顧客対応のある部門から管理部門に異動になり、20年近い社会人人生で初めてGW中の平日に有給が取れた。
今年の連休はコロナ明けでどこも混むだろうから家でじっとしてよう…と思ってたけど、有給取れたとなると途端に遊びたくなってしまい、以前から行ってみたかった会津若松に行くことにした。
7:40 東京駅出発
さぞごった返しているだろうと思ったら全然そんなこともない新幹線エリア。
指定席エリアは、そこそこ埋まっているけど満席では全くない。このくらいの人数でちょうどいいと思う。
9:15 郡山駅
新幹線を降り、磐越西線に乗り換える。一時間に一本なので、電車はテキトーに待ってれば来ると思ってる東京者は気をつけましょう。
会津若松まで一時間以上乗るからグリーン車で座って行きたいなーと思ったらグリーン車が存在していなかった。でも乗客は少ないので普通に座れる。
改札のない無人駅。下調べ中に、磐越西線はSuicaの使えない駅が多いと知って驚いたけど、こりゃ確かにいらないわ。乗降客ほとんどいないし、Suicaの機械は高いらしいし。
10:30 会津若松駅 到着
着いたー!駅前のあかべぇはボタンを押すと音声が流れる。もちろん規定の内容を喋っているだけだけど、
あかべぇ『◯◯の曲、聴く?』
観光客「いい、聞かない」
あかべぇ『(無視)〜♫、〜♫』
という素晴らしいタイミングでやり取りしている人がいて、笑ってしまった。
周遊バスの一日フリー切符を買い、鶴ヶ城へ向けて出発。
蕎八 かやの
お腹が空いていたので、お城を見る前にバス停を降りてすぐのところにある蕎麦屋さんに入った。
石臼粗挽き高遠蕎麦(1,050円)と山菜の天ぷら(500円)。
粗挽きなので蕎麦が切れやすいのかな、割と短めの麺。食感がしっかりしていて食べ応えがある。山菜の天ぷらはこの量で500円はビックリ!超お得!
鶴ヶ城
高校生の頃に猪苗代に来たことがあり、鶴ヶ城を見たような記憶がフワッとあるけど正直何も覚えてない。初訪問のつもりで見る。
鶴ヶ城は2日前にリニューアル工事が終わって公開が始まったばかりだった。タイミングが良い!お城の基礎部分を説明する侍。
鶴ヶ城の築城〜会津藩の歴史。江戸時代の大名って、転勤族よろしく支配地が変わるのね。圧政敷いて首をすげ替えられてる大名もいた。
伊達家の支配時代もあり。この有名な兜はレプリカ。
戊辰戦争から鶴ヶ城明け渡しまでの歴史を辿りながら最上階へ到達する。会津若松はあまり高い建物がないので見晴らしが良い。
茶室と同じ抹茶を贅沢に使用した抹茶ソフト。濃ゆくて美味しい!
会津葵
鶴ヶ城の入り口にあるお菓子のお店で買い物をした。蔵を使った重厚な造り。
袋がいらない人にはエコ協力御礼とのことで落雁をもらった!わーい、落雁大好き!しかもそば味ってどんなんだろう、楽しみ!
会津武家屋敷
会津藩の家老の家を移築した野外博物館。血生臭い歴史も含めて展示されている。
おお、こういうの時代劇で見るね。大河ドラマ「八重の桜」は実際にここの建物を使って撮影もしたらしい。
オオデマリが綺麗に咲いていた。
代官屋敷。こちらは茅葺き屋根。会津藩は戊辰戦争で負けて国賊的扱いになってしまい、本来は歴史的価値のあるものも取り壊されたりしたらしい。
茶室の藁葺き屋根に紅葉が生えていた。日本昔話の世界!
七日町
昔ながらの建物がたくさん残る七日町エリア。ここは酒屋さん。
しかしGWなのにビックリするぐらい人がいない。もっと人でごった返してるものかと思ってたけど…歩きやすくていいんだけど、GWでこの状態だと街としての存続が心配になってしまう。余計なお世話なんだけどさ!でも素敵な街には頑張って欲しいじゃない。
電線が地中化されていてスッキリ。やはり昔ながらの街並みには電線がない方がいいね。
ニューパレスホテル
今回は七日町エリアのこちらのホテルに泊まる。部屋も綺麗そうだし、けっこう広いのにお手頃価格!
周遊バスの「野口英世青春広場前」というバス停の目の前で、交通の便も良い。
この左側の1人掛けソファが最高に気持ち良かった!うちにも欲しい!と思って検索しまくってしまった。
お風呂は家庭用サイズで広々。入浴剤ももらえる。
外に食べに行く気分ではなく、ホテルでゆっくりしたかったので一階にあるデリで夜ご飯を買った。
ミートボール3つにキャロットラペ、下敷きのグリーンサラダ、小さいキッシュ、雑穀米とコーンスープまでついて1,000円弱(コーヒーはウェルカムドリンクチケット使用)。オシャレにちまちま…ではなく夜ごはんとして十分な量。トレイに載せてもらってエレベーターに乗ろうとしたら、降りてきた人がびっくりしていた(笑)
2日目へ続く