ちょっと旅してくる

わが身ひとつで気ままに生きる。

RedBullAirRace2017千葉

2015年に初の日本開催で興味を持って、2016年は8戦全部テレビで見た。一度は生で観戦したいとずっと思っていたの。いやー楽しかった!

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ゲートは10時オープンなので9:30に海浜幕張駅到着、快晴。観戦エリア毎のゲート表示に従って進むと既にテストフライトが始まっていて、ふざけてるのかムダに優雅なきりもみ飛行が道を歩いてるだけで見えたりしてテンションあがる!一般エリアがものすごい長蛇の列になっていてビビる。この日差しの中、この列に並ぶのはきついだろうなぁ。

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スタートゴールエリア・カメラマンエリアは同じゲートだけど列が分かれていて、並んだらすぐに入場開始になった。手荷物チェックがあるけどカメラ列だったこともあってか結構ザル、カメラや三脚ケースは開けてもいなかった。中に入ると堂々とチェアを広げてる人もいた。

 

入場してすぐに大型モニター、グッズショップ、ドリンクスタンド、飲食屋台、トイレなどがあるスペースがあり、フード付きタオルとレジャーシート、公式ガイドブックを買う。

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カメラマンエリアには係員が立っていて出入りの際にチケットチェック。去年のピンクビブスは廃止になったようでホッとした。ただでさえ暑いのに更にビブスとか嫌だもん。

 

SGエリアの海岸線に近いあたりは係員の指示かかなりきれいに整列させられていたけど、カメラマンエリアに来るのはレッドブルの売り子ばかりでカメラマンルールに基づく自治領。写真を撮る気のない私はあまり前に出る必要もないのでセンターに近い砂浜の真ん中あたりに悠々とシートを引いて座った。

 

陣地を確保したら食料確保。屋台はケバブタコライスまぜそば等の濃い味系が多いとはいえ選択肢はけっこうある。評判の悪かったドリンクスタンドは、酒類と一部ドリンクが500円、レッドブルや水やジュースは300円でずいぶん良心的になってるじゃない!と思った。この価格なら無理に隠して持ち込みとかしなくてもいいかもなー。

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自衛隊のアパッチが飛んだり千葉市消防が海難救助デモをやったりしてるけど、メインエリアの真ん前でやっているのであまりよく見えない。

 

お昼を食べ、エアレースの知識がほとんどない同行者にルールを説明したりしていたら結構あっという間に時間が過ぎて、零戦のデモ飛行が始まった。

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飛行できる状態のゼロ戦は4機のみらしく、これが本物の…!と思っていたら『紅の豚』でポルコやジーナが戦争で亡くなった仲間たちのことを話すシーンの曲がBGMで流れてきて、周囲の人がそれにどれだけ気づいてたかはわからないけど「平和を願ってのフライトです」というアナウンスに、あぁ本当だなぁ…と思って、なんだかすごくグッと来た。

 

そんなゼロ戦が遠くへ飛び去るのを見送った直後、ブーンというプロペラ音が聞こえてきて「into the truck,smoke on」と、あっという間にレース開始!

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一旦レースが始まると次々飛んでくるので、ギャーギャー言いながら見ていたらround of 14の一時間はあっという間に過ぎた。室屋さんはきわどい秒差でround of 8に進出。ここで一時間休憩。トイレに行ってカキ氷を買う。トイレは昼から男女の数振り分けを変えていて、並び時間は許容範囲って感じ。水分補給はしているけれど、このカキ氷が身体を内側から冷ましてくれて生き返った心地になった。

 

round of 8、室屋さんはインコレクトでペナありつつ相手もペナ出してfinal 4進出。焦りがあるのか、オーバーGする選手も出た。round of 8が終わるとそのまま休憩をはさまずfinal 4が続く。

 

final 4が始まる頃になると急に空が曇り風が吹き始め、パイロンが揺れだした。機体も風にあおられて飛びづらそうな様子。室屋さんが一番最初に飛び、ドルダラーが千葉大会初そして唯一のパイロンヒット。ほか二人も室屋さんのタイムに及ばず、室屋さんが去年に引き続き、そしてサンディエゴ戦に引き続き優勝!!わーわーわー!!

