仕事でしばらく大阪に滞在することになった。
大阪は、神戸やら京都やら奈良やらの有名観光地からけっこう近い。ということを、こちらに来てから知った。休日の使い道には事欠かないようで嬉しい。
今日はそんな1日目。カメラの練習がてら神戸布引ハーブ園に行く。
梅田から阪神電車だか阪急電車だかに乗って三ノ宮、そこから地下鉄で新神戸へ。梅田呼ばれるエリアはとても広く、たくさんの路線が乗り入れているのでとても便利な反面、慣れるまで時間がかかりそう。ハーブ園はもしかして超頑張れば新神戸駅から歩いて上がれるのかもしれないけど、私は当然ロープウェーに乗る。会社の福利厚生でちょっと安く乗れて得した気分。
今日はとってもいい天気。ロープウェーは6人乗りだけどグループごとに乗せてくれるので、私は一台を一人占めした。
ロープウェーを降りてすぐのドイツ風のレストハウスで、オクトーバーフェスト的なものをやっている。開園してそれほど時間が経っていないのに、みんなけっこうビール飲んだりソーセージ食べたりしている。
ハーブ園と言うからには、たくさんの緑に囲まれて静かにリフレッシュ…みたいなのを想像していたのだけれど、花の割合が多い。元気なシニアのグループと家族連れでどこも賑やかで、園自体も神戸の雰囲気に合わせたのか洋風に作り込まれていて、全体的にワチャワチャした雰囲気だった。
このモコモコした花、秋らしくていいなぁ。名前見てくるの忘れちゃった。
新神戸からちょこまかと電車を乗り継ぎ有馬温泉へ到着。紅葉も始まっていて、もう少ししたらさぞ綺麗だろうなー。さ、温泉入るぞ!!
有馬温泉は二つの泉質があり、それぞれ「金の湯」「銀の湯」と呼ばれている。
両方を提供する温泉旅館もあるようだけど、私は日帰りなので公衆浴場を利用。
こちらが「金の湯」公衆浴場。赤銅色の濁り湯で、香りはほとんどなし。塩分が強いらしく、入っていると海で泳いでいるかのように体から水分が抜けてゆく。ぬる湯とあつ湯があるので、ぬる湯に人が集まりがち。人口密度も高くあまり長くは浸かれなかった。あとなんだかすごく疲れが出た。
「金の湯」の横には足湯があって、外国人がたくさん浸かっていた。関西は関東に比べ外国人観光客の数が多いし、客層も広い気がする。スカーフを被ったイスラム系の人は都内より確実に多い。足湯ならみんなで裸でお風呂に入るという習慣のない人でも楽しめるからいいなと思った。
こちらは「銀の湯」公衆浴場。両方入るなら金銀共通券850円がお買い得。銀の湯は炭酸泉と聞いていたが、ほとんど気泡はなし。無色無臭のお湯だ。金の湯でえらく疲れたけど、銀の湯でだいぶ回復した。
有馬温泉はトレッキングルートの一部らしく、「銀の湯」の前にmont-bellはあるし、登山客がけっこう入浴していた。下山後に温泉なんて至福だね!
風呂上がりは有馬サイダー!鉱物の匂いがして炭酸も強め。これ、もしかして本物の温泉水に砂糖入れてるのかな?観光地名をとりあえず冠しただけのご当地サイダーとは一線を画す味。これはオススメ!サイダー瓶の回収ボックスが町のあちこちにあって、飲み歩いても捨てるところに困らないのも良い。
くたびれたので帰りは梅田に直行するバスに乗った。ここひと月ほど大阪に滞在して梅田は半分ぐらいわかった気になっていたけど、バスが到着したのは阪急三番街というまだわからない半分のほうの梅田だった…。どうやって帰ればいいのかと愕然とした。
ま、それも含めてなかなか充実した週末だった。来週はどこに行こうかなー。