ココロボ、4年で散る
今までSHARP製のロボット掃除機を使っていた。去年エラー表示が出て修理に出したものの、実働半年でまた同じエラーが出て、2回目となると流石にちょっと…ということで、修理せず新調することにした。
初めてロボット掃除機を使った時の感動を今でも覚えている。ああ、別になんでも自分でやらなくてもいいんだ。頼れるもの、使えるものはどんどん使えばいいんだ、と心がふわっと軽くなった。家事に手間暇かけることや苦労をすることが美徳であり価値があるかのような風潮が世間にはあるけど、決してそんなことはない。2021年の今、誰が洗濯板を持って川に行く?薪を割ってかまどで炊事をする?やりたい人はやればいい。やりたくない人は、文明の進化にどんどん頼っていいんだ。
新たにやってきたのはNeabot NOMO Q11
というわけで、早く買いたかったのでそれほどたくさん調べたわけではないけれど、Neabot NOMO Q11を購入した。
設置状況はこんな感じ。どーん!掃除機本体だけではなく、ダストボックス付きなのでなかなかの存在感!
Neabot NOMO Q11を選んだ理由
- 色が白
ルンバに白があれば、ルンバを選んだかもしれない。しかしルンバはあんなにたくさんの種類があるにもかかわらず、色だけは頑なに黒。黒の大物家電は我が家の景観を著しく見出すため、残念ながらルンバは選外となった。
- Makuake生まれ
クラウドファンディングサイトの中でも有名な部類に入る「Makuake」、我が家で大活躍中のポップインアラジンもMakuakeから輩出されたものだし、クラファンで生まれたものはユーザーの意見を取り入れる姿勢が強いので、なんとなく安心感があった。Youtubeにも商品提供を受けたレビュー動画がたくさんあり、彼らの動画を丸ごと信用するわけではないにせよ、おおよその使用感が把握できたのも良かった。
- ダストボックス付き
ロボット掃除機の手入れって地味に面倒。本体からゴミを吸い上げて、ダストパックを捨てればいいというのは楽そうでいいなと思ったので、今回は本体溜め込みではなく吸い上げできるものが欲しかった。
使ってみての感想
- 掃除が早い
ロボット掃除機が入れるエリアはこんな感じでリビング&寝室&廊下(洗面所は段差があって入れない)、ここを掃除するのにココロボは1時間以上かかっていたのがなんと22分!最新型はすごいなー。マッピングもかなり正確で、前回と多少家具の配置を変えたりしてもうまいこと修正しつつ掃除をしてくれる。充電スタンドの位置もちゃんと認識しているようで、むやみに走り回ったりせず基本的には一直線にスタンドへ帰って行く。回を重ねるごとに挙動に無駄がなくなるのも面白い。
- 段差認識能力がしっかりしている
ココロボはよく玄関に置いてある靴を床と勘違いして爆走→落下&停止、窓枠とフローリングの段差に引っかかり離脱不能&停止していたが、NOMOは全くそういったことがない。センサーカメラの認識能力が高いのと、足回りの可動域や強さがだいぶ違うようで、ガチャガチャやっていたのは初回のみで二回目以降は「君子危うきに近寄らず」と言わんばかりにキワまで行ってはしっかりと引き返してきている。
- 音が小さい
掃除中の音はもちろん無音ではないけれど、うるさいなーと思うほどではなく、電話がかかってきても止めなくていいかなという程度で静音性はかなり高い。それに反して、ダストボックスにゴミを吸い上げる時はちょっとびっくりするぐらい爆音。猫とかいたら大騒ぎになるかもしれない…。ただ、10秒程度のことなので日常生活に影響はない。
心配だったこと
説明書には、スタンドを設置する場所は周囲にかなり広いスペースが必要となっている。
LDKに置こうと思えば置けるけど、インテリアの中心が掃除機かのような部屋になるのは嫌だった。一番上の写真の通りひとまず端っこに置いてみたけど、特に問題ない。マップ上にも充電ステーションの位置が表示されているので、そこに向けてちゃんと帰れている。良かった良かった。
結論:買って良かった!
ロボット掃除機としての性能は十分。あとはダストパックの交換頻度がどれぐらいかによってコスパが変わるけど、我が家は狭いし掃除の頻度も週3なので、それほど早くはないんじゃないかと想像している。
これで快適な生活を続けられるぞー!
価格:69,800円 |