 

誰のファンとか特別あるわけじゃないけどやっぱり、同じ日本人だし、空軍エリートとか恵まれた環境の人が多い中で頑張っている室屋さんがいい成績を取るのはとても嬉しい。

 

覚書①服装・気温・持ち物について

今日の予報は晴れ時々曇り、最高気温25℃の予報でほぼその通りの天気だった。日差しが強いのでサングラスと日焼け止め必須、フード付きタオルは首元を覆えてかなり良かった。気温がそこまで高くないので日差しを遮って水分補給しておけば10時開始16時終了でもそこまでつらくはなかった。もちろんそれなりに疲れたけれど。

砂浜なのでウェットティッシュが活躍した。

 

覚書②エリアについて

カメラマンエリアは自由度が高く立ち見OKだし悪くはない。ただし展示ブースやBMXショーは一般エリアの方にあるので全く見えない。モニターも入口ゲート付近にしかないのでレース中は見れない。これは事前に情報がなかったので残念だった。一般エリアに行けば半券で入れた可能性はあるけど、砂浜を歩くのも疲れるし、ゲートがかなり離れているし、この暑い中そこまでの体力はなかった。ま、バズーカ抱えてガチで写真撮りに来た人はそういうの興味ないだろうからいいのかもしれないけど。スピーカーは近くにあったので実況を聞くのは問題なかった。

今回ちょっとひどいなと思ったのはSGエリア。当初予定よりかなり中心部に近いところにスタート・ゴールパイロンが設置されたせいで、スタート前の水平飛行と途中の水平ターン以外はすごく遠かったんじゃないかな。ゴール後の選手はすぐ上空に上がって喜んでぐるぐる回転してどっか行っちゃうし、もし自分だったら全然話が違うんですけど!!と怒ってたかもしれない。安いエリアは扱いも雑なのか…。

 

個人的にはすごく満足度の高い初エアレース観戦だった。来年もまた行っちゃいそう!

奮発してデラックスシート買っちゃおうかなー。うふふ。

 

おしまい!

人生

祖母が死んだ。

 

大正時代、そこそこ裕福な家に生まれた祖母は歌やピアノが大好きで、音楽に関連する仕事に就いた。やがて見合いで結婚、子供が生まれた。私の親だ。

私が高校生だったある日、本当は結婚なんてしたくなかったし、子供も欲しくなかった。歌を歌いピアノを弾いてずっと生きていきたかったと今でも思っている。と、孫である私に語った。

 

彼女の生きた時代は、今と比べると遥かにままならないことが多かっただろうとは思う。けど、強い意志を持ち、苦労をしながらも自分らしい人生を切り開いた人だっていたはずだ。少なくとも祖母は「人並みの人生」を選んだのだ。

 

自分の子供の存在を否定することは、その孫である私の存在も否定することに他ならない。面と向かって「あんたなんか別にいなくてもよかった」と言われたに等しいにもかかわらず、私は怒りや悲しみを感じなかった。

 

その時点で祖母は80歳近く、これから人生をやり直すのはさすがに無理な年齢だった。

戦争を生き抜き、そこそこの年金と家、夫、子、孫という「人並みの人生」を手に入れたにもかかわらず、過ぎた過去を諦めて受け入れることもできないその姿は、憐れで哀しい…。

 

…後悔しない人生を送ろう。それは人並みな生き方にはならないかもしれない。でも、一度しかない人生を、流されるのではなく自分の力で泳ぎたい。どんな形で力尽きるのかはわからないけれど、私は私の好きに生きたぞ…!と思って死にたい。

 

と、鮮烈に思った。高校生の頃のこの気持ちは色あせることなく、悩ましい問題が起きた時の判断基準は今も「その選択を、死ぬ間際に後悔しないか?」だ。

 

 

祖母を乗せた霊柩車は「願わくば桜のもとで春死なん」という句そのままの、咲き誇る桜の下を何度も通って火葬場へ向かった。

 

彼女の魂は安らぎを得たのだろうか。

 

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本と電子書籍に思うこと

少なくとも週1回は本屋を巡回しているので、割と本好きの部類に入ると思う。kindle paperwhiteも愛用している。本を買うお金はケチらないことにしている。

最近、本と電子書籍について思うところがあるので、少し記録に残しておくことにした。ちなみにこの文章は、所有欲とか収集欲とか「物理的な価値」に重きを置かない人間が書いてます。

