ちょっと旅してくる

わが身ひとつで気ままに生きる。

高知・愛媛の旅 1日目

仕事の都合で遅めのマイ・ゴールデンウィーク。四国に初上陸する。美味しいものが食べたいぞっ!

 

同行者は「千秋のひとり旅について行く感じで」 と行き先に一切要望なし。とはいえミステリーツアーにするわけにもいかないので『旅行のしおり作成・共有 | 行程さん』で予定表を作った。しおりサイトは色々あれど、このミニマムさはすごく好みだ。

 

8:25、高知空港到着。

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空港名に龍馬を冠するだけあって、ロビーに龍馬。他にも『リョーマの休日』とか、高知のあちこちで龍馬に絡めたものを見まくった。私も司馬遼太郎の「竜馬がゆく」は好きだけど、著名人とはいえ龍馬一人に頼りすぎではないだろうか…

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旅のスタートを高知にしたのは日本最古の市場だという土佐の日曜市に行きたかったから。

地場の果物や野菜を見るのは楽しい。旅の初日なのであまり買えないのが残念だけど、試食で美味しかった小夏という柑橘類を購入。革の白い部分をなるべく残して剥くのがいいらしい。

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桂浜は龍馬の銅像を見にきたつもりだったけど、むしろ桂浜の風光明媚さが気に入った。波打ち際から海が青く、人があまりいなくてきれいだった。

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お昼は近くのドライブインにある「土佐タタキ道場」で鰹のタタキ。ここはカツオを自分で藁焼きできるのが面白い。藁は瞬間的な火力が強くて焼いてるこっちも相当熱い。けどあっという間に燃え尽きるので、一人前焼くにも想像していたよりたくさんの藁が必要だった。

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焼きたてのタタキは風味が強くて美味しかった。店を出る頃には完売。人気あるんだね。

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高知空港から室戸岬方面へ車で一時間ほどのところに「北川村モネの庭マルモッタン」という庭園がある。

言うても日本だからな…とあまり期待せずに行ったら、緑と花の配分や彩りが絶妙で、想像以上の再現度に感動した。

地方交付金ハコモノを作った地方公共団体団体が大半ななか、北川村は差別化を求めこの庭園を作ったらしい。大成功でしょ、これ。

一番良かったのは睡蓮のある水の庭。睡蓮は昼過ぎには閉じてしまうらしく、夕方着いたので咲いているところは見られなかったけどそれでも十分雰囲気は出ていた。

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市内に戻りホテルにチェックイン。夕飯を食べに路面電車で市街地へ向かう。

普段の生活圏に路面電車がないので、車と路面電車の優先関係や交通ルールがわからなくてオタオタした。ガイドブックにはそういうことこそわかりやすく書いてほしい!

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最初はひろめ市場に行ったのだけど、あまりの混雑と雑多さにここで食事はムリ!と諦め「明神丸」の店舗へ。

明神丸は高知に来る前に知っていた。もう10年近く前に高知出身のデザイナーの本を読んで、そこにこの明神丸も出てきたのだ。一次産業をデザインの力で輝かせるという内容がとても印象的で、高知観光中はもしかしてこれはあの人のデザインかな??と考えながらいろんなものを見ていた。

会計は驚くほど安かった。昼も夜もカツオを堪能して大満足。いつもお世話になっている友人宅へ鰹のタタキセットをふるさと小包して、今日はおしまい。