ちょっと旅してくる

わが身ひとつで気ままに生きる。

旅のお土産 アイスランド編

お土産を買うのは楽しい!アイスランドと言いながら時系列で記録しているためフィンランドからスタート。

 

マリメッコ バスローブ&ミニタオル

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ヘルシンキのカンピセンター店で購入。バスローブ€189、ミニタオル3枚€27で合計€216のところ、2点以上購入で25%オフというキャンペーンで€162、免税還付€21で最終的に€141(約23,920円)。

 

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€100以上購入した人へのおまけでエコバックをもらった。日本では似たようなものが6,000円ぐらいで販売されているので、全体的にお得な買い物だったと思う。

 

フッ素フリーの歯磨き粉

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スーパーで€3.75。フッ素フリーの歯磨き粉が欲しいという友達のリクエストで購入。デンマーク製。フッ素は虫歯防止で歯に塗布したりするのに、敢えて入れてないことが売りとは、色々なニーズがあるものだ。

 

ベリー系フレーバーのティーバッグ

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ヴァンター空港のスーパーで購入。リプトンの方が€3.6、左の箱が€1.69。

ホテル朝食会場にあったティーバッグが美味しかったので、全く同じではないと思うけど買ってみた。甘酸っぱい香りがとても好み。

 

イッタラのグラス 230ml 2個セット

ヴァンター空港シェンゲンエリア店にて購入。フィンランド航空のファーストクラス機内食用に作られた、クーラスというシリーズのグラス。€21.90のところ会員割引(期間限定?)で30%オフ、€15.33(2,541円)。

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グラスの写真がうまく撮れないので写真はサイトより。氷が溶けたようなデザイン。

 

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クリスマスカラーでプレゼント包装してくれた!クリスマスまで飾っておいた!

 

ICEWEARのジャケットと手袋

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ここからアイスランドのお土産。

撥水をはじめ色々な機能が多層構造で詰め込まれているらしいジャケット。内側はフリース素材で、コートを着るには早い…という時に良さそう。購入の決め手は「ArcticExplorer」と書かれたワッペンがついていたこと!アイスランドも一応北極圏の国に入るらしいからね。そこまで行った私なかなかだな…と思って買った。国旗もあしらわれていてカッコイイ!

あと手袋。今使っているのがもうボロボロなので…。指先がスマホ対応になっている。

ジャケット14,990kr、手袋2,990krで合計19,780kr。免税還付2,250krで最終的に17,530kr。

 

アイスランドのステッカー

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グトルフォスの滝のビジターセンターで購入、690kr。

初めて見た場所で買ったけど、その後も割とあちこちで見かけた。値段はどこも大差ない感じ。

 

ブルーラグーンシリカマスク、ハンドクリーム、リップクリーム

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ブルーラグーンに行けなかったし、寒さで手荒れもしていたので奮発した。

ケプラヴィーク空港の免税店で購入。シリカマスク8,800kr、ハンドクリームとリップクリームのセット5,250kr(合計15,943円)

市価はそれぞれ10,900krと6,500kr。どちらも免税店の方が2割ほど安かった。ハンドクリームの使い心地がものすごく良くて、なくなったらこの値段でも通販で買っちゃうかも…。

 

66°Northのバムバック

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ICEWEARと66°Northは、アイスランドの二大服飾ブランドと言っていいのではないだろうか。日本で手に入れるのは非常に難しいので、せっかくならどちらのものも欲しかった。空港でパスポートと貴重品用に小さいポシェットとかショルダーバッグを使ってる人を見かけて、これ使えそう!と思って買った。

ケプラヴィーク空港の免税店で購入、6,460kr(7,076円)。市価は8,000krなのでこちらも2割引といったところ。

 

ノイシリウスのチョコレート

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アイスランド土産として有名なチョコレート。オーロラや火山といったビジュアルはいかにもアイスランド!という感じでテンションが上がる。

板チョコはレイキャビク市内のスーパーで360〜400kr、親しい人用に。ボックスはケプラヴィーク空港免税店で1箱1,499kr、会社でのバラマキ土産用に購入。

空港だと板チョコは490krだった。ボックスはスーパーで売ってるのは見なくてザ・お土産屋で2,000krぐらいだったので空港の方が安かった。

 

アイスランドのバター

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アイスランドのバターはとても美味しいらしい。左の箱入り400gがKronanで690kr、右の箱なし(使いかけ…)250gがBonusで415kr。帰宅前日から冷凍庫に入れておいて、日本から持っていった保冷バッグに包んでスーツケースに入れて持って帰ってきたけど、全く溶けていなかった。

 

アイスランドのスープ

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シーフードスープとラムスープ、各799kr。どちらも美味しい!バターと同じように帰国前日から冷凍庫に入れておいたけど、家に着いたら流石に溶けていた。ただ暑い季節でもないし、常温というほどでもなかったので普通に食べている。家族向けならこういうのもありかも?

 

おみやげ総評

フィンランドは限られた時間と場所での買い物で、本命であるアイスランドの前にあまり荷物を増やすわけにもいかないので、あまり面白いものは買えなかったかな。マリメッコイッタラでキャンペーン的なものがやっていて、お得に買えたのはちょっと嬉しかった。

アイスランドはそれなりに買い物ができてよかった。アイスランド製品を日本で手に入れるのは非常に難しいため、私にしては思い切りよく買った。

面白いのは、ブルーラグーンや66°Northの免税店が空港にあること。日本だと免税店は高級ブランドが多いので、アイスランドらしい品物が最後に買えるのはいいなと思った。

空港のブルーラグーンは市内の店舗と同レベル、sensitiveの取り扱いがあったからむしろ品揃えは空港の方がいいかもしれない。

66°Northはバッグや帽子、手袋などの小物はかなり充実していた。衣類は市内店舗の方がいいかもしれない。買おうとするとバックヤードから新品を出してくれたので在庫は潤沢の様子。

ICEWEARの免税還付が約11%だったことを考えると、免税店で売っているものは免税店で買うのが一番お得だった!

ただね、買い逃したくないものもあるからね、空港の免税店に置いてなかったら…と思うと、判断は難しいところ。

 

番外編:スーパーマーケットで買えるおみやげ

普段であればお土産物の宝庫であるスーパーマーケットは、今回は活用が難しかった。というのは、アイスランドは自然環境の厳しい国なので食料品に占める輸入品の割合が高いのだ。生鮮食品や乳製品、パンなど国産のものももちろんあるけど、お土産物にしやすいお菓子や調味料、ジャムなどは輸入品が多かった。私自身、バターと

そんな中、Kronanでとっても良い表示を発見!

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値札の左上に、アイスランドの国旗が表示されている。これはどうやら国産商品のマークらしい。アイスランド産かどうか見分けやすくて良かった。

輸入品と言ってもフィンランドデンマークなど近隣の北欧諸国からのものも多いので、アイスランド産にこだわらなければスーパーにも選択肢はたくさんあると思う。

 

旅の準備と費用 アイスランド編

旅行に行っても結局いくらかかったのかを曖昧にしたまま過ごしてきてしまっていたので、自分自身への備忘と、どなたかの参考になるかもしれないので書き残しておく。こういうのって後から読み返すとけっこう面白いのよね。

コロナ禍で海外旅行ができない数年の間に40代に突入し、気力・体力の変化を感じている。無理や我慢が効かなくなったし、安全や快適性にも保守的になり、そのぶん費用はどうしても割高に。

 

飛行機①羽田ーフィンランド往復 74,190円(諸税・手数料のみ)

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アイスランドは日本からの直行便がないので、今回はヘルシンキで乗り継ぐ。羽田ーフィンランドの飛行機チケットはマイレージを使って入手した(70,000マイル、プレミアムエコノミー)。空港使用料だとかの手数料や税金もろもろの自己負担がこの金額。

ロシア・ウクライナ戦争の影響でフライト時刻の変更あり。ヘルシンキが「日本から一番近いヨーロッパ」とCMで謳われていた時代が早く戻ってきてほしい。

 

飛行機②フィンランドアイスランド往復 55,671円

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アイスランド航空のホームページから直接予約した。約3ヶ月前の予約、手荷物1つ(8kgまで)預入荷物1つ(23kgまで)のチケットが231ドル、諸税・手数料が147.9ドルで合計378.9ドル。

アイスランド航空は、LCCのように預入荷物の有無や機内食の選択で値段が変わる。

 

ホテル代 138,075円

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Booking.comで約3ヶ月前に予約。Genius割あり。

ヘルシンキのホテルが1泊112.5ユーロ(朝食付き)、レイキャヴィクのアパートメントが6泊735.26ユーロ(一週間前までキャンセル可)。

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アパートメントはミニキッチン付き。オーロラ鑑賞ツアーで夜間行動が多いのと外食代がかなり高い想定だったので、身の回り品の管理(防犯)に気を使わず、静かな部屋でゆっくり眠り、好きな時間にごはんを食べる生活がしたかったのでアパートメントを借りた。

 

観光ツアー 65,984円

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・オーロラツアー 9,972円(2回分申し込んだので19,944円)

・ゴールデンサークル&オーロラツアー 18,517円

・ヨークルスアゥルロゥン氷河湖への日帰りツアー 27,523円

Guide to Icelandで予約。ブルーラグーンは入場料とバス代で2万円ぐらいだったけど火山活動の影響でクローズしたためキャンセルになった。

オーロラツアーは見られなかった時は振替再予約が可能なことは知っていたけど、明日!とかだともう空きがないパターンもあると聞き、チャンスを逃したくなかったので安全を取って合計3回分の予約をした。結果、ちゃんと見られたのが1日だけだったので2回分が未消化になっている。2年以内であれば再参加可能だけど、さすがにちょっと難しいだろうなぁ。

 

交通費 16,773円

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ヘルシンキ1日交通券 €11(1,826円)

・ケプラヴィーク空港ーホテル(往復) 10,858円

・電動キックボード 3,779kr(4,089円)

 

雑費 7,320円

海外旅行保険…4,620円

JALのホームページ経由で、手持ちのクレカの上乗せとして契約した。保障内容はそこそこリッチ。

・eSIM…2,700円

15日間6MB、Amazonで購入。ツアー参加が多いので、何かあった時に電話のできるものにした。

 

食費 20,335円

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スーパーで買った食材からカフェまで、記録と記憶にある限り足し算してみた。なんせ物価の高い国々であるし、悪くない結果かなーと思う。

なお私は美味しいものは好きだけどグルメではなく、毎日同じようなものを食べても割と平気で、初日に買ったハムとチーズを最終日まで食べ続けてもそんなに苦にならないタイプ。

 

総額 378,348円

本来、最も高額だったであろう日本ーヘルシンキ間の航空券代が入っていないのにこの金額というのはなかなか…。もしJALで普通に乗ろうとすると、航空券だけでもエコノミーで20万円、プレエコなら30万円ぐらいかかるはず。私の周囲にアイスランドに行ったことがある人が全くいないのも納得だ。

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帽子やブーツなど、この旅行のために買った品物もあるし、自分と周囲へのお土産代まで含めればもっと金額は大きくなる。最初はなんとか安くできないかと色々考えたけど、世界最高レベルの物価高に強靭な大自然、敵うわけがない。変にケチって後悔したくない!と、最終的には開き直りに近い状態だった。

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とはいえ、節約しようと思えばできるポイントはいくつかある。まず航空券はスカイスキャナーで探せば往復20万を切るものがある。現地費用も、オーロラツアーは振替をうまく生かせばもう少し安く済ませられただろうし、共同キッチンの使えるホステルに滞在すれば宿泊費は半額以下になるので、ある程度慣れた人ならばそれほどハードルの高い旅先ではないと思う。

コロナ禍で海外へ行けなかった期間のことを思えば、大枚をはたく価値のある旅行だったので後悔はしていないよ!

アイスランドの旅 8日目

3:00 起床

最後のオーロラツアーから帰宅後、荷造りをして一時間半ほど眠り、4時のバスに乗るために起きる。思ったより元気だ。

こんな早朝でもバス停には10人ほどの乗客がいた。空港へのシャトルバスを予約した時に時間も指定してあるので、ピックアップバスが来た時に名前を言えばそれだけで乗ることができる。BSIターミナルで大型バスに乗り換え、空港へ向かう。旅の終わりが近づいている。

 

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着いた時はあかぬけないと思ったケプラビーク空港、夜に見るとガラス張りで美しかったのに衝撃を受けた。


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ケプラビーク空港のサイズ感は那覇空港ぐらいだろうか、あまり大きくはない。昨日のうちにオンラインチェックインを済ませておいたので、搭乗券を読み込ませ手荷物タグを発券する。


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前に並んでいた人のリュックが可愛すぎて隠し撮りしてしまった。ワッペンやシール貼りまくってて可愛い!

手荷物タグを自分で貼り、手荷物預けのベルトコンベアへ行き、自分でベルトコンベアに乗せて、バーコードをスキャンする。問題がなければ荷物はベルトコンベアで吸い込まれていく。チェックイン関連は全部機械がやる時代になったんだなと今回の旅で実感した。

なお、スーツケースは18.8kg。アイスランド航空の預入手荷物(有料)は23kgが上限なので、一安心。

 

出国手続きは2階で行う。アイスランドの出国手続は非常に簡単で、パスポート出したっけな?ぐらいな感じ。もしかしてアイスランド発着の飛行機は全てシェンゲン条約地域なんだろうか?ほとんど時間をかけることなく、免税店エリアにやってきた。


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出国後すぐ、お菓子とお酒、コスメや香水などのエリア。

アイスランド土産として著名なOMNOMのチョコ。私は景色の写真がパッケージになっている方がいいので、こちらは買わず。


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このノイシリウスのチョコレートがいかにもお土産物で好き。スーパーでも買ったし、ここでも個包装バージョンを買い足した。


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お菓子・お酒エリアを過ぎ、食事・アイスランドブランドエリアへ。出国後エリアもシンプルで分かりやすい。

 

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右は66°North、正面はアイスランドシープの膝掛けだとかI LOVE ICELAND的なTシャツだとかステッカーなど雑多なお土産物を売っているお店。

BlueLagoonと66°Northで自分へのお土産を買った。

 

7:30 ケプラビーク空港 出発

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行きは80%以上の乗車率だったが、帰りは50%を切っていたと思う。3列シートを独り占めできてとっても気楽。


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雨が降ってきた。さよならアイスランド、楽しかったよ。オーロラを見せてくれてありがとう。


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アイスランドは、人が住んでいるところと住んでいないところがくっきり分かれている。街を出てもダラダラと住宅地が続くようなことはあまりない。人は人の領分で寄り添って暮らし、自然を大切にしている。空から見るとそれが良くわかる。


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まだ暗いうちならもしかしてオーロラを見るチャンスがあるのではと窓側を陣取ったものの、星は出ているがオーロラは出ていなかった。

 

13:15 ヘルシンキ・ヴァンター空港 到着

特になんの問題もなくヘルシンキへ到着した。アイスランド航空とヘルシンキから乗るJALはアライアンスなどの関係性がないので、乗り継ぐ場合は一旦荷物を受け取り、再度預け入れる必要がある。シェンゲン条約内なので出国手続きがなく、あっという間に到着ロビーに出た。ケプラビーク空港で買ったお土産とダウンコートをスーツケースにしまい、薄手の上着とストールを取り出して荷物整理を済ませる。JALのチェックインカウンターに行ってみると誰もいない。ヘルシンキ空港のJALカウンターは出発時刻の2時間40分前にオープンするとのこと。17:15出発なので、14:35まで待たないといけない。なるほど、日本ならJALは四六時中飛んでいるからカウンターが空いていないことなどないけれど、こちらでは一日数回だもんね。

 

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そうかそうか、ならばこれをやっておやつを手に入れよう!

ヴァンター空港の入り口近くにある、空港を使う人なら誰でも通りがかるエリアにあるスーパー。グミやナッツの量り売りエリアが妙に広く、値段も€9.98/kgと格安。日本の半額ぐらいな気がする。これは隠れた名所だ…!!

もう十分過ぎるほどに大人だから好きなだけ買っちゃうもんねーと手当たり次第入れてみたが、結局250gぐらいだった。我が身の小物感を再確認。

 

ヴァンター空港のJALチェックインカウンターはファーストクラス、ビジネス・プレエコ、エコノミーと3つに分かれている。一番乗りで手続きした。スーツケースは先ほど荷物を詰め直した影響で19.8kg。うおお、重い。一般的な制限の23kgって、普通体型の日本人女性だと荷物に振り回されるよね。私は大丈夫だけど。

フィンランドの出国は面白くて、まずアイスランドとへ向かった時と同じ保安検査場を通り、シェンゲン条約国行きのゲートがあるレストラン&ショッピングエリアに出る。非シェンゲン条約国発着のフライトは特定のゲートに限られていて、そのエリアに入るためのパスポートコントロールがあり、出国手続きをする。そのあとまたレストラン&ショッピングエリアがあるという構成。保安検査を通ったからと油断していると、出国で時間がかかった時に大変なことになるので要注意。

ちなみにマリメッコは非シェンゲン条約国エリアの方が広くて品揃えも良かった。もう買いたいものもないので、ラウンジに向かう。フィンエアーラウンジとプラザラウンジの両方が使えるようで、プラザラウンジの方に行ってみた。

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ラウンジはあまり広くなく、人もそこそこいた。食事はビュッフェで、豪華というより社食っぽい雰囲気。

ここで写真の整理などしていた時、アパートメントから昨日来たメールを思い出した。確かチェックアウトしたらURLを押せとかなんとか書いてあったような。メールを探してURLをクリックすると「チェックアウトありがとうございました」とのメッセージが出た。えっ、マジか!

