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ちょっと旅してくる

わが身ひとつで気ままに生きる。

ミャンマーの旅 3日目

昨日の夕方からシュエサンドー寺院の登楼が解禁になったので、朝日を見に早起きしてeバイクを借りた。

暗い道を走り、GoogleMapを見ようとスピードを落としたら同じようなeバイクに声をかけられた。シュエサンドー寺院に行くのか?と。地図を持っていない、と。この街灯もろくすっぽない道で地図を持たずに朝日見物とはなめてんな…と思い、しかし旅は助け合いなので、私GPS持ってるからついてきてと言い一緒に行った。一緒に登って日の出を待つ。

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夜が明けて初めて、声をかけてきた人の容貌を知る。彼は中国人でリウと名乗った。

曇り空で日の出は見えず、でも高いところから見るバガン一帯はとても美しかった。

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雨がぱらつき始め、帰る段になってリウが出したホテルカードは私のホテルの隣のもの!一気に親近感が湧く。

リウはノープランで、私が行くところについて行きたいという。一緒に行動してもかまわないか?と。んー私できれば一人で好き勝手やりたいんだけど・・・ついてくるだけだったらいいかな。なんか面白くