ちょっと旅してくる

わが身ひとつで気ままに生きる。

ムリヤリ体育の日

昨日買ったスタンスミスの足慣らしをしたいのに、買うものもないし行きたいところもない。

ので、ただ単に歩いてきた。

家の近くに流れている川は、護岸が遊歩道になっている。私は堤防から降りて、土手と川面の中間を歩いた。

ガッツリと曇った空は紫外線が弱く、気温も上がらず歩くには丁度いい。川沿いにどこまで行けるのか、行ったことのないほうに歩いてみた。

川にはカルガモの親子がいたり、中洲にずいぶん大きな木が生えていたり、名前のわからない大きな鳥がいたり、鯉に餌をやっている人がいたり、こんなに家の近くなのに小さな発見がいくつもあって意外と楽しかった。

遠くを見るばかりでなく、足元もよく見ろってことかなぁ。

 

1時間ぐらい歩いて、家に帰った。足は疲れもなく靴擦れもない。よしよし、上出来だわスタンスミス。そして、ウォーキングは意外と楽しいかもしれないと思った。1時間くらいなら疲れないのにちょっと運動した感はあっていい気分だ。ハイキングとか行きたいなあ!

 

そういえば今日は体育の日だった。

そろそろまた筋トレとストレッチ始めようかなー。今年こそスキーに行けるかもしれないし!

 

 

秋の気配と買い物欲 その2

もうサンダルの季節も終わりかぁ…と、最近よく履いているフラットシューズをまじまじと見てみたら、靴底はひどくすり減り、側面にかぎ裂き状のキズ、足を入れる部分の縫製も一部ほつれていた。こりゃイカン。

 

靴を買う時考えるのはやっぱり、旅行にも使えるかな?ってこと。日常生活でも思わぬところで意外な距離を歩いてしまったりするし、できる限りたくさん歩けるといい。でもTPOに合うかもあるし、季節にもよるし、天気にもよるし、絶対にコレ!という靴は未だに見つけられていない。

全てを一足でまかなうのは無理としても、靴はオーセンティックなものがいい。変わらないことの良さ、変わらず生き残ってきた理由って、あると思うんだよね。一度馴染んでしまえば服に合わせるのも楽だし。靴に限らず、いくら大事にしたっていつか買い換える時が来る。その時、何も考えずに同じものをまた買えるのが一番いい。

 

フラットシューズはマルイのラクチンシューズというもので、今回履き潰したもので二足目。そして全く同じ靴を再購入。マイナーチェンジするらしく、一足1,000円オフ。次のものが合うとも限らないので2足買っといた。ラッキー☆

 

今まともなスニーカーを持っていなくて、夏だったし別にいいやと思ってたんだけど、ガシガシ歩き回るであろう長崎旅行に向けて足を慣らしておきたいので今日買いに行ってきた。

買ったのはスタンスミスのベルクロ。このごく普通な、足元に変に目が行かない感じがイイ!脱ぎ履きし易くて、手入れし易いのもイイ!

お店で店員さんにずいぶん長いこと付き合ってもらって、サイズや色やタイプ変えて10足くらい試し履きしたかなー。下調べ中に見つけたブログが素材とかについてすごく詳しく書いてあって、ちゃんと読んでから行ったから店員さんの話もよくわかって良かった。メルマガ登録したら15%引きになったし、今日はいい買い物をした!

 

靴が新しくなるとお出かけしたくなるね。明日は連休最終日、スタンスミス履いてどこか行こうかなー!

 

「九州ふっこう割」のお得感ハンパない!

どこかから帰ってくるとすぐにまたどこかに行きたくなって計画しはじめる私の次のターゲットは「ふっこう割」。

ご存じ、熊本地震による観光客減を取り戻そうと政府が補助金(?)を出しているアレ。福島の時は申し込み方とか使い方がイマイチわからなくて手を出せなかったけれど、今回は半自動的に割引が適用されるステキなプランを発見!

