ちょっと旅してくる

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スペインの旅 11日目 マドリード〜フランクフルト〜成田

出発の朝。今日はバルセロナ空港からルフトハンザ航空に乗り、フランクフルトでJALに乗り換えて成田空港へ向かう。バルセロナ市内はタクシーのストライキ、フランクフルト空港は欧州選手権の影響で混雑するとの情報あり。

 

朝ごはんを食べ、友達に頼まれていた歯磨き粉を買いに行った。値段がついていないので店員さんに聞くと、アイスランドと同じように機械にバーコードをかざしてスキャンするタイプだった。友達曰く、日本で買うよりかなり安いとのこと。

 

免税手続きいろいろ

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まずはエルコルテイングレス。エルコルテイングレスで買ったものはいちいちレジで書類を作るのではなく、免税カウンターでまとめて書類を発行してもらう。QRコードで順番取りをしてカウンターに呼ばれるのを待つのだが、 英語の説明があまりないので初見だと手順がわかりにくい。

カウンターで手続きをしていたら、私がいるからそこに並べばいいと思ったらしい日本人夫婦が、番号を取った様子もなく直接後ろに並んできた。その後「どこに並べばいいのか」「ネットが繋がらない」など色々聞いてくるので答えていたら、私が係員と話している間でも「すいませーん」とか声掛けてきて最悪だった。

係員の英語がわかりにくくて苦労して自分の手続き聞いてる真っ最中に、他人の世話なんかできない。私は余裕ある時は人助けするつもりあるけど、時間とか安全とか気を配らなきゃいけないことが多い海外なんて当然自分優先。たまたま居合わせた日本人にアレコレ聞かなきゃ免税手続きできないなら、あなた達は免税は受けられない、ただそれだけ。しかもお礼も言わないし。旅の最後にイヤなものに当たってしまった。

 

さて、気を取り直して。グローバルブルーはカタルーニャ広場のインフォメーションセンター内にデスクがある。

各店舗で作ってもらった書類があるので、ここに行かなくても空港で手続きできたはずだけど行ってみた。記載漏れなどがないかチェックし、空港での手続き方法を教えてくれる。

 

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本当は出発前にチュロスを食べに行こうと思っていたが、モヤモヤした気持ちのまま行動すると面倒を引き寄せる気がするし、タクシーのストライキが何にどう影響するかわからないので、ちょっと早めだけどホテルをチェックアウトし、空港に向かうことにした。タクシー、普通に走ってたけどね。

 

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ルフトハンザ空港はターミナル1。既にバスは来ていて、なごりを惜しむ間もなく出発した。チケットは往復で買っていたのでQRコードを読み取ってもらうだけ。ちなみに個人的にはネット購入をおすすめする。なんせ空港のチケット販売機はめっちゃ壊れてて時間かかったし、チケットを他のレシートと区別してちゃんと取っておかなきゃいけない。ネット購入なら早くて保管の手間もかからないからね。

 

バルセロナ空港

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特にトラブルもなくバルセロナ空港に到着。海に近いせいか、少し湿度がある気がする。

建物を入ってすぐの突き当たりに免税カウンターがあり、左奥にあるDIVAという機械で手続きできればそれでOK、エラーが出たら写真中央の有人窓口に並ぶ。

 

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DIVAは日本語対応していて、私は全てOKだったので手続きはこれで終わり。念のため用意していた現物も確認されることなく終わった。

周囲には書類をポストに投函している人もいて、私は本当に大丈夫なのか心配になり写真右の係員に聞いたところ、本当にこれで終わりだった。

 

現品チェックに備え紙袋で手荷物にしていた免税品をスーツケースに詰め、ルフトハンザ航空のカウンターに荷物を預ける。瓶入りオリーブオイル達のせいか10.3kgもあった。本当は手荷物で持って入りたいけど…お店でプチプチを巻いてもらい、ジップロックに入れ、服でサンドイッチしてあるから瓶が割れないことを祈るしかない。

バルセロナからフランクフルトへはEU内かつシェンゲン条約内なので日本でいうところの国内線に当たると思っていたら、手荷物については国際線基準となるようだ。つまり液体物の持ち込み制限があるので、オリーブオイルも一本100ml以下しか持ちこめない。いずれにしても預けるしかないのだった。


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最後に生ハムボカディージョを食べた。ちょっといいやつを選んだのだけど、ホテルの生ハムよりも少し固く、塩味がマイルドで美味しかった。

往路のフランクフルト空港で€7.5のサンドウィッチ高すぎ!と思っていた私はどこへ行ったんだ。

生ハムボカディージョ、カフェオレ €12.75(2,216円)

 

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フランクフルト行きのルフトハンザは搭乗前から少し遅れていたが、 搭乗が終わってからもどこかの天候がどーのこーのと言っていてなかなか出発せず、結局一時間ほど遅れて飛び立った。そのせいか、飛行機は沖止めになりバスでターミナル建物まで移動した。私は乗り継ぎ時間に余裕があったので良かったが、フランクフルトに到着した途端走り出した人もいた。フランクフルト空港は広いから大変だろうな…。

 

フランクフルト空港

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往路で通った道筋をほぼなぞるようにして日本便の出発口へ向かう。スーツケースを受け取るのに意外と待たされたけど、ちゃんと出て来たしオリーブオイルが漏れた様子もなくて安心した。遅延があったりするとロスバケや破損が怖い。フランクフルト空港にはロエベがあるので最後にはっちゃけようかと思っていたものの、いつの間にかそのエリアではないところまで進んでしまっていた。今回は自分用の買い物はあまりしない旅だったなー。


