする濁り湯は掛け流しで贅沢だし、空いているけど客足は途切れない。たまたま入ったけど、とても良い温泉だった。
鶴の舞橋
お次は日本一長い木造三連橋だという「鶴の舞橋」へ。こういった大きな木造橋をほとんど見たことがないのでちょっとびっくりした。
青森ヒバで、町おこし?的なことで作られたらしい。
すごく立派だな!と思うと同時に、けっこう傷んでる様子もあり、橋板の節が抜けて下が見えたりしてちょっと怖い。
橋もさることながら、こういった沼?干潟?みたいなところが生活圏内にないので、生えている草や咲いている花がおもしろかった。
弘前ねぷた
ねぷた、というものはどのように見物するのかわかっていなかった出発前の私たち。簡単に来られる距離ではないので、有料観覧席を予約していた。弘前駅前には屋台もたくさん出ていて盛り上がっている。ただし有料観覧席はコロナ感染予防のため水分補給以外の飲食禁止だった。
特大太鼓からスタート。バチが長いのが目新しい。五所川原とは囃子もテンポも違う。
ネプタは地域によって形に特色があって、弘前のねぷたはこの「扇型」が主流。ちなみに街灯や信号を避けるため、台座が伸び縮みしたり扇の上の部分が折り畳めたりする。なるべく大きく高くしたいのはどこも同じみたい。
さすが有料観覧席、間近で見られて迫力ある!扇型は立体造形ではない分、絵や模様が繊細なものが多かった。
立体型も少しある。果物がかわいい青果市場のねぷた。
金魚ねぷたが可愛かった!お土産物としてもけっこう売っていて、買って帰ろうかけっこう悩んだ。自宅のインテリアと合わないので結局やめたけど、とても魅力的なお土産だったよ…。
夜は涼しいのにどうしても食べてみたかったチリンチリンアイス。手押しカートで売りに来ていた。薄めのりんご味シャーベットで夏に食べたい味だった!