 

特筆すべきは「1組あたり15,000円割引」という計算。つまり一人でも二人でも割引率が同じ=珍しく一人旅に有利。

九州旅行をパッと決めてくれる相手を探している間に上限人数に達することを恐れ、サクっと申し込んだ長崎一泊二日のひとり旅。土曜朝イチの飛行機、日曜昼過ぎの飛行機、ホテル代込で割引(長崎は12,000円)適用すると約20,000円。安い!!

地震の関係で福岡・熊本・大分に行って、ふっこう割で長崎に行くなんて、今年は九州フィーバーの年だなー。

 

長崎は雲仙観光ホテルに行ってみたい、ランタンフェスティバル見てみたいと思っていたけど今回は雲仙まで行く時間もなく、春節の時期でもない。まぁ仕方ない、それはそれ。

現時点の誤算は行く気マンマンだった軍艦島上陸ツアーがどこも満席なこと。まだ2ヶ月近く先なのに大人気なのだなぁ…。とりあえず上陸ツアー会社にキャンセル待ちのメールを送っておこう。軍艦島行きたい、行きたい、行きたいよう!!

 

なお今回はガイドブックを買わず、全面的にgooglemapのマイプレイスでやってみることにした。

ご近所感覚の箱根や甲信越はともかく、一泊二日とはいえ長崎はそれなりに遠方なので見るべきところはキッチリ見て回りたい。事前に下調べする時間はまだまだあるので、ことりっぷに載ってる程度の情報なら頑張って検索して集めてみようと思う。

あと、好きなブログ「東京弁当生活。」で杉森さんがマイプレイスをこうやって作ってます。みたいなのが載ってて、なるほど!と思って作り始めたら案外楽しくて。

皿うどんを食べるならどこだろう?頂き物で激ウマだったカステラの店は?アイコンどれにしようかな?とかやっているうちに、あっという間に時間が経ってしまう。

 

今ちょっと仕事がしんどい時期で労働時間も長くて体力的にも精神的にもつらいことが多いんだけど、週末の夜にこんなことしてると、こうやって日々を過ごして生活していくのも悪くはないんだよね…とか思ってしまう不思議。

 

おしまい。

秋の気配と買い物欲 その1

ミャンマーから帰って来たらビーサンの自分が若干浮くほど秋の気配になっていて驚いた。

季節が変わるのを感じると、その季節っぽいものが欲しくなる。

 

そんなわけで秋の装いを求め、まずはIKEAに。買ったのはこちら!

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季節関係ないね…。世界地図のウォールステッカー。ちなみに最初はヨーロッパ中心の配置だけど(IKEAだからね)お馴染みの環太平洋中心配置にしてある。

あとお茶碗と角皿。秋→魚食べたい→魚載せるお皿買おう!という単純な発想で。

 

お次は服を買いにアウトレットへ。

服を買うのはあんまり得意じゃない。まず第一にセンスがない。これから磨けるとも思えない。おしゃれな人になりたいとか、たくさん欲しいとも思わない。なので以下の3つを基準に買い物することにしている。

①仕事にも着ていけるか

②素材やデザインに汎用性があるか

③パーソナルカラー(冬)に合っているか 

計3枚、濃いグレーの半袖カットソー、薄いグレーと黒のカーディガンを購入。えへへ、いっぺんに2枚もカーディガン買っちゃったよ。もうこれで秋冬の服は買わなくてよさそうだな。

こんな感じで出来上がるのは、モチロンただの超地味な人。

 

今年の秋冬ってレンガ色とかスエードとか私には似合わない…というか手に負えない?モノ達が多い。買い物帰りに我が家に寄ってクローゼットを見た友達が「…こんな寒々しい色はいつでも着れるわ!」と熱烈にオススメされたのがボルドー。流行色でもあり、私のパーソナルカラーにも合ってるんだって。本当はシャツとかがいいみたいだけど、抵抗あるならキャミを胸元から覗かせる程度でもいいらしい。

 いやでもボルドーってけっこう茶色いよね!ワインレッドならまだわかるけど…ボルドーかぁ、ハードル高いなあ…。

あ、パンプスとかならいいかも?