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ちょっとお腹が空いていたので、JALのラウンジでごはん。匂いに釣られてニョッキを頼んだ。失敗したのは、シャワールームの空き状況を確認せずごはんを先に食べてしまったこと。これから寝たいしシャワー使いたかったけど、ラウンジにいる間には空かなかった。トイレも割と人がいたので顔が洗えない…まぁ、機内でいっか。フランクフルト空港は搭乗口前にセキュリティチェックがあるので、ラウンジにギリギリまでいると危険らしい。

なんとセキュリティチェックに引っかかった。どうやらオリーブオイルの瓶達が液体制限の対象になったらしい。100mlはスルー。250mlのものを引っ張り出され、せっかく店員さんがきっちり巻いてくれたプチプチを4本全部剥がされた(しかもしっかり巻いてあるから剥がすのにすごい手間がかかっていた)。容量の問題だったのかあやしい液体だと思われたのか結局よくわからないまま、最終的にはOKになった。ああ、プチプチが全然元に戻らない…まあいいか。機内持ち込みなら割れるほどの衝撃を受けることもないだろう。


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行きと同じく今回も右側、窓側の席。私は左利きなので、ボタンやコントローラーなどが左側に集まっているこの席は使いやすかった。アメニティポーチの柄が往路と違うやつでちょっと嬉しい。離陸前にトイレに行き、メイクを落とす。

 

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飛行機は特に問題なく飛び立った。雲が綺麗だな…と思って写真を撮ったけど、写真になるとイマイチ立体感がなくなってしまう。不思議だ。

オンラインチェックインをする時に席次を見たら隣の席にベビーマークがついてて、しかしもう移動できる空席もなく、せっかくビジネスなのに一晩中ギャン泣きとかされたらどうしよ…と不安だったんだけど、全く泣かず奇声もほぼ発さず、ほとんどの時間を寝て過ごす静かなお子ちゃまだった。歩くけど喋らない年齢、多分1歳半ぐらいかなあ。よかった…。


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ちょっとゆっくりしていたら、すぐにアミューズが出た。プロセスチーズが美味しい。ドリンクはアップルクーラー。

飛行機モチーフのついたピアス、ちょっと欲しいな…と機内販売雑誌を見ていたら、私の席の担当キャビンアテンダントさんが機内販売も担当しているということで、食後に現物を持ってきてくれることになった。


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温野菜と魚のサラダ。これ配膳…というかお皿の置き方逆だな。


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帰りもステーキ。本当は和食…というかお米が食べたかったけど、和食メニューはなんだかすごく凝っていて、メニュー読んでも味の想像ができない代物になっていた…。贅沢な話だけど、はっきりと「醤油味!」だとわかったのはこのステーキだけだったんだよね。洋食魚メニューも知らない魚と知らないソースだったし。

 

19時20分出発の便だったので、食事終了もそこそこにメイン照明が消され「寝ろ!」って感じになった。機内販売は暗くて品物が見えず、携帯電話のライトを使って現物を確認し購入(笑)フルフラットを最大限に活用するため、スーツケースからパジャマを取り出してトイレで着替えた。ビジネスクラスはおそらくトイレの割り当て数がエコノミーより多いんだろう、いつ行っても必ず空きがあった。公共スペースであまり余計な時間を使うことはしないようにしているけど、ビジネスクラスのトイレ数なら迷惑にはならなそう。


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復路は体感では夜の時間帯の航行なので、けっこうしっかり眠れた。途中でまたいい匂いがして起き、ヌードルとフルーツをもらった。豚骨風味噌味(プラントベース)と書いてあった。豚骨風味はどうやって出しているのだろう。ビジネスクラス機内食で何が一番美味しかったかと聞かれたら往路・復路ともにヌードルを挙げる!どちらもスープがとても美味しい!

 

寝たり起きたり、フルフラットを活用しつつ過ごす。ステーキに夜食としっかり食べたせいか、朝ごはんの時間になってもあまりお腹は空かなかったのでコーヒーだけもらった。このコーヒーもまた美味しかった。飛行機は何事もなく成田空港へ到着し、なんのトラブルもなく入国・税関を通過した。行きと同じく13時間以上飛行機に乗った疲労感もない。明日は普通に朝から出社だけど、全然問題なさそう。ビジネスクラスは素晴らしいね、良い体験ができた。成田エクスプレスの券売機が混んでいたので、改札前まで着てるけど今さら駅ねっとでチケットを買う。チケットレス割引で35%はいい、この値段なら乗りますとも、なんせ最寄り駅まで一本だし。

 

スペイン旅行のまとめ

スペインは「ヨーロッパ」とひとくくりにできない文化の独自性があり、とても楽しかった。

物価は為替の問題で割高に感じるものの、ユーロで考えると決して高くはない。スリにも遭わず、治安の悪さを感じたことはなかった。

食事を満喫しきれなかったのが残念。結局チュロスも食べられなかったし…もっと色々食べたかった。

日程めっぱい観光地を歩き回るような旅行は久しぶりだったので、途中かなり疲労感を感じた(夜中に太ももが攣ったりした)。日頃行っているユル筋トレでは一日20,000歩には耐えられないとわかったのでもう少し頑張るようにしようかな…。

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