 

電子書籍が普及することで失われるものはなんだろうか。印刷会社についてはもうこれは仕方ないと思う。電話交換手、人力車、活字拾い…技術革新に伴い失われた職業は数多くあり、自分自身いつその立場になるかわからないのはだれでも同じだと思うので。私は単純に、消費者側の利益のみに基づいて書きたい。

 

まず大前提として、本屋はなくなってほしくない。

「乱読のセレンディピティ」という本がある。たくさんの脈絡のない本を読むと思わぬところで素晴らしい本に当たって視野も広がるよ。という本だが(すごい乱暴な要約だけど)、いかんせん電子書籍など存在しない時代に書かれた本だ。乱読どころか「本屋でのセレンディピティ」が消滅の危機にあると知ったら外山先生はどう思うだろうか。

視野を広げる目的で本を読んでいるわけではないけれど、良い本は書き手側のものすごい時間(もしかしたら人生まるまる)の結晶だ。それを数時間で吸い取るのだから、一定の質と量を伴う読書が結果的に視野を広げるのは間違いない。

 

私は電子書籍含めAmazonでの買い物が多いので、自分のことを「Amazonの奴隷」と表現したりする。が、「あなたへのオススメ」に出てくる本ばかり買うようになったら、それこそAmazonの基準でAmazonの利益に貢献するだけの本物の奴隷だ。他人に踊らされる読書に価値はない。

ので、本屋通いはやめない。ぷらぷらと本棚の間を歩きながら、目についた本を手に取る。うーんイマイチかな、と棚に戻す。いつもと違うエリアで思いのほか面白そうな本を見つけ、小脇に抱える。そしてまた次の棚に目を向ける。この楽しさは本好きなら絶対わかるはず。

 

昨日、素晴らしい本をkindleで読んだ。登場人物の健気さと透明さ、美しい文章。とても感動したにもかかわらず、涙は出なかった。電子書籍で読んだ本で涙を流したことはないと気づいた。これは偶然だろうか?どんな媒体で読んでも感動は変わらないのだろうか?

上に書いた素敵な本を読み終えた時、私は感動しながら「ああ、本で読みたい!」と思った。手に感じる重さ、めくるごとに少なくなっていく残りページ。クライマックスが近づいているとひしひしと感じ、読み終わるのが惜しいと思いながら、でも早く先が知りたいという矛盾した気持ち。

そういうのがkindleには、ない。正確に言えば、機能としては存在する。「この章を読み終えるまで5分」とか「全体の60%を読み終わりました」とか表示する機能はある。でもその表示を見るといつも、楽しい読書に水を差されたような気分になって鼻白むのだ。

いつでも読めるように、ハードカバー・文庫本・kindle版をそれぞれ持っている本がある(どこのオタクだ)。何度読み返しても、やはり涙が出るほど感動することはある。が、kindleで読んでいるときに涙がこみあげたことはない。

 

物理的な価値に重きを置かないと言いながらも、本そのものの美しさも捨てがたい時がある。

主に中世ヨーロッパで、本が高級品だった時代に作られたとんでもなく豪華な装丁の本。そんな本に埋め尽くされた美しい図書館。存在すること自体に価値があることもあるな、うん。

最近なら「果てしない物語」。あかがね色の表紙に尾を噛みあう蛇の紋章、本文はもちろん臙脂と緑の二色刷り。物語の中でバスチアンが手にする本と同じ装丁は、もしかしたら自分にもバスチアンと同じようなことが起きたりすることもあるんじゃないかと思わせる仕掛け。この本は内容もさることながら、この装丁も含め児童文学の最高峰だと思う。

 

マンガはちょっと違う。マンガの電子書籍は基本的に書籍と同じ形で表示されるし「紙で読みたい」と思ったことは不思議とない。感動するときはするし、しないときはしない。マンガはいい意味でビジュアルが問題なのだ。

一巻無料とか試し読み30ページとか、これは電子書籍特有の販売方法で本屋ではまず無理。絵もストーリーも確認できてとても良い。本屋で「野生の思考」を買うときはさすがの値段にちょっと迷ったりしたのに(あのフォントも読みにくそうだし)、どうでもよさげなマンガの一巻無料に引っかかり、つい全巻買ってしまったことが何度かある。ワンクリック購入機能は罪深いよ…。

そんな私のkindle paperwhiteはマンガモデル。最近は既存の作品がオールカラーになったりしてるし、マンガだけは電子書籍化が進むと販売数が増えるんじゃなかろうか。

 

つまりkindleで本を読む時、私は感情活動をせずに「情報」として受け取っており、自分自身もそれを把握しているのだな。

 

読書の楽しみというのは人それぞれだけど、保管の問題は非常に大きい。

ので、主に情報を得るための読書は電子書籍でいいと私は思っている。新書もそう。小説も、たいていの本は「あー面白かった」で終わりで、読み返すこともなくブックオフ行きなので電子書籍でかまわない。そんな本に収納スペースを占拠させる必要はない。

あとマンガもスペースの問題と、上に書いたように形態と質の齟齬が少ないのでこれも電子書籍でいい。

ハードカバーの本は難しい。紙の手触りを味わいたくても、時間のない現代人が通勤カバンにつっこむには難アリのサイズのことも多い。特に上下巻のやつとかね。上巻を読み終わって下巻が手元にない時のあの生殺し感、耐えられない!というわけで、同時に発売されるとどうしても電子書籍に流れがち。

 

ただし時々現れる「情報」という価値を超える本。紙で読みたい本。所有欲を刺激する本。これはもう、当たっちゃったら改めて本を買う。で、狭い本棚に加えるに値する本かどうかを吟味する。

 

これらの感覚を持ち続ける人がいるかぎり、本屋という商売はなくならないと思う。

でも全ての本が電子書籍化されて、全てが「情報」となった時。情報は紙媒体と同じ感動を与え続けることができるのだろうか。

それとも、媒体による感動の違いそのものが私の勘違いなんだろうか。

 

おしまい。

 

 

酒々井プレミアムアウトレット

三連休、本当は泊りがけでどこかへ行きたかった。でも思いついたのが遅かったのでめぼしい宿が取れなかった。うーん、でもどこか行きたい。

少しでも旅行気分を味わいたくて、ちょっと遠いけど酒々井プレミアム・アウトレットへ行ってきた。

 

東京方面から公共交通機関を使う場合、バスが一番便利だと思う。なんせ目の前までノンストップで行ってくれるわけだし。バスは浜松町バスターミナルから東京駅を経由しアウトレットへ一直線。三連休なので混み具合がわからず、乗れなかったらイヤなので始発の浜松町から乗ることにした。

9:30発のバスに乗る。次のバスになることも覚悟していたけれど、そんなことは全然なかった。浜松町出発時点では7割程度の埋まり具合。東京駅八重洲口で満席になったが、補助席を使っている人はいなかった。Suicaが使えたのは便利!

 

10:10到着予定が渋滞で少し遅れ10:30到着。まだ人出はそれほど多くなく、なんとなく閑散とした雰囲気。入口付近の店を覗きながらレストランの開店時間を待つ。

せっかく千葉に来ているので「寿司 銚子丸」に入ることにした。5分前ぐらいになるとかなりの人が並んでいて、私はギリギリ1回転目に滑り込んだ。ふー危ない危ない。

寿司屋ではいつも、あら汁を頼む。ここのあら汁は量も多いし安いし大満足!海鮮ねばねばサラダと寿司3皿でお腹いっぱいになり、さあショッピングの始まりだ!

 

御殿場や軽井沢は元々何かそこにあった跡地に作ったアウトレットなので、とにかく敷地内の導線が悪い。なんか無駄に歩き回らされてる…という気分になるのに比べ、酒々井や木更津は「さーここにアウトレット作るぞ!」って感じでぐるっと一周効率よく回れるように作られていて、とても買い物がしやすい。

 

酒々井アウトレットはたぶん成田空港の乗継待ち時間に買い物をする人たちもターゲットなので、外国人客をかなり見かけた。スケッチャーズが2足買ったら2足目半額!というキャンペーンをやっていて、中国人でごった返していた。家族で8足とか買ってる人もいて、店員さんも中国語で案内したり免税手続きしたりしていて、すごいなーと思った。

 

ところでアウトレット専売品って、何なんだろうね。わざわざアウトレットで売る用に作るって意味がわかんない。お得に買えたように見せかけて実は違うものって、だまされてる気分になるなぁ。本物のB級品やサンプル品だけでは店が成り立たないなら、ら実店舗と同じ品物を同じ値段で売ればいいのに。