 

 

ミャンマーの旅 9日目

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次の出勤が火曜とはいえ、日曜朝にこんな遠く離れたところで目を覚ます不思議。世界は狭いのかな、広いのかな。

ヘーホー空港に着くとrefundだと言って2,000Kくれてサインを求められた。なんでrefundなのかはわからない。飛行機は半分も埋まっておらず、ゲート近くでお土産用お菓子を買う。

この一週間ド田舎行脚をしてきたせいか、来た時はすごいボロ!と思ったヤンゴン空港国内線の空港設備がおおキレイじゃん、ちゃんとしてるじゃんと思ってしまう単純な私。また乗り継ぎに時間があるのでYaKunに入る。

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忘れてたオンラインチェックインをして、TripAdvisorのレビューを書いて、どうでもいい内容のLINEを友達に送りつけたりしながら時間をつぶす。普段はコーヒー1杯で2時間以上座り続ける(しかも明らかに時間つぶし目的)ことはしないけれど、ここでは私は外国人。店員さんも「乗り継ぎでヒマなのよね」と大目に見てくれるに違いない。店、ガラガラだしね…。

カウンターで荷物を預けたら5.4kgだった。米と石鹸が入ってこの重量なら、割と荷物が少ない部類に入るんではないだろうか。出国審査後の免税店というか売店?で最後の最後にルビーを見る。ああモゴック産ルビー!でもピンク系が多く、台座が派手め。いいなと思ったのはセットでないと売れないと言われるし、ディスカウントするとか言うし、1万円程度でも即決しない方がよさそうだったから買うのはあきらめた。

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クアラルンプール空港でシャワーに入る。ゴミ箱に座って髪を乾かしていたら掃除係に笑われた。目当ての中華粥屋は営業終了していて残念。

日本へ行く飛行機の搭乗口にいると、まわりに日本人がたくさんいて、全ての会話が理解できるのが不思議な気がした。まあ文句とかグチとか言ってる人がいて正直聞きたくなかったが。

エコノミー最全席だったので足が延ばせてうれしい。税関カードを機内で書き忘れ、手荷物ピックアップを待ちながらバタバタと作業。日本寒い!もうすっかり秋だ。雨が降っていたのでここにきて初めてバックパックのレインカバー使用。内蔵式の買っておいて良かった。

 

今回は久しぶりに冒険チックな旅でとても楽しかった。今までの海外ではヨルダン旅行が断トツに1位だったけど、今回のミャンマー旅行はヨルダンと争うほどの良さだった。私は人生であと何回こんな素敵な旅ができるだろう。

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ミャンマーの旅 8日目

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今日は良く寝たけどノックの音みたいなのが時々してなんとなく恐かった。お腹の調子もイマイチなので朝ごはんはパス。フロントで1泊でチェックアウトする旨伝える。booking.comの規約により違約金の請求があるらしい。あ、もうどうでもいいですそういうの。

カックー遺跡に行くのは、お世辞にも楽ではない。まずタクシーをチャーターし、シャン州自治区のオフィスに行き、現地民族のガイドを雇う。目的地まで片道2時間半の道のりだ。

タウンヂーのGICオフィスに9時ごろ到着。パオ族のガイドと研修生の2名が加わった。ガイドはかなりよくしゃべる男の子で、ただ内容は文化とか生活のことなのでそんなに難しくないのでずっと英語だけど楽だった。研修生は女の子。私は1人客だったので席に余裕があるからヨシ乗せようってことだったのだと思うけど、こちらとしては男女両方の民族衣装を間近に見れて得した気分だ。

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通りがかった村の、家の中を見せてもらう。竹でできた家は伝統的に窓がなく(冬は高地で寒いから)、トイレと風呂は外、1Fは保管庫、2Fに台所。階段も床も壁もみんな竹。壁は10年、床は3年ほどで交換になる。竹はそのへんに生えているから材料費はさしてかからないし、作業も近所の人に手伝ってもらって数日程度、鶏をつぶして料理をふるまってそれでおしまいとのこと。原始的ですごくいい!ジャックフルーツが木に実っているところを初めて見た。楽しい!