借りていたアパートメントのチェックアウトは10時、今はアイスランド時間で13時半。もう3時間半過ぎている。ハウスルールを再確認すると、延滞料金は€25/h。てことはすでに€100支払は確定?…冷や汗が出てきた。

…。いやいや。で、でも今気づいて良かった。それこそ日本行きの飛行機に乗ってしまった後だったら、とんでもない額になっていただろう。

乗る前に気づいて良かったよ、うん。

(注釈:このブログを投稿した時点ではまだ請求されていません、どうなるのかな…)


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と、うまい具合に自分を納得させ、ごはんもコーヒーもしっかり補給させてもらい、ラウンジを出てゲートに向かう。出国手続きをした後もかなり長い距離を移動することになるので、時間に余裕を持って移動したほうがよさそう。移動中にムーミンカフェを発見。今日はラウンジに行ったけど、ここも行ってみたかったな!

 

17:15 ヴァンター空港離陸

行きと同じく帰りもプレエコ。今日はラッキーにも隣が空席だったので、通路側席から窓側席に移動させてもらい、足元の荷物を横に置いて超のびのびと席を使わせてもらった。

今日はフライトアテンダントさんがやってきて、自己紹介と「いつもご搭乗ありがとうございます」と挨拶をされた。こちらの名前も呼ばれるので、匿名性が剥奪されなんとなく恥ずかしくなった。もちろん航空会社側が私の個人情報や利用歴などを把握しているのは知っているし、変なこともしていない。それでも例えば「この人、口開けて寝てるわ…」とか思われた時に個人が特定されているのって、なんか恥ずかしい!

しかし往路では挨拶がなかったけど、どういう時にある(もしくはない)んだろう。時間の余裕かな。

 

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機内食1回目はヨーロッパらしいメニューだった。マッシュポテト!フルーツがあるのも嬉しい。やっぱ行きの機内食はイマイチだったなー。普通のやつがいい。食後にはアイスももらえる。

疲れているのだろうか、ほんの少し体調が悪くて軽い頭痛と怠さがある。腰痛の予防(?)も兼ねて鎮痛剤を飲んでいるせいか、トロトロとした眠気が抜けず、離陸直後から寝たり起きたりを繰り返していた。支給されたアイマスクが素晴らしく役に立った。うどんですかいもいただく。


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2回目の機内食も、ある意味食べ慣れた昔からあるタイプの機内食。好き!硬いバターをパンに挟んで、紅茶と一緒に食べるのが好き。

 

14:20 羽田空港第3ターミナル到着

特にトラブルや遅延もなく日本に帰ってきた。日本はアイスランドに比べると遥かに暖かいが、感覚が狂っていて寒いのか暑いのかよくわからない。今日は土曜日、明日までに荷物の片付けや洗濯をして、週明けから日常に戻る。何度も旅行しているせいか、日常に戻りたくない!と感じることは実はあまりない。

今回はとにかく久しぶりの海外旅行で、何もかも刺激的ですごく楽しかった。私の中でコロナ禍がやっと終わった気がする。オーロラはもちろんアイスランドの自然は美しかった。そして今後も長距離路線ではプレエコに乗りたい!

さて、次はどこへ行こうかな。

 

アイスランドの旅 7日目 帰国の準備、第5回オーロラ鑑賞ツアー

9:00 起床

今日は夜にオーロラ鑑賞ツアー(2日目の振替)があるが、それ以外は特に予定がない。明日早朝に帰路に着くため、荷物のパッキングやお土産集めをするだろうとあえて何も予定をいれなかった。

昔の私だったら旅先でこんな時間の使い方もったいない、時間の限り何かしようと思っただろう。最近は、その時の気分でやりたいことや自分が心地よいことをするのもいいじゃない、と思うことが多い。

あと現実問題として、この時期のアイスランドは朝9時は日の出前は真っ暗なので、観光地巡り的な行動はしづらい。

 

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昨晩食べきれなかったフィッシュ&チップスのポテトを持ち帰ってきたので、フライパンでシャッキリさせて朝ごはんの一品に。なんか豪華に見える!!

 

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まあ散歩ぐらいしようじゃないかということで、スーパーへ向かう。スーパーばっか行ってるなと思うけど、好きなんだよねぇ。途中にあった家の壁画がかわいかった。


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特になんということのない街並みの写真が、観光名所の写真よりも後からグッときたりする。


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Kronanに来た。このスーパーはサンドウィッチなどチルド食品のほかに、温めれば食べられる系のパックもたくさん売っている。こういうのイギリスでも食べたな。レイキャビクのランチは3,000Krから、夜はそれ以上が外食相場だけど、キッチン付きの宿泊施設に滞在すればこういう半調理食品を活用して食費を抑えることは可能だと思う。