と、さして買い物もしない客なのであまり言えたことではないけれど。

 

木更津アウトレットではゴディバのチョコをすごく安く買えたので、今回もゴディバを楽しみにしていた。シーズン物や割引率のいいものだと市価の半額以下になってたりする。今回もなかなかお得な値段で買えたので満足。

 

一周して、お目当ての店も見終わったので16時ごろのバスで帰路に着いた。

買ったのはスリッポン1足、パンツ1枚、チョコ2箱、スチームクリーム1缶(飛行機柄ですっごくかわいい!)。わざわざ遠くのアウトレットまで来てこれしか買わないんかい!という感じだけれど、まぁ半分は遊びに来てるわけですから、いいんですよ。

 

酒々井アウトレットは庶民的というか、入店を躊躇うようなハイブランドの店はほとんどなくめ、とりあえず入ってみて何かいいものあったら買おうかなと思える店が多かった。珍しいので楽しみにしていたCalvin Klein Underwearは完全にメンズの店で残念だったなー。成田空港の帰りにちょっと寄るぐらいならまた来てもいいかな!

 

おしまい!

 

 

 

パーソナルカラー診断を受ける

パーソナルカラーとは、主に顔周辺の身体的特徴から一人ひとりをスプリング・サマー・オータム・ウィンターの4つのタイプにわけ、その人に似合う色味を探し出す方法のひとつ。

ちなみに私、ネットの自己診断ではウィンタータイプ。さて、どうなるかな?

 

今回参加したのは6人のグループレッスンで、一人当たり約5分。

現代日本の美の基準は「肌の透明感」と「黄色くくすんで見えるのはNG」だそうで、まずは肌が美しく見えるかどうかを見る。とともに、瞳の色や目そのものの印象などを加味して診断していく。

姿見の前に座り、まずは赤系統から胸元に布を4枚当てて、講師さんがサッサッサッ…とめくる。布そのものの色は大して変わらないように見えても、顔の印象が全然違うんだ、これがまた!

 

例えば私の場合、緑系統だとビリジアンは肌に透明感があって顔もハッキリして見えるのに、カーキやモスグリーンは顔色がくすんで疲れているように見える。うーん、色の力ってすごいなー。

あと、目のことを言われたな。眼力というか印象が強い目、らしい。目が大きいわけでも、アイメイクばっちりでもないのに、不思議。

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このカラーチャートは赤系統の印刷がよろしくないな・・・。

 

さて、診断結果はやっぱりウィンター!

ここのところ自分はウィンターだと信じて服を買ってたから、合ってて良かった。

ウィンターは服もメイクも、パキッと鮮やかな色もしくはモノトーンが似合うタイプで、黄色系や中間色やパステルカラーは似合わない。アクセサリーはシルバー系。

 

友達は自己診断でスプリングと思っていたのが、今回の診断でサマーと判明。ちょっとびっくりしてたみたいだけど、持ってる服はサマーの色も多いし、言われてみればそうかもって感じ。

好きな色と似合う色が違う場合ももちろんある。ただ、パーソナルカラーは基本的にいかに「顔」が映えるかが基準なので、顔から離れたところに使うのならタイプが違う色でも大丈夫らしい。

 

今回のパーソナルカラー診断は某駅ビル主催で参加費は1,000円。終了後に1,000円分のクーポン券がもらえて実質無料!という、すばらしいイベント。

参加者6名中、サマー2名・スプリング2名・ウィンター2名という結果になった。他の人が診断を受けているのを見るのも、客観的に見る練習になってためになる。

ちなみにもう一人のウィンターは小麦色の肌に切れ長の眼をしたお姉さんで、雰囲気は私と全然ちがうのに同じタイプというのがまた一筋縄ではいかない感じで面白い。

 

参加してよかった!おしまい!