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トウモロコシの色がどうのとかいう話をしているうちに、お待ちかねのカックー遺跡に到着。ところせましと細長いパゴダが林立する様は予想を裏切らない素晴らしさ。いやー思えばずいぶん遠くへ来たものだ。パゴダの上部についた鐘が、風が吹くとチリンチリンチリンと鳴る。繰り返し、でも同じハーモニーは二度とない音。あたり一面あちこちから次々に聞こえ、いくら聞いていても飽きない。ミャンマー最高。旅先としてメジャーになる前に来られて本当に良かった。カックーのパゴダは1基500ドルぐらいで建てられるらしい。いいなあ!私もカックーに名を残したい!

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お昼はシャンヌードルを食べた。自分たちは別に食べるというガイドと研修生を、私が払うからと押し切って一緒に食べた。運転手はどこにいるのかわからなかったが、見ると他の観光客はガイドとは別に食べてたみたいだ。シャンヌードルは吉野家の牛丼程度の値段なのだけれど、ガイド料が5ドルであることを考えるとけっこうな観光客プライスであり、そりゃ彼らは自腹では食べないだろう。私はお客なので、ガイドの不利益にならないワガママは言っていいと思っている。

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ランチ中、お土産に欲しいものをどこで売っているか相談する。まず一つめ、パゴダの上についている鐘。これは街で買えるらしい。ふたつめ、行きのタクシーで話題になった高地で栽培されている赤米。ガイド達が相談を始める。この米、自分たちで食べるために作っているので市場では流通しないらしい。なんだー残念と思ったら、家にあるから分けてあげるとお母さんに電話をしに行くガイド。えっいいのそんな貴重なものを!

期せずしてガイドの自宅訪問となった。ほー、一般家庭はこんな感じなのかぁ。お母さんがお米をどっちゃりくれる。2kg近くある気がするコレ。いくらか払うべきかと思ったけど、市場流通していないものに値段を勝手につけるのも失礼だし、変な前例になるのもよくないし…そうだ、未使用の手ぬぐいがあるじゃん!こっちで適当に使って処分しようと思いつつ使っておらず、荷物が増えただけだったなーと持っていたアレが!しかも今朝チェックアウトしたから運よく車にバックパック乗ってるし!「禍転じて福と為す」ってこういうこと言うのかなー。新品だし日本語少し書いてあるし、手ぬぐいなんて元々包装されてないし。「日本の伝統的なハンカチです」と渡したらスッと受け取ってくれた。よかった、不義理をせずに済んだ。持っとくもんだなー、こういうの。

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鐘は街のギンギラした仏具屋に連れて行かれた。マジか!あのパゴダについてた渋いのは金ピカ塗りが劣化したものだったのか…でも音が同じだったので1コ買った。

 

ガイドと研修生の2人は大学生だそうだ。iPhone7を新品で買うには2年ぐらい働いた収入が必要だって。BLEACHの連載が終わったことを教えたら驚いていた。ドラえもん、ワンピース、ブリーチ、ナルトはこっちのテレビでもやっているらしい。三菱の意味も聞かれた。確かに三菱のトラック走ってるもんねぇ。

カックー遺跡に行くのにガイド同行はマストなので必要経費としか思っていなかったけど、地元の人の話をこんなに聞くことができたのはすごく良かった。

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オフィスでガイドと別れ、ニャウンシュエへ戻る。市場を見たかったのでタクシーを下ろしてもらったけど一人で歩くにはハードルが高い市場だったのでおとなしく今夜の宿に向かう。

移動先のホテルは冷蔵庫・ドライヤー・テレビ・エアコンなしだったが雰囲気はいいし蚊帳がある。外で日記を書いていたら声をかけられ、誰かと思ったらマンダレーで別れた中国人女子だった。しかも隣の部屋!彼女は今日カウンダイン温泉まで自転車で行ったらしい。すごいなぁ。

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しばらくすると大雨になった。ごはんを食べてシャワーを浴び、荷物の整理をする。

今まで買ったお土産はニーム石鹸(ひどいにおい)、タナカ(自分用)、鐘(自分用)、葉巻、タマリンドフレーク。そして米。重くて他人への汎用性がないものばかりだ。明日、ヘーホーかヤンゴンの売店でお菓子買いたいな。

 

ミャンマーの旅 7日目

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今日はインレー湖に移動する。マンダレー空港はピカピカで、数が少ない国際線側はシャッターを下ろしていた。チェックインしたら座席番号がなく、自由席だと言われた。飛行機で自由席ってあるの!

