夜の魚たちを観察できるダークアクアリウム。抽選にはずれること2回、三度目でやっと当選したので行ってきた!
昼の部
ダークアクアリウムのチケットを持っていると、15時以降であれば昼間の通常営業に入れるのでちょっとおトク。休日なので館内はかなり混んでいる。館内は夜ゆっくり見ることとして、イルカショーを眺める。前2列はイルカジャンプの飛沫でビッショビショになっていた。暑いからいいじゃん?と思ったけどよく考えたら海水か。
夜の部
近くで夕飯を食べて18:45、エントランスに向かうと人が集まり始めていた。海の家に集うパリピとは違う人種で、ダークアクアリウムの参加者だと一目でわかる。
こんなクラゲのモニュメントがあったなんて気づいていなかった。えのすいはクラゲ飼育に力を入れているからね。
昼間は晴れていた空に雲が出て、暗くなってきた。夜に近づいている。
こんな看板が出ている。
貸し出し用のランタン。ランタン自体はIKEAとかで売ってそうなものだけど、生物に影響を与えないように光量が絞られている。
このランタンを持って館内を巡るのだ。
相模湾大水槽
まぁ夜の水族館と言っても照明を落として暗めにしている程度かな…と思ったら、ガチで真っ暗だった。
相模湾大水槽は深度がそこそこあり、手持ちのランタンではどうにもならないので流石に上からライトは当てていた。でも全体が明るくなるほどではなくて、月の明るい夜に海に入ったらこんな感じなんだろうか?というぐらいの暗さ。
昼と変わらず活発に泳いでいる魚あり、岩の近くでじっとしている魚あり…想像していたよりも魚は夜も動いていた。もっとじっとしているのが多いのかと思っていた。なぜかウツボが海底に寝転がっていたのが面白かった。
クラゲ水槽
はい、ほとんど見えません。肉眼では見えるけど、綺麗な写真を撮るのは至難の技。ちなみにクラゲは夜だからと寝ている様子はなかった。
オオカミウオ
オオカミウオって確か北海道とかで釣れるやつかな?岩陰でじっとしている。でも昼間来てもじっとしている系の魚だよね。
モチノウオ(?)
確かモチノウオだった気がする…フウセンウオよりだいぶ大きいんだよね。丸くて、みんなでより集まっているのが可愛い。ランタンを近づけると「え?」っていう感じでこっちを見たりするのがまた可愛い。この魚も昼間だからといって活発に泳ぎまわっているのはあまり見たことがない。夜の水族館で写真を撮ろうとすると、結局動かない魚ばかりになってしまう。
さめ
寝てます…。
アザラシ
アザラシはけっこう不思議な動きをしていた。昼間は泳いで往復している姿をよく見るけど、夜はあまり活発には動かず、でも寝入っている風でもなく、ゆったりとウロウロしたり、ガラス越しの人間を見ているような挙動をしていた。
ウミガメ
大半の海ガメが浜辺(波があれば波打ち際)に座礁したかのように横たわっていた。昼間だと半分以上泳いでいるのに、夜に泳いでいる亀はいなかった。海ガメって別に、自然界でもみんな夜は浜辺で眠るわけじゃないよね…?
休憩所
ダークアクアリウムで一番良かった…と言っても過言ではないのがこの2階の休憩スペース。昼間は暑いし日差しもあるしなかなかゆっくりできないこのテラス、間接照明が置かれて素敵な音楽がかかっていて、海風がとても気持ち良い。魚たちの見学はさておき、ここで随分ゆっくりしてしまった。海の家が時短営業なので、花火をやっている人が少し騒いでいる程度で静かなものだ。確かエノスイは結婚式プランもあったはずだけど、ここでケータリングパーティーとかやったら素敵だろうなぁ。
帰ります
ダークアクアリウムはお土産の抽選があるのだけれど、ウツボのミニフィギュアが当たった…うーんこういうものコレクションする趣味ないからなー。
ダークアクアリウムのチケットは1名3,500円、発券手数料などもかかるので1名あたり4,000円近い値段になる。決して安くはないのだけれど、やはり夜の水族館というのは雰囲気も違うし1回は見てみたら楽しいかな。昼間も15時からなら入場できるので、昼夜楽しめると思えば悪くない。夜は魚たちの動きが違うのはもちろんのこと、入館者数も少ないので水槽の前に座り込んだり…と普段とは違う過ごし方ができるし(もし昼間この人数だったら「ガラッガラだけど経営大丈夫?」と思うレベル)、コロナの感染リスクもかなり低いと思う。
飲食ブースがオープンしてたら尚よかった。あのテラスでクラゲソーダとか飲みたかったなー。
流石に9時近くになると風も涼しく、オリンピックの関係で警備が強化されているせいか騒いでいるパリピも暴走族もいなかった。今日は月が綺麗だった。暗い海をしばらく眺め、湘南江の島まで歩く。次はおひとり様限定のナイトアクアリウムに行きたいなぁ!