 

革靴の裏張りをする

コールハーンのショートブーツを買った。

本革だけど、あわよくば雨の日にも履きたい。

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オーセンティックなモノに手をかけ、長く使い続けることに喜びを感じる。

ので、春も近いのに今更…とか、そういうのはない。これから何年も使うであろうものに、迫り来る季節の議論は無意味だ。

 

底がツルツルで転びそうなので、ソールの裏張りをしてもらおうと「リペア工房」に持ち込んだ。

工房はそごうの紳士靴売り場にあり、周囲を眺めながら受付を待つ。

女性用の革製品はデザイン重視で実用性に欠けるものも多々あるが、男性用の革製品はまず機能ありき。縫う前の靴が置いてあったり(構造がよくわかる)、ケア用品も充実していて素晴らしい。男の人に生まれたら、こういう機能美を堪能できたのかと思うと羨ましいなぁ。

 

ヒールは硬いがラバー製で、履いて傷つけば滑りにくくなるらしいので前ソールだけ張ってもらうことにした。税込¥2,700-、まだ午前中なのに既に1時間待ちだ。

こんな大きな百貨店の中にいるのに、欲しい物も見たい店もないのは健全なのか?逆に不健全なのか?とぼんやり考えながら、コーヒーを飲んで仕上がりを待つ。

 

 1.5ミリほどのラバーソールが張られた靴底は端まで綺麗に処理されていて、職人の手による工業的な美しさを見ると嬉しくなる。良かった、100均とかで手軽に済ませようとしないで。

 

自宅で革用防水ワックスを塗り、念のため防水スプレーをかけて準備完了。さっそく明日から履いてみよう!

 

おしまい!

 

ミャンマーの旅 番外編

バガンマンダレーで一緒だったリウから、その後も時々「元気?仕事忙しい?」とか、たわいのないメールが来る。

旅先で知り合った人は大抵その場限りか、Facebookで繋がるか、せいぜい帰国直後にメールで写真のやり取りするぐらいで、連絡を取り続けることは珍しい。

 

そんな最近、またメールが来た。日本に留学している友達がいるという話は聞いたことがあったが、その友達が春節で中国に里帰りし、また日本に戻るので私に渡すおみやげを持たせるので受け取ってほしい、と。

えー!マジか!

 

…正直、ちょっとめんどくさいなと思った。わざわざ中国から友達に託しておみやげを持って来てもらうほど親しい仲じゃないし、友達だって荷物が増えていい迷惑だろう。名も知らぬ中国人と東京という大都会の片隅で待ち合わせ…その連絡どう取るの?とか、想像するだけでムムム…って感じだ。

でも、この話がどう転んでもそれはそれで面白そうだし、もしかして友達が増えるかもしれない。なにより申し訳ないから遠慮する…って英語でなんて言ったらいいか分からないから thank you!としか答えようがないのであった。

リウ経由で友達くんと連絡を取る。たかだかLINEのIDを交換するだけでこんなにドキドキするとは…。

友達くんから来るLINEはところどころビミョーに間違ったスパムメールのような日本語で、それがまたいかにも中国人留学生らしくてなんとも味わいがあり、なんだか楽しくなってきた。

結局、私の会社の最寄駅まで来てくれることになり、駅で待ち合わせ。案外すんなりと落ち合うことができた。

友達くんはすらっとした好青年で、あまり時間がないとのことだったのでお土産をもらい、私もお礼に北海道のアンテナショップで買った六花亭のチョコを渡した。まだ日本語はかなりたどたどしく、つい英語で喋りたくなってしまうぐらいだったけど、ミャンマーで撮ったリウの写真を見せたら大笑いしていた。

時間があったら今度一緒にごはんでも食べに行ってみよう。中国の話も聞きたいし。

もらったお土産は豆鼓の唐辛子オイル漬けと火鍋の素だった。豆鼓は納豆たまごごはんにプラスするとすごくおいしかった。

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火鍋は週末に友達を呼んでやってみた。麻辣味と書いてあったけれどこれがまた本当に、舌が痺れるほど辛い!キムチの辛さとは全然別の、花山椒系の辛さだ。日本の「鍋の素」と同じように使ったからかしら・・・火鍋ってどちらかというとしゃぶしゃぶだもんね。でも友達くんに言わせれば、彼らにとっては普通の辛さだそうだ。うはー。

 

 そんなわけで彼らの出身地、西安に少し興味を持ち始めた。シルクロードの始まりの地であり、回教文化が息づく、かつて長安と呼ばれた都。うーん、なんだか素敵じゃないか。ちょっと行ってみたくなってきた。

 …中国って今もトイレに扉はないのかな?