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昨日のタクシー移動は全部一人だったら結構な金額になっていただろうな、と思いつつ中国人女子と別れ飛行機にのる。

エア・カンボーザのフライトアテンダントがとんでもないイケメンでちらちら見ているうちにあっという間にヘーホー空港へ到着。高度1,300mに位置するこの空港、確かにすごく涼しい。

ガイドブックよりもタクシー代は下がり、入域料は上がっていた。ホテルは午前中でもチェックインさせてくれた。

インレー湖はそれ自体が観光地であるものの、私はカックー遺跡を見るために来たようなものだから、昼過ぎについてもやることがない。しかも今日は祝日で市場も閉まっていた。昨日に味をしめて今日はマーケット探検で時間を潰そうと思っていたのに!昨日あんなにワイワイしていて今日は一人なので、ちょっとさみしい。

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一人でレストランでピザを食べる。この国の人は犬や猫に食べ物をあげても怒らないと昨日わかったので、食べきれないピザの耳は犬にあげた。

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一応インレー湖を見ておくかと自転車を借りるもよくわからんパゴダに迷い込み、GPSを見るとかなりの距離だったのであっさりやめた。逆方向の木造の僧院を見に行く。中には電飾バリバリの仏像がちらっと見えた。僧を撮影するなとかシャッター音を消せとか色々注意書きがあり、まだ信仰の対象として生きている建物なので入るのはやめた。隣の建物は、壁の穴に小さなブッダがたくさん埋め込まれていてなんだかかわいらしい。

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僧院への道はインレー湖環境保護区となっていて、釣りをしている人がたくさんいた。田んぼが広がる先に山々があり、日本の田舎と同じような風景で、米を主食とする者同士の親近感を感じた。のどかでいいサイクリングだった。

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ものすごく狭い中心街を自転車でざっと見る。会社で私をかわいがってくれるたばこ好きのシニア社員に贈呈するミャンマータバコを探すも、メイドインミャンマーの箱タバコはないと言われ、その辺の人が吸っている謎の葉巻を買ってみた。2本で50K。5円?!怪しすぎるので2本だけ買い、折れたら台無しだけど硬いものもないので飛行機の搭乗券で即席ケースを作った。このシニアさんには時々沖縄から泡盛を送るのだけれど、味ではなく梱包に使われている八重山毎日新聞の感想を言うタイプなので、むしろこのケースはアリだ。

雨が降ってきたので早めにホテルに戻りシャワーを浴びる。そういえば市場の近くを通ったらニャウンウーもニャウンシュエも納豆くさくて何なの?と思っていたのだけれど、今日その原因らしきものを見つけた。これこないだ買った「謎のアジア納豆」の表紙じゃないか?あーこの本を読んでから来るべきだったか…!帰ったら読もうっと。

昨日の疲れと今朝の早起きで夕食時まで少し休もうとゴロゴロしていると、1Fロビーで来たー片手にうたっている人がいる。全然うまくないうえにハーモニカのピッチがずれている。このへたくそがー!つーかフロント注意しろよ!と思いつつ3時間近く経過。うつらうつらするだけでとにかく不快。そういやさっき戻った時フロントに誰もいないのに鍵がデスクの上にあったよね。これどうなの?とその時も思ったけど、この騒音を放置するってことはつまりその程度のホテルってことだ。やだやだ2泊もしたくない。マンダレーのホテルより高いのに、これはない!だったら1泊10ドルのゲストハウスに行くよ、だって私そもそもそういうところでも大丈夫な人なのにわざわざちょっと贅沢しようとしてるんだもん。

でも明日のカックー行きのタクシー手配はしれっと頼んだ。明日、急だけど宿を変えようと心に決め、2泊のつもりで広げた荷物を片付けた。