めでたくオーロラも見れたことだし、大手を振ってオーロラの写真がついたチョコレートを買う。


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アパートメントに戻って昼ごはん。SEABARONのロブスタースープが美味しかったので、Kronanでシーフードスープを買ってみた。色は似てるけど味はエビがそんなに強くない。そりゃそうか。右は日本から持ってきた、確か会社で非常用備蓄の入れ替えがあった時にもらったアルファ化米。常食する気にはならないけど、災害時の緊急ごはんとしては十分な美味しさだった。平時に試しておくのは大事よね。

 

HOPPが気に入ったのでまた乗って、あてもなく街を走ってみる。明るい時間が限られているので、10時〜16時頃は外に出るようにしていた。


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ロシアチックな建物発見。アイスランドとロシアは昔から色々あるらしい。距離が近いと、仲が悪くても付き合いをなくせないし難しいよね。


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レイキャビクで一番歴史のある学校らしい。ヨーロッパらしい雰囲気。

ところで最近の日本のどこを見ても画一的な建物はあれなんとかならないのかね。味も個性も文化の香りもない、どこに行っても同じようなものばかり。ほんとつまらない。小学校にあった木造校舎は良かったなあ。


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チョルトニン湖にまた来た。街のすぐ近くに湖があるって素敵だなーと、この湖を見ると思う。日本で街中にある水場と言ったらせいぜいお城のお堀ぐらいかな。今度は逆方向で一周する。今日は白鳥が岸近くにいっぱいいていい感じ。


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誰か座っているのだと思ったら彫刻だった…!!これ結構驚く。


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チョルトニン湖の近くは旧市街とでもいうのだろうか、古くて可愛い建物がたくさんあって、見ているだけで楽しい。これは国会議事堂らしい。小さいね!そしてぱっと見、警備員などもいない。民主主義発祥の地はやはり民度が高いのだろうか。


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ただのICEWEARのお店もなんだか可愛い。そろそろ30分近く乗っているので、ここからは歩くことにする。


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日本では絶滅したと思われるフライングタイガーがあった。久しぶりに見たら、キッチュでこれはこれで可愛い。ヨーロッパと日本では建物の建材も内装も窓の大きさも違うから、こちらでは可愛く見えても日本だとチープに見えちゃうのかなーと思ったり。


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ポンチョめちゃくちゃ可愛い!欲しい!と思ったけど、実際いつどんなタイミングで着るかを思い浮かべることができず、結局買えなかった。空港で見かけた人は、小さいハンドバッグを持っているだけだったた。ショルダーバッグやバックパックにポンチョを合わせるのは難しいのかな。ファッションに詳しい人なら上手く使えるのかも。

 

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夜に備えて仮眠をして、夜ごはんは昼に続いて日本からの持ち込み食品を消費する。旅を振り返ってみれば、買い物する時間も十分あったし持ち込みがどこまで有効だったかは分からない。ただ、環境の違うところで一人旅となると、万が一体調を崩した場合などはこういうのが役に立つこともあるので、使わなかった=不要でないのが難しいところ。今回はスーツケースが大きくて、これくらいの余分なスペースはあったのでOKかな。

 

20:30 オーロラ鑑賞ツアー

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今日のオーロラ予報は【low】。しかし一昨日なかなかのオーロラが見られた時は【Modelate】だったし、【High】【VeryHigh】でも出ない日があったので、これだけで諦める必要はないと思う。

今夜の観測場所はもうすっかりお馴染みになったシングヴェトリル国立公園、場所も前回とほぼ同じ。

せっかくなので前回陣取ったマンホール&コンクリートエリアを探し、カメラをセッティングしてしばらくすると、ガイド氏が「オーロラ出てるよ!」と声をあげた。

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あ、確かに少し出てるかも。頭上は晴れているのだけれど、オーロラの光が弱い上に地平線付近は雲があって見づらい。肉眼だとオーロラと雲の区別をつけるのは少々難しい。周囲の反応も芳しくない。雲がどいてくれればきれいなオーロラが見られそうなのに!

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しばらくするとカメラにもそれなりに映るようになってきた。かなりしっかりしたオーロラが出ている気配はあるが、なんせ雲の向こう。写真を撮るとその状況がよくわかる。これは雲がどいてくれないとどうにもならない。うーん、これは果たして見えたと言えるのか?シャッタースピードやISOの調整でどうにかなるものではない。先日それなりのものを見てしまったため、目が肥えているかも知れない。早々に写真撮影は諦め、タイムラプス撮影に移行した。


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タイムラプスは初期設定の2秒300回で撮影していて、600秒=10分間撮影するんだけど、その間2秒おきに写真撮影が終わった時と同じように液晶に画像が表示され、シャッターを切る時に暗くなり、また液晶に画像表示で明るくなる。

こういう暗いところだとカメラが点滅を繰り返しているように見えて人目を引くようで、今日は参加者に話しかけられてしまった。

「そのカメラって写真?それともビデオ撮影してるの?結構綺麗に撮れたりする?私の携帯だとオーロラが全然写真に映らないんだよねぇ…」みたいな話から、いやこれはタイムラプスで…みたいな説明をすると、なんせタイムラプスの撮影中は特に何もやることがないのでこちらが話相手になると思ったのかガンガン話しかけてくる。で、動画が欲しいというので撮影が終わるまで横で色々喋るわけ。聞けば彼女はニューヨークから来ているらしく、同行の友達も寄ってくる。

私の英語力はかなりプアで、自分の要求を必要な時に伝えることぐらいはできるけど、こういう雑談や会話を何往復も楽しめるレベルではない。早口で有名なニューヨーカーの質問攻めにとてもではないけれど対応できず、「あまり英語が得意でないので、ゆっくり喋ってもらえます?」というやつをとうとう言ってしまった。

もちろんそう言えば彼女たちはゆっくり(しかも簡単な単語で)話してくれるし、お互いに「ゆっくりってば!」みたいなことを言い合って気遣ってくれるんだけど、そうなると向こうもあまり話しかけたら可哀想かな…みたいな雰囲気になってどうしても会話が途切れてしまう。

