ちょっと旅してくる

わが身ひとつで気ままに生きる。

RedBullAirRace2017千葉

2015年に初の日本開催で興味を持って、2016年は8戦全部テレビで見た。一度は生で観戦したいとずっと思っていたの。いやー楽しかった!

 f:id:snusmumriken2016:20170605235954j:image

ゲートは10時オープンなので9:30に海浜幕張駅到着、快晴。観戦エリア毎のゲート表示に従って進むと既にテストフライトが始まっていて、ふざけてるのかムダに優雅なきりもみ飛行が道を歩いてるだけで見えたりしてテンションあがる!一般エリアがものすごい長蛇の列になっていてビビる。この日差しの中、この列に並ぶのはきついだろうなぁ。

 f:id:snusmumriken2016:20170605235438j:image

スタートゴールエリア・カメラマンエリアは同じゲートだけど列が分かれていて、並んだらすぐに入場開始になった。手荷物チェックがあるけどカメラ列だったこともあってか結構ザル、カメラや三脚ケースは開けてもいなかった。中に入ると堂々とチェアを広げてる人もいた。

 

入場してすぐに大型モニター、グッズショップ、ドリンクスタンド、飲食屋台、トイレなどがあるスペースがあり、フード付きタオルとレジャーシート、公式ガイドブックを買う。

f:id:snusmumriken2016:20170605073204j:image

カメラマンエリアには係員が立っていて出入りの際にチケットチェック。去年のピンクビブスは廃止になったようでホッとした。ただでさえ暑いのに更にビブスとか嫌だもん。

 

SGエリアの海岸線に近いあたりは係員の指示かかなりきれいに整列させられていたけど、カメラマンエリアに来るのはレッドブルの売り子ばかりでカメラマンルールに基づく自治領。写真を撮る気のない私はあまり前に出る必要もないのでセンターに近い砂浜の真ん中あたりに悠々とシートを引いて座った。

 

陣地を確保したら食料確保。屋台はケバブタコライスまぜそば等の濃い味系が多いとはいえ選択肢はけっこうある。評判の悪かったドリンクスタンドは、酒類と一部ドリンクが500円、レッドブルや水やジュースは300円でずいぶん良心的になってるじゃない!と思った。この価格なら無理に隠して持ち込みとかしなくてもいいかもなー。

f:id:snusmumriken2016:20170605073258j:image

自衛隊のアパッチが飛んだり千葉市消防が海難救助デモをやったりしてるけど、メインエリアの真ん前でやっているのであまりよく見えない。

 

お昼を食べ、エアレースの知識がほとんどない同行者にルールを説明したりしていたら結構あっという間に時間が過ぎて、零戦のデモ飛行が始まった。

f:id:snusmumriken2016:20170605073033j:image

飛行できる状態のゼロ戦は4機のみらしく、これが本物の…!と思っていたら『紅の豚』でポルコやジーナが戦争で亡くなった仲間たちのことを話すシーンの曲がBGMで流れてきて、周囲の人がそれにどれだけ気づいてたかはわからないけど「平和を願ってのフライトです」というアナウンスに、あぁ本当だなぁ…と思って、なんだかすごくグッと来た。

 

そんなゼロ戦が遠くへ飛び去るのを見送った直後、ブーンというプロペラ音が聞こえてきて「into the truck,smoke on」と、あっという間にレース開始!

 f:id:snusmumriken2016:20170605235759j:image

一旦レースが始まると次々飛んでくるので、ギャーギャー言いながら見ていたらround of 14の一時間はあっという間に過ぎた。室屋さんはきわどい秒差でround of 8に進出。ここで一時間休憩。トイレに行ってカキ氷を買う。トイレは昼から男女の数振り分けを変えていて、並び時間は許容範囲って感じ。水分補給はしているけれど、このカキ氷が身体を内側から冷ましてくれて生き返った心地になった。

 

round of 8、室屋さんはインコレクトでペナありつつ相手もペナ出してfinal 4進出。焦りがあるのか、オーバーGする選手も出た。round of 8が終わるとそのまま休憩をはさまずfinal 4が続く。

 

final 4が始まる頃になると急に空が曇り風が吹き始め、パイロンが揺れだした。機体も風にあおられて飛びづらそうな様子。室屋さんが一番最初に飛び、ドルダラーが千葉大会初そして唯一のパイロンヒット。ほか二人も室屋さんのタイムに及ばず、室屋さんが去年に引き続き、そしてサンディエゴ戦に引き続き優勝!!わーわーわー!!

 

誰のファンとか特別あるわけじゃないけどやっぱり、同じ日本人だし、空軍エリートとか恵まれた環境の人が多い中で頑張っている室屋さんがいい成績を取るのはとても嬉しい。

 

覚書①服装・気温・持ち物について

今日の予報は晴れ時々曇り、最高気温25℃の予報でほぼその通りの天気だった。日差しが強いのでサングラスと日焼け止め必須、フード付きタオルは首元を覆えてかなり良かった。気温がそこまで高くないので日差しを遮って水分補給しておけば10時開始16時終了でもそこまでつらくはなかった。もちろんそれなりに疲れたけれど。

砂浜なのでウェットティッシュが活躍した。

 

覚書②エリアについて

カメラマンエリアは自由度が高く立ち見OKだし悪くはない。ただし展示ブースやBMXショーは一般エリアの方にあるので全く見えない。モニターも入口ゲート付近にしかないのでレース中は見れない。これは事前に情報がなかったので残念だった。一般エリアに行けば半券で入れた可能性はあるけど、砂浜を歩くのも疲れるし、ゲートがかなり離れているし、この暑い中そこまでの体力はなかった。ま、バズーカ抱えてガチで写真撮りに来た人はそういうの興味ないだろうからいいのかもしれないけど。スピーカーは近くにあったので実況を聞くのは問題なかった。

今回ちょっとひどいなと思ったのはSGエリア。当初予定よりかなり中心部に近いところにスタート・ゴールパイロンが設置されたせいで、スタート前の水平飛行と途中の水平ターン以外はすごく遠かったんじゃないかな。ゴール後の選手はすぐ上空に上がって喜んでぐるぐる回転してどっか行っちゃうし、もし自分だったら全然話が違うんですけど!!と怒ってたかもしれない。安いエリアは扱いも雑なのか…。

 

個人的にはすごく満足度の高い初エアレース観戦だった。来年もまた行っちゃいそう!

奮発してデラックスシート買っちゃおうかなー。うふふ。

 

おしまい!