ちょっと旅してくる

わが身ひとつで気ままに生きる。

香港・マカオの旅 4日目

ふっかふかのベッドで良く寝て、気分良く朝ごはんを食べに行く。

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朝ごはんは「ベラ・ビスタ」というレストランでビュッフェ形式。品数も多く、ワッフル・卵料理・麺類はその場で調理してもらえる。クラシカルな内装が好みドンピシャだ。


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バスに乗って媽閣廟へ行く。媽閣廟の前の広場はポルトガル風のタイルがすてきなのだが、媽閣廟に祀られている天后様の誕生祝いに劇を上演するための舞台が作られていて、綺麗な写真が撮れなかった。


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マカオは貿易で栄えた街だし、海に囲まれた立地で漁民も当然たくさんいたはずで、海上安全を祈る媽閣廟に来ると昔のマカオの人はどんな気持ちでこの廟に来たのかな~とか色々想像する。巨大な廟というわけでもないが、何となく好きな場所だ。


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丘を登ってペンニャ教会へ。カトリックの教会だが内装は至ってシンプル。媽閣廟が中国系住民の心の支えだったのと同じように、ポルトガル系の人々はマカオが近づいて丘の上にこの教会が見えたら、きっと安心しただろうなと想像する。ここも好きな場所だ。


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ペンニャ教会からセナド広場方面に向かって散歩を続ける。街並みのところどころがタイルだったり曲線を配置した作りだったりで、どことなく南欧感がある。このアジアとヨーロッパがミックスされた感じがとても好み。


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民政府の中庭。アズレージョがきれい。噴水のおっさんは仕事をさぼっている。


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ちょっと暑いし休憩ということで、有名な牛乳プリンのお店にやって来た。今日は5月1日でメーデーなので休みの店が多い。祝日に営業をする店は税金を余分に取られるようで、この牛乳プリンもサービス料が1割乗せられていた。


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香港でもマカオでも見かけるダイソー無印良品ユニクロを足して3で割ったような謎の雑貨屋、商品は3Coinsみたいな感じ。どんなものかと覗いてみたところ、商品に貼られているシールによると本社は日本になっていた。マジか!


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ホテル前の道にはマカオグランプリの、なんかわからないけど審判とかが見るところ?が常設になっている。次回は11月14~17日らしい。ちょっと見てみたくなってきた。その時期はきっとホテル代も高いんだろうなー。


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ホテルへ戻り、念願のプールへ。曇り空だけどそれなりの気温だったので、ビーチチェアが足りなくなっていた。20年振りぐらいにスライダーなど滑ってみて、チェアでうたた寝し満足。これで晴れてたら隣のサンズがギンギラなんだろうなぁ。曇りもまた良し。


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夕方になり、部屋に戻って「お腹すいたね…夕飯どうしようか」と相談していたらチャイムが鳴り、無料サービスのおやつがやって来た。えーこんなのあるの!すごい!ホテルに対する印象が急上昇!


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今日はメーデーで休みであろう店が多い中、ネットで「メーデーでも営業していた」と書かれていたので、夜ご飯はポルトガル料理のGaloという店へ。ただし本店は予約をしていないと入れないこともあるらしいので、ホテルから近いDom Galoという支店のほうに行ってみる。ちゃんと営業していた、良かった!


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1品の量がかなり多い。パスタもバカリャウコロッケもハーフサイズを頼んで、出てきたのは日本なら1.5人前ぐらいに当たる量。タコのマリネにアフリカンチキン、ポートワインをグラスで2杯にサービス料(メーデー増額込)を入れて490パタカ。名物を堪能できて満足!


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破裂しそうなおなかを抱え、腹ごなし&夜景見物に散歩する。ちょうどウィン・マカオの噴水ショーが始まった。このあたりはお金をたくさん持っていそうな大陸系中国人がたくさん歩いている。大陸系中国人はファッションセンスが壊滅的で、デカデカとブランドロゴが入ったバッグやキャップをかぶり、アニマル刺繍や真っ赤なTシャツなどを恥ずかしげもなく着ているので判別しやすい。なんですかそれは、開運ですか。それ着るとカジノで儲かるんですか??


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リスボアと、昼間よりおとなしく感じるグランド・リスボア。きっとあの中では欲望が渦巻いてるんだろうな。

部屋に帰って成田で買った本を少し読む。沢木耕太郎の「深夜特急」1巻(香港・マカオ編)だ。大小に熱中しあわや全財産をスりそうになるところまで読み進んだ。リスボアのネオンと深夜特急に当てられたのか、せっかく来たのだし、やっぱりカジノに行こう!と思い立った。

 

ホテルにも小さなカジノがあるけど、どうせなら大きなカジノでやりたいので隣のサンズ・マカオへ。とか何とかエラそうに書いてますけどルールを一切知らないのでテーブルゲームには賭けることすらできない。選択肢はスロットのみ。かつ、リール数が少なくてボタン数も少なくてミニマムベッドも低い、つまりとにかく単純なやつを探して座る。

カジノのスロットは目押しがなくて、お金を入れてスタートボタンを押せば勝手に勝負してくれるという初心者に優しいゲーム。負けても諦めがつく程度の少額しか賭けないと決めているので、100パタカだけ握って来たら香港ドルしか使えなかった。友達に100ドル借りて、中国獅子がルン♪ルン♪と踊るかわいいのを選んだ。ボタンをポチポチ適当に回していると、20分ぐらいで何かが勝手に起きて235ドルになった。約2倍になったのでさっさと換金し友達に100ドルを返し、今日はおしまいにする。

 

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明日もおやつ欲しいな!という下心を込めてお皿を片付け、お風呂に入って就寝。