ちょっと旅してくる

わが身ひとつで気ままに生きる。

ミャンマーの旅 7日目

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今日はインレー湖に移動する。マンダレー空港はピカピカで、数が少ない国際線側はシャッターを下ろしていた。チェックインしたら座席番号がなく、自由席だと言われた。飛行機で自由席ってあるの!

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昨日のタクシー移動は全部一人だったら結構な金額になっていただろうな、と思いつつ中国人女子と別れ飛行機にのる。

エア・カンボーザのフライトアテンダントがとんでもないイケメンでちらちら見ているうちにあっという間にヘーホー空港へ到着。高度1,300mに位置するこの空港、確かにすごく涼しい。

ガイドブックよりもタクシー代は下がり、入域料は上がっていた。ホテルは午前中でもチェックインさせてくれた。

インレー湖はそれ自体が観光地であるものの、私はカックー遺跡を見るために来たようなものだから、昼過ぎについてもやることがない。しかも今日は祝日で市場も閉まっていた。昨日に味をしめて今日はマーケット探検で時間を潰そうと思っていたのに!昨日あんなにワイワイしていて今日は一人なので、ちょっとさみしい。

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一人でレストランでピザを食べる。この国の人は犬や猫に食べ物をあげても怒らないと昨日わかったので、食べきれないピザの耳は犬にあげた。

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一応インレー湖を見ておくかと自転車を借りるもよくわからんパゴダに迷い込み、GPSを見るとかなりの距離だったのであっさりやめた。逆方向の木造の僧院を見に行く。中には電飾バリバリの仏像がちらっと見えた。僧を撮影するなとかシャッター音を消せとか色々注意書きがあり、まだ信仰の対象として生きている建物なので入るのはやめた。隣の建物は、壁の穴に小さなブッダがたくさん埋め込まれていてなんだかかわいらしい。

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僧院への道はインレー湖環境保護区となっていて、釣りをしている人がたくさんいた。田んぼが広がる先に山々があり、日本の田舎と同じような風景で、米を主食とする者同士の親近感を感じた。のどかでいいサイクリングだった。

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ものすごく狭い中心街を自転車でざっと見る。会社で私をかわいがってくれるたばこ好きのシニア社員に贈呈するミャンマータバコを探すも、メイドインミャンマーの箱タバコはないと言われ、その辺の人が吸っている謎の葉巻を買ってみた。2本で50K。5円?!怪しすぎるので2本だけ買い、折れたら台無しだけど硬いものもないので飛行機の搭乗券で即席ケースを作った。このシニアさんには時々沖縄から泡盛を送るのだけれど、味ではなく梱包に使われている八重山毎日新聞の感想を言うタイプなので、むしろこのケースはアリだ。

雨が降ってきたので早めにホテルに戻りシャワーを浴びる。そういえば市場の近くを通ったらニャウンウーもニャウンシュエも納豆くさくて何なの?と思っていたのだけれど、今日その原因らしきものを見つけた。これこないだ買った「謎のアジア納豆」の表紙じゃないか?あーこの本を読んでから来るべきだったか…!帰ったら読もうっと。

昨日の疲れと今朝の早起きで夕食時まで少し休もうとゴロゴロしていると、1Fロビーで来たー片手にうたっている人がいる。全然うまくないうえにハーモニカのピッチがずれている。このへたくそがー!つーかフロント注意しろよ!と思いつつ3時間近く経過。うつらうつらするだけでとにかく不快。そういやさっき戻った時フロントに誰もいないのに鍵がデスクの上にあったよね。これどうなの?とその時も思ったけど、この騒音を放置するってことはつまりその程度のホテルってことだ。やだやだ2泊もしたくない。マンダレーのホテルより高いのに、これはない!だったら1泊10ドルのゲストハウスに行くよ、だって私そもそもそういうところでも大丈夫な人なのにわざわざちょっと贅沢しようとしてるんだもん。

でも明日のカックー行きのタクシー手配はしれっと頼んだ。明日、急だけど宿を変えようと心に決め、2泊のつもりで広げた荷物を片付けた。