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ちょっと旅してくる

わが身ひとつで気ままに生きる。

ミャンマーの旅 8日目

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今日は良く寝たけどノックの音みたいなのが時々してなんとなく恐かった。お腹の調子もイマイチなので朝ごはんはパス。フロントで1泊でチェックアウトする旨伝える。booking.comの規約により違約金の請求があるらしい。あ、もうどうでもいいですそういうの。

カックー遺跡に行くのは、お世辞にも楽ではない。まずタクシーをチャーターし、シャン州自治区のオフィスに行き、現地民族のガイドを雇う。目的地まで片道2時間半の道のりだ。

タウンヂーのGICオフィスに9時ごろ到着。パオ族のガイドと研修生の2名が加わった。ガイドはかなりよくしゃべる男の子で、ただ内容は文化とか生活のことなのでそんなに難しくないのでずっと英語だけど楽だった。研修生は女の子。私は1人客だったので席に余裕があるからヨシ乗せようってことだったのだと思うけど、こちらとしては男女両方の民族衣装を間近に見れて得した気分だ。

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通りがかった村の、家の中を見せてもらう。竹でできた家は伝統的に窓がなく(冬は高地で寒いから)、トイレと風呂は外、1Fは保管庫、2Fに台所。階段も床も壁もみんな竹。壁は10年、床は3年ほどで交換になる。竹はそのへんに生えているから材料費はさしてかからないし、作業も近所の人に手伝ってもらって数日程度、鶏をつぶして料理をふるまってそれでおしまいとのこと。原始的ですごくいい!ジャックフルーツが木に実っているところを初めて見た。楽しい!

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トウモロコシの色がどうのとかいう話をしているうちに、お待ちかねのカックー遺跡に到着。ところせましと細長いパゴダが林立する様は予想を裏切らない素晴らしさ。いやー思えばずいぶん遠くへ来たものだ。パゴダの上部についた鐘が、風が吹くとチリンチリンチリンと鳴る。繰り返し、でも同じハーモニーは二度とない音。あたり一面あちこちから次々に聞こえ、いくら聞いていても飽きない。ミャンマー最高。旅先としてメジャーになる前に来られて本当に良かった。カックーのパゴダは1基500ドルぐらいで建てられるらしい。いいなあ!私もカックーに名を残したい!

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お昼はシャンヌードルを食べた。自分たちは別に食べるというガイドと研修生を、私が払うからと押し切って一緒に食べた。運転手はどこにいるのかわからなかったが、見ると他の観光客はガイドとは別に食べてたみたいだ。シャンヌードルは吉野家の牛丼程度の値段なのだけれど、ガイド料が5ドルであることを考えるとけっこうな観光客プライスであり、そりゃ彼らは自腹では食べないだろう。私はお客なので、ガイドの不利益にならないワガママは言っていいと思っている。

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ランチ中、お土産に欲しいものをどこで売っているか相談する。まず一つめ、パゴダの上についている鐘。これは街で買えるらしい。ふたつめ、行きのタクシーで話題になった高地で栽培されている赤米。ガイド達が相談を始める。この米、自分たちで食べるために作っているので市場では流通しないらしい。なんだー残念と思ったら、家にあるから分けてあげるとお母さんに電話をしに行くガイド。えっいいのそんな貴重なものを!

期せずしてガイドの自宅訪問となった。ほー、一般家庭はこんな感じなのかぁ。お母さんがお米をどっちゃりくれる。2kg近くある気がするコレ。いくらか払うべきかと思ったけど、市場流通していないものに値段を勝手につけるのも失礼だし、変な前例になるのもよくないし…そうだ、未使用の手ぬぐいがあるじゃん!こっちで適当に使って処分しようと思いつつ使っておらず、荷物が増えただけだったなーと持っていたアレが!しかも今朝チェックアウトしたから運よく車にバックパック乗ってるし!「禍転じて福と為す」ってこういうこと言うのかなー。新品だし日本語少し書いてあるし、手ぬぐいなんて元々包装されてないし。「日本の伝統的なハンカチです」と渡したらスッと受け取ってくれた。よかった、不義理をせずに済んだ。持っとくもんだなー、こういうの。

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鐘は街のギンギラした仏具屋に連れて行かれた。マジか!あのパゴダについてた渋いのは金ピカ塗りが劣化したものだったのか…でも音が同じだったので1コ買った。

 

ガイドと研修生の2人は大学生だそうだ。iPhone7を新品で買うには2年ぐらい働いた収入が必要だって。BLEACHの連載が終わったことを教えたら驚いていた。ドラえもん、ワンピース、ブリーチ、ナルトはこっちのテレビでもやっているらしい。三菱の意味も聞かれた。確かに三菱のトラック走ってるもんねぇ。

カックー遺跡に行くのにガイド同行はマストなので必要経費としか思っていなかったけど、地元の人の話をこんなに聞くことができたのはすごく良かった。

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オフィスでガイドと別れ、ニャウンシュエへ戻る。市場を見たかったのでタクシーを下ろしてもらったけど一人で歩くにはハードルが高い市場だったのでおとなしく今夜の宿に向かう。

移動先のホテルは冷蔵庫・ドライヤー・テレビ・エアコンなしだったが雰囲気はいいし蚊帳がある。外で日記を書いていたら声をかけられ、誰かと思ったらマンダレーで別れた中国人女子だった。しかも隣の部屋!彼女は今日カウンダイン温泉まで自転車で行ったらしい。すごいなぁ。

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しばらくすると大雨になった。ごはんを食べてシャワーを浴び、荷物の整理をする。

今まで買ったお土産はニーム石鹸(ひどいにおい)、タナカ(自分用)、鐘(自分用)、葉巻、タマリンドフレーク。そして米。重くて他人への汎用性がないものばかりだ。明日、ヘーホーかヤンゴンの売店でお菓子買いたいな。