鶴岡八幡宮で花手水やってるらしいよ!という話を聞いて、わーお見たい!写真撮りたい!と思って行ってみた。
花手水は七夕まで
朝9時。一番大きな手水鉢に向かうも花びらひとつ浮いていない。はて…と思い通りがかった職員さんに聞いてみたところ七夕までの限定イベントだったようだ。くー残念!
では蓮の花でも撮影しようかと思ったら、まだ咲き始めと言ったところ。ちなみにこちらは平氏池。元々は源氏池に白い蓮、平氏池に赤い蓮だったのが今は混ざってこんな感じ。平家は源氏にだいぶ攻め込まれている。
青もみじ手水
うまく蓮の写真が撮れないかな…と思って旗上弁財天に行ってみたら、なんとこちらの手水鉢に青もみじが…!うわあ、これは涼しげで良いなぁ!
水の中にあるだけで、こんなに瑞々しく綺麗に見えるのに驚き。梅雨明け前でかなり蒸し暑いけど、一瞬暑さを忘れる爽やかさ。
人間が使わないので鳩が水浴びしている。鳩も暑いよね…。
寿福寺
八幡宮からあまり遠くないところで、どこか入れるお寺ないかなーと思って寿福寺にやってきた。寿福寺って公開してないんだっけ?参道部分だけ入れる。
門から中を覗く。草の匂いがする風が吹いて、影が濃くて、時が止まったような静けさ。ここは鎌倉で育った私が「鎌倉だなぁ」と感じる要素が詰まっている。
見上げると青もみじ。もみじといえば紅葉の萌えるような赤を想像するけれど、青もみじもとっても綺麗だよ。
紫陽花は終わりかけ。梅雨明けが近い。
英勝寺
寿福寺からちょっと北鎌倉方面に歩くと、雰囲気の良さそうなお寺があったので入ってみた。ああ、ここが英勝寺か。
鎌倉は寺社の数がとにかく多いので、住民でもどこに何があるのかは家の近所しか把握していないと思う。私ももちろんその一人。
英勝寺は「東国花の寺」に参加していることもあってか、庭園は小さいけれどよく手入れがされていて、写真を撮る人は楽しいのではないかと思う。
花の入れ替わりの時期なのか、咲き乱れるという感じではないけれど、色々な種類があって見ていて飽きない。奥の院では座禅教室が開かれていた。ちょっとやってみたい。
竹林もあるよ。竹林は報国寺が有名だけどちょっと距離があるので、八幡宮近辺で手軽に雰囲気を味わいたいなら英勝寺もいいかも。
ガクアジサイ。昔は紫陽花の枯れたあとだと思っていた。花の名前に詳しくなりたい。
鎌倉にはこうやって岩壁を削って切り開いたところにお墓を作ったり仏塔を建てたりする文化があった。そうやって作られた祠(もしくはその穴)のことを「やぐら」と呼ぶ。普通はやぐらと聞けば木組みで高さのある構造物を想像するけれど、鎌倉で「○○やぐら」と言ったらこんな感じの岩の祠のこと。ただしここは天井を削り切っているので、厳密には「やぐら」ではない、かな。
鎌倉はとにかく平地が少ないのに加えて、岩盤が「鎌倉石」と呼ばれる砂岩の一種で、岩の中では削りやすい部類だからこう言うのができたんだろう。寺社の敷地内でなくても、妙に加工されて奥行きのある岩肌があったらそれはやぐらだと思っていい。今は苔むすばかりで、何があったのかわからないやぐらもたくさんある。実家の裏山にもあるし、大小さまざまどこにでもある。
鉢から立ち上がった蓮の花が風にそよいで揺れる。暑いけど楽しい散歩だった。暑いけど。
fruteria7で桃のパフェ
ここも友達情報で知った、最近できたフルーツパフェとお酒のお店。パフェを売りにするってあまり聞かないな、と思って興味津々でやってきた。くだもの大好きですし。
素晴らしい!ホイップクリームやコーンフレークやバナナでカサ増しなんてせず、フルーツとアイスとジュレで真っ向勝負!桃も生のカットとコンポートが入っていて、味変用にブランデーまでつけてくれる。
ちなみにこの桃パフェは1,600円。ランチが食べられるお値段ですね。ただね、お冷やとしてハーブティーが出てきたし、スタバでドリンクとちょっとフード頼んだりすればこんなもんでは?たまに贅沢!という感じであればアリかな、と!
LittleLagoonでお買い物
小町通りにある、小さなアクセサリー屋さん。海モチーフのものが多くて可愛いんだけど、狭い店内なのでお客さんがいなければ入る、いたら入らないことにしている。今日は偶然誰もいなかった。長引くマスク生活でロクにお化粧もしないので、顔が明るく見えそうなピアスをひとつ買った。
帰ります
13時、最も暑い時間に近づいている。朝から動いて大汗かいて疲れたのでもう帰る。これからしばらくは暑くなるし、ぷらぷら鎌倉は一休みかなー。