こういうことがあると、あーやっぱりもう少し英語を勉強しないとなぁ…と思う。


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オーロラが出始めてから1時間はたっていないかもしれないが、雲が動きそうにない様子だからか、ガイド氏からバスに戻るように言われた。

私のオーロラチャレンジは今夜が最後だ。今日の雲は残念だったけど、4日目にしっかりしたオーロラを見たせいか悔しいという気持ちはない。

バスの中は微妙な雰囲気だったけど、今日は見られなかったものとして振替になるらしい。有効期間は2年だと言っていたけれど、さすがに2年以内にアイスランドを再訪する可能性は非常に低いなぁ。

 

0:25 帰宅

帰りのバスの中で前上司からLINEが来た。出発前に「オーロラの写真が撮れたら送る」と言ったのをすっかり忘れて最終日を迎えてしまった。明日早朝に空港行きのバスに乗るので起床時間や睡眠時間を逆算しながらいい感じのところでLINEが終わるよう気をつけながら返事をした。オーロラの写真は随分良い反応だったので送って良かった。

 

2023年のまとめ

旅行のこと

今年の宿泊を伴う国内旅行は金沢、箱根、会津若松、沖縄、山梨、那須、北海道の合計7回。初めて行ったところが多くて、国内旅行も楽しいよな〜ということを再確認した。

海外旅行はアイスランドの1回。久しぶりの海外旅行はとても楽しかったし、やっぱり海外に行くと新しい刺激をたくさん受けられることを実感した。これはしばらく行けなかったからこそ感じたことだと思う。

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家のこと

ソファを買い替えた。今まで使っていたものは買ってまだ3年ぐらいだったんだけど、どうにも体に合わなくて。会津若松のホテルにあったソファがデザインも座り心地もすごく良かったので、似たようなものを探して買った。新しいものはとても気に入ってよく座っている。

必要な家具家電はほとんど揃ったので、断捨離というほどでもないけど不要なもの・使用頻度の低いものを処分したり売ったりして、今の生活によりフィットした状態に整えることを続けている。しかしかなり殺風景なので、同時に部屋の雰囲気を暖かくするものは増やしていきたい。

生活に季節感を取り入れたくて、昨秋から今春までフラワーアレンジメント教室に通っていた。本当に基礎的なことは身につけられたので、今はその経験を活かして玄関に花を飾っている。ただまだわからないことが多いのでまたもう少し通おうかな。

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仕事のこと

3月に人事異動で完全未経験の業務に異動した。ここまでの大きな配置転換が我が身に降りかかることを想定していなかったので、私にとっては大激震だった。新部署はいろんな意味で荒れていてここで働き続けるのは難しいのではと思ったこともあったけど、まあ色々あって今もなんとか働き続けている。

仕事がしんどいと感じた時、私自身の「仕事はあくまで仕事」という割り切りに救われる。この割り切りができるようになったのはそう遠い昔ではなく、ある程度社会人としての経験を積み、少々痛い目に遭ったりしながら得た感覚だった。

働いてお金を稼ぐこと、そのためにできる努力をすること。それはあくまで自分の生活と好きなことをするための資源だ。資源は大切にしなければならないが、資源を得ることが目的ではない。そう考えると、今やっている仕事が自分にとってどういう価値を持つのかが明確になる。

現在の上司は休暇取得に肯定的なので、来年以降の計画を立てるのが楽しい。

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お金のこと

大きな出費は、人事異動の腹いせにブランドもののバッグを購入したのと、あとは旅行ぐらいかな。

ここ数年は「海外旅行も行けないし」と割と潤沢に生活費を使っていたけれど、来年からまた定期的な海外旅行を復活させるつもりなので、収支を引き締めなければいけないね。国内旅行もあまり頻繁には行かなくなるかもしれない。でも休みが取りやすいから行きたいんだけどねぇ。

NISAが新制度になってつみたてNISAの上限が変わったので、金額を調整した。iDeCoは満額、投資信託日本株・外国株は来年以降順次NISA口座へ移転していく予定。ふるさと納税も上限額いっぱいやって、楽しく旅行する原資を作っていきたい。

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まとめ

2023年は久しぶりの海外旅行がとにかく楽しかった。人事異動という社会(会社?)の荒波に揉まれたとはいえ今はなんとか落ち着き、有休休暇も全日消化できたので悪くない一年だったと思う。来年は英語と生成AIの勉強に力を入れたい。

このブログは基本的に私の日記と備忘録なので、他にやるべきことが立て込んだりすると滞ってしまうことも多いのだけれど、そんなとっ散らかった状態でも投稿にはてなスターをつけてくださる方々には本当に感謝しています。いつもありがとうございます!

2024年も引き続き、流されるのではなく、自分の力で泳いでいきたい。

 

アイスランドの旅 6日目 ヨークルスアゥルロゥン氷河湖への日帰りツアー

5:30起床

昨夜の興奮が残っているのか、予定よりもずいぶん早く起きてしまった。今日は氷河湖へ行くツアーに参加する。

バス停まで5分もかからないのに、万が一忘れ物があったら…と思っていつも10分前に出る。吹きっさらしのバス停で余分に待つ5分はきつい。

 

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今日はなんと路上にネコちゃんが!長毛はふわふわ滑らかで、明らかに飼い猫。後からもう一匹やってきた。触っても全然嫌がらない。可愛い…早く出て得した気分。

 

ピックアップバスでBSIターミナルへ行き、乗り換えて出発。今日は座席に余裕があるっぽく、おひとり様でも隣に人が来なかった。今日は800km走る長いツアーなので一人でゆっくりできるのはありがたい。

