ちょっと旅してくる

わが身ひとつで気ままに生きる。

高知・愛媛の旅 3日目

昨日までの2日間に比べ、今日は時間にかなり余裕がある。

まずはホテルからすぐ近くにある「坂の上の雲ミュージアム」へ。

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 読破してから来るつもりが間に合わず。でも途中までしか読んでない人でも問題なく楽しめる。今、司馬遼太郎の小説が連載されている新聞があったら絶対購読するなぁ。またこの新聞挿絵がすごく良くてね。新聞連載時と同じように挿絵が入ってる本があったら絶対買うのに。

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 リフトで松山城へ向かう。松山城の面白いところはお城までにロープウェイとリフトがあって、どちらに乗るか搭乗口直前で選べるところ。スキー以外ではほとんど乗ったことないので逆に緊張する。日差しは強いけど周囲をゆっくり見られて面白い。

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松山は高知よりだいぶ大きな都市だけど、それでもお城より高い建物はない。天主閣の眺めも良く、正に「一国一城の主」というのはこんな気分なんだろうな、と思った。お城の周りの公園も大きいし、大事にされてるんだね。

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道後温泉の 「かどや」で鯛めしランチ。温泉付近の商店街には土産物屋に混じって愛媛の代表的な料理が食べられるお店がいくつかある。かどやは新しくて一人旅でも入りやすそうだった。鯛めしは贅沢卵がけご飯って感じ。素材的には自分でも作れそう。だしとか何入ってるんだろう。高知も愛媛もみそ汁やお吸い物にわかめではなくあおさが入っているのが特徴的。

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ついに道後温泉本館へ入る。道後温泉のお湯は無色無臭で、なんていうのかな、刺激の一切ないさらっと滑らか&まろやかないいお湯だった。脱衣所は昔ながらの銭湯に近いが鍵はちゃんとかかる。ドライヤーは3分10円。昨日の椿の湯もそうだけど、本館も浴室は決して広くはないので、休日に混雑するとかなりきついだろうなとは思う。昨日今日と温泉に入れて満足! 

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道後温泉は休憩含めた利用目安時間が1時間と、決して長くない。あまりのんびりできないのもな…と思い入浴のみにして、本館向かいの「一六本舗」でお茶をする。道後温泉の意匠である湯玉が思ったよりもあちこちに使われている屋根を眺めつつ休憩。平日の昼間はほとんどお客さんがいないので、多少ゆっくりしても大丈夫そう。とりあえず名物を食べたい私のような人に最適なセットを注文した。抹茶を飲んだことはほとんどないけど、和菓子の甘さと抹茶の苦味・渋味はこんなに合うのか!とちょっと驚いた。

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レンタカー返却もあるので余裕を持って空港へ。空港のお土産物コーナーはすごく充実していて、街中でちょびちょび買い回るよりよほど楽そうだ。「おがた蒲鉾」という店で地元民らしき人が何人もじゃこ天を10枚、15枚という単位で買い求めていて、この店は美味しいに違いない!と思い、早めの夕飯代わりにたまねぎ天を購入。かまぼこがぷりっぷり!

飛行機を眺めながら食べ、1時間半ほどで羽田に到着した。

 

一度は行ってみたいと思っていた道後温泉に来られて良かった。想定外に良かったのは高知で、地方の特性が色濃く残る街の規模感や、食べ物がおいしいこと、緑や海が豊かなこと、モネの庭の美しさなど、かなりの地元志向&都会っ子の私が一瞬「やばい、高知住みたい」と思うぐらいいいところだった。次は砂浜美術館や牧野植物園や足摺岬室戸岬に行きたい。高知万歳!