ちょっと旅してくる

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クラシックホテル巡り②富士屋ホテル(花御殿)

憧れの富士屋ホテル花御殿に泊まってきた!富士屋ホテルは2018年から耐震補強のため改装工事に入り、今年の7月に営業を開始したばかり。以前宿泊した時に比べ、かなり設備が変わっていた。

 

ロビー

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ホテルの顔であるロビーはすっかりクリスマスモード。ロビー以外の場所にはほとんど季節装飾がないのが、押し付けがましさがなくて良い。

 

花御殿 259号室「シャクナゲ

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花御殿にある客室には花の名前がつけられていて、花は部屋ごとに全部違なり、室内もその花にちなんだものがあると聞いている。今回はヒストリックデラックスツインというお部屋で申し込んだところ「シャクナゲ」のお部屋に。ベルさんが荷物を持って部屋まで案内してくれる。


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ツインのベッドにソファセット、文机、ドレッサー。温泉の出るバスルームとウォークインクローゼット。おお、広い!絨毯にはシャクナゲの花。


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文箱にもシャクナゲがあしらわれている。ステッカー大小ひとつずつ、花御殿とシャクナゲの絵のポストカード。うーんかわいい!ステッカーもらって帰るべし!


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バスタブはタイル張り。タイル張りのバスルームって、ホテル!って感じで好きだなぁ。加水なしの温泉が直で出るので、火傷に気をつけてくださいとのこと。扉の右側にトイレ。

 

新設その①ライブラリ

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フォレスト館の2階に新たにできたライブラリ。入り口前の廊下にドリンクサーバーがあり、コーヒーやジュースを飲みながら本が読める。本は広い意味で富士屋ホテルにちなむもの、たとえば『旅』『おもてなし』『駅伝』『箱根』といった主題でどこかの本屋(名前忘れちゃった)がキュレーションしたもの。これがなかなか秀逸で、ラインナップを眺めるだけでもかなり面白かった。私の大好きな「風が強く吹いている」もちゃんと置かれてあってご満悦。夜ごはんまでの待ち時間に「天空讃歌」「富士屋ホテルの営繕さん」「幕末・明治の超絶技巧」を読んだ。


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ライブラリの隣にある談話室?名前はわからない。こちらはあまり人がいなかった。まあ、できればみんなソファに座りたいんだと思う。

 

新設その②温水プール・ジム

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花御殿の地下にできた屋内プール。ちょうど営業終了時刻に通りがかり、誰もいなかったのでパチリ。確かここは「マーメイドバス」という貸切風呂じゃなかったかな?プールは屋外しかなかったはず。前回来た時は花御殿までは探検しなかったので、元々花御殿の地下にあったのか、別の場所から動かしたのかはわからないけど、プールの奥にマーメイド像(?)が置かれていたので、貸切風呂は無くなってこのプールとジムになったみたい。

 

新設その③大浴場

以前はどこか地下に小さい大浴場があって、箱根に来たのにイマイチ温泉を堪能できないという残念さと、外国人は公衆浴場使わないかーという富士屋ホテルらしさを逆の意味で味わう感じだったけど、今回の改修でフォレスト館6階に大浴場ができた!ついでにスパも!ここのお湯は硫黄泉ではなかったな、成分表示見てくるの忘れてしまった。流石に写真は撮れなかったけど、綺麗で使い勝手の良い大浴場だった。室内風呂と半露天風呂あり。ドライヤーはもちろんナノケア。


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そんなこんなで夜は更けていく。

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朝、ベッドに寝転がって見る景色。天井が高くていいわー。そうそう、花御殿はすごく天井が高かった。

 

菊華荘で和食朝ごはん

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今回の宿泊プランでは、朝ごはんをザ・フジヤの洋食と菊華荘の和食のどちらか好きな方を選べる。迷ったけど、菊華荘は用事がないと入るのを躊躇うような雰囲気があり、せっかくだから全部探検したいということで菊華荘へ。


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なんだろう、王道の和食の朝ごはんってこういうのなんだろうな…と思った。どれも上品で美味しい。ご飯は白ごはんとお粥から選べて、おかゆには「粥あん」という、みたらしあん(カツオだしベース)がついてくる。

 

菊華荘のお庭散歩

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なんとなく朝からのんびりモードだったので、一番最後まで食べていたお客になってしまった。しかし散歩はする。人が少なく、静かで心地よい。

 

帰ります、富士屋ホテル最高だわ…

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菊華荘側にできた売店の近くを歩いていたら、見慣れない形のポルシェが出てきた(たぶんタイカンだったと思う)。ドライバーがまるでモデルさんのような美人で、なんてかっこいいんだ…!!と思っていたら、チェックアウト後に正面玄関でCM撮影をしていた。富士屋ホテルすごい。女性ドライバーでCM作るポルシェも良い。最後に良いものを見せてもらった。

 

箱根に来ればピコットでパンを買い、通販でオリジナルアロマを買い…と、富士屋ホテルは元々とても好きなホテルだったけど、改装後の富士屋ホテルは本当に素晴らしかった。伝統あるクラシックホテルらしさを残しつつ、現代のホテルであれば絶対的に求められるものをしっかり揃えている。ライブラリや温水プールはリゾートホテルには欠かせない設備だし、弱点だった水周りと大浴場の貧弱さは見事に綺麗になっていた。従業員の方々も良い。菊華荘で朝食メニュー表を撮影していたら「料理長が喜びます」とか言ってくれたり、寝具関係の質問にも丁寧に答えてくれて、控えめながら暖かかった。あっという間の一泊二日だった。

ホテルステイを満喫しようとほとんど予定を入れなかったにもかかわらず、全然時間が足りない!部屋風呂も入りたかったし、カフェでお茶もしたかった。できれば二泊三日ぐらいして「朝ごはんは○○のほうが美味しいね」とか言いたかったけど、わたくしの財力ではなかなか…。でも、また来られるように頑張って働こう。元気になれる一泊二日だった。富士屋ホテルありがとう!

 

おしまい!

 

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