今日もまだ暗い中からバスが走り始める。ガイド氏によるとアイスランド人はイルミネーションをするのが大好きだそうだ。

「だいたいハロウィンが終わったらクリスマスに向けてイルミネーションをつけ始めます。外すのは、そうですね…2月ぐらいですね」

つまりクリスマスにかこつけて夜の長い時期はほぼ電飾つけっぱなしということだな!そうやって気持ちを上げてるんだろうね。

 

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やっと明るくなってきた。もこもこ羊たち、可愛い。近くで見たかった。

 

10:00 スコゥガフォスの滝

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大きな滝。そんなに近づいていないのに、しぶきがすごい。

 

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滝の凄さより、この滝がある岩山のものすごい大きさに圧倒される。

 

ドライブインでお昼ごはんとなる。あまり時間がないと聞いていたのでサンドウィッチを持っていったのだが外に椅子やテーブルがあるわけではなく、注文しないのにカフェテリアのテーブルを使うのも申し訳ないので、寒いな…と思いながら外で立って食べた。他の参加者もホットドッグを外で食べたり色々だった。

 

14:40 ブラックサンドビーチ

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氷河湖から海に流れ出た氷河のかけらたちが、黒い砂浜でキラキラ光っている。透明度の高いもの、空気がたくさん入ったもの、色々あった。この氷はいつの水が凍ったものなんだろうな。

 

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そうして海へ還っていく。荒波に揉まれる氷河のかけら、なんだか切なくなる光景だった。

 

15:20 ヨークルスアゥルロゥン氷河湖

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氷河が溶けて形作られた湖。川の部分がほとんどなくすぐ海に至るせいか、氷山が意外と動かない。潮の満ち引きで少しずつ海に向かうのだろう。ボートに乗って近づいてみたかったな!アザラシっぽいのが泳いでいるのも見た。

 

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曇りだったのであまり明るい写真ではないけれど、氷河は鮮やかな水色で綺麗だった。海が青いのと同じ理由だとわかっていても、こんな色の塊が湖にどかーんと浮いているのはそう簡単に見られる景色ではない。来て良かった。

この時点で16時半、日暮れに向かっている。バスも帰路に入った。次の街まで2時間、トイレ休憩なしとのこと。

 

18:30 ヴィークの町

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街歩きができるのかと思っていたら全然そんなことはなく、1時間に満たない休憩で夜ごはんを食べる。いや、もし時間があっても真っ暗だし、雨だったから街歩きは難しいか。フィッシュ&チップス2,950kr(3,194円)。フィッシュが柔らかくてとても美味しかったけど、まーとにかく時間がない!せっかく美味しいのに急いで食べなきゃいけないのが勿体無い。ポテトは食べきれず持ち帰ることにした。

 

20:15 セリャランズフォスの滝

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真っ暗なのに滝の見学ってできるの?と思っていたら、ライトアップされていた。この滝は滝の裏側に入れるはずだけど、さすがに暗い中足場が悪いであろうところに行く気にもなれず、外から見学するだけにしておいた。

すごいスケジュールだなと思ったけど、逆に夏ならこの時間でも十分明るいんだろうね。


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待ってる人を煽ってくる系のトイレ。

 

23:00 帰宅

帰りは暗かったせいか、ぐうぐう寝てしまいほとんど記憶がない。アイスランドは一応北極圏で日照時間が季節によって全然違うことは頭ではわかっているのだけど、朝8時でも真っ暗だったり、日の出後1時間ぐらいの高さと薄暗さで太陽が止まりそのまま日没へ進むことなど、体は違和感を感じ続けている。夜もそんなに遅くないのに、暗くなるととにかく眠くなってしまうのだ。私がアイスランドで生活するのはなかなか大変そうだ。

 

アイスランドの旅 5日目 レイキャビク散策&第4回オーロラ鑑賞ツアー

9:30 起床

昨日寝たのは3時、長い一日だった。

今日は元々ブルーラグーンに行く予定だったが火山活動の活発化で施設がクローズしたためキャンセルになり、即時予約を謳っていたVeltraでスカイラグーンのチケットを予約したにもかかわらずチケットが用意できなかったとの連絡が来て、結局予定は何もない。夜のオーロラツアーまで近所でゆっくり過ごすことにする。こういう時アパートメントはいい。好きな時間に出入りできるし、細々とした用事をゆっくり済ませられる。

 

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朝ごはん。野菜が増え、牛乳を買ったので備え付けのネスプレッソが使えるようになった!パンがなくなったから買いに行かなくちゃ。

 

サンボイジャー

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海沿いにある、サンボイジャーという彫刻。アパートメントからもすぐ近く。海に乗り出す船にも、鯨の骨格にも見える。

今日も風が強くて寒い。HOPPという電動キックボードに乗って観光することにした。アプリをダウンロードし利用登録。電話もできるeSIMにしておいたので、SMS認証も問題なし。クレカを登録してすぐ使えるようになった。日本のLOOPやちよくるなどはステーションが決まっていてそこまで行かないといけないけど、アイスランドは「他の交通の邪魔にならないところに止める」程度の縛りなので、結構あちこちに放置されていてすぐ見つかるし、目的地に着いたらそこまででいいので便利!

調べたところ、アイスランドでは電動キックボードは自転車と同じ扱いとのことで、自転車専用道路があればそこを走行するようだ。乗っている人を見ていると、専用道路がない場合は歩道を走っていることが多い。

 

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観光をする、というより電動キックボードに乗っていること自体が楽しい。慣れていないので15km/h以上のスピードが出ないようアプリ上から制限をかけて乗った。実際、街並みを見ながら安全に走行するには10km/hぐらいがちょうど良かった。

 

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気をつけなければいけないのは事故。自分が怪我をするのはともかくとして、他人にぶつかって怪我をさせたり、物にぶつかって壊した時に海外旅行傷害保険の個人賠償責任特約は利用できない可能性が高い(少なくとも私が加入している保険の約款ではそう読めた)。

 

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チョルトニン湖を一周する。湖畔には彫刻がいくつもあって、散歩しながらゆっくり見て回るのも楽しそうだ。


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水鳥(カモメ?)が水面をてくてく歩いているのを見て、凍っていることを認識した。まだ氷が薄いのか、ぱっと見は凍っているように見えないのでちょっと驚いた。

 

SEABARON

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旅先で三食自炊はさすがに面倒なので、一日一回ぐらいは外食でもいいかなと思って良さそうなところを探しておいた。

 

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ロブスタースープ、2,450kr(2,653円)。エビが甘くて柔らかくて美味しい!これは人気が出るのわかるなぁ。もう一回食べに行きたいぐらい。串焼きもすごく美味しそうだったけど、さすがにランチ1回に5,000円は勇気がいるよね。

 

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ハーバーを見て回る。レイキャビクは港町と山の手といった雰囲気がある。この街の雰囲気はとても好き。

 

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今日はKronanというスーパーに行った。こちらはボーナスよりほんの少し、5%ぐらい値段が高いけど店内が明るく綺麗に整理整頓されていて、とっても買い物がしやすい。パンを買い足し、自分へのお土産用にケース入りのバターを買った。3,385kr(3,665円)。

 

20:30 オーロラ鑑賞ツアー

さて、今夜は4回目のオーロラ鑑賞ツアー。1日目の振替枠での参加となる。

 

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天気は良さそうだけどオーロラ予報は3【Modelate】。アイスランド滞在もすでに折り返しとなり、明日参加するツアーは夜までかかるのでオーロラ鑑賞は含まれていない。残るチャンスは今日と最終日の2日だ。

正直、まさかここまで見られないと思っていなかった。様々な口コミを見ると1日だけのチャレンジでバッチリ見られた人もいれば一週間ほど滞在しても全く見られなかった人もいたのに、なんとなく自分は大丈夫だろうと思っていた。1日目と3日目の予報がすごく良かったのに出なかったのがちょっとショックだったし、今日以降の予報はあまり良くない。天気と磁気の運任せと頭ではわかっていても、こんな遠くまでお金と時間をかけてやってきて、もし空振りしたら…と考えるとだんだん悲しくなってきた。もし今日見られなかったら、明日HOPPで灯台まで行って一晩待ってみる?など悶々としながらバスに乗った。

 

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今日は1、2回目と同じシングヴェトリル国立公園での鑑賞。今日のガイド氏は「ここ数日のオーロラ予報はかなり良かったのにオーロラが出なかった。しかし予報どうこうよりどちらかというとオーロラは運だ」と言っていた。

もう4回目ともなれば、一番いいバスの座席も、急いで降りてカメラの場所取り合戦する必要がないことも把握済みだ。お気に入りの席を陣取り、三脚の準備をし、トイレも済ませてゆっくりバスを降りた。

今夜は今までで一番雲のない、綺麗な星空。もちろんオーロラが出て欲しいけど、それは切に思うけど、出ないならせめて綺麗な星空の写真でも撮りたい。

カメラをセットしてすぐ、誰かが「出た!」「どこ?!」「あっち!」と叫んだ。

指差された方を見ると、薄くて白いモヤのようなものがなんとなーく空に浮かんでいる。え?あれが?という半信半疑な気持ちでとりあえず写真を撮ってみる。

 

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おおおおおお!写ってるー!!オーロラだ!!!

実物を見た時ではなく、カメラに写った画像を見て鳥肌が立った。すごい!肉眼で見えなくてもカメラに写るというのは本当だったんだ!

周囲でもカメラ経由でオーロラを確認できた人が増え、歓声が上がり始めた。

 

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その後、オーロラは空いっぱいと言っていいほどに幅広く広がり、光も強くなっていった。

駐車場近くの芝生の中に運よくマンホールとその周囲をコンクリートで固めたスペースを見つけ、三脚でしっかり陣取って何枚も何枚も写真を撮った。


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カメラに写るのはもちろん、肉眼でも乳白色の帯がはっきり見えた。雲や霧とは明らかに異なる、初めて見る現象。そうか、これがオーロラなのか…。

オーロラは時に複雑な形になり、ゆったりと大きく波打ったり、ヒラヒラと小さくはためいたりしていた。

少しずつ形を変えていくオーロラは、いつまで見ていても飽きないように思えた。


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最初にオーロラが発生してから1時間以上経ち、少し光が弱まり、参加者が十分にオーロラを堪能し穏やかな雰囲気が漂い始めた頃、ガイドから撤退の声がかかった。皆満足そうにバスへ戻って行った。私も、写真もいっぱい撮り、セルフィーも撮り(暗くて自分の姿はほとんど写らないが)、タイムラプスも撮影し、なんなら日本の友達にLINEまでした。もちろん大満足!

 

12:45 帰宅

バスで隣の席に座ったインド人に動画を転送などしていたら、あっという間にレイキャビクに着いた。

というか周囲を見ると、みな携帯電話は当然持っているが、カメラを持っている人が意外と少なくて、持っていても普通の一眼でバズーカのような望遠レンズなど携えている人は見なかった。三脚まで持っている人は5%もいなかったように思う。みんなとりあえず目で見られれば満足なのかな?それともガチ勢は少人数の撮影ツアーに参加していたのだろうか。

まあ人のことはさて置き、4日目にしてしっかりオーロラを見ることができ、今回の旅の目的は見事達成!いやー嬉しい!もちろんまだ観るチャンスがあるなら見たいけど、明日から気楽に過ごせるわー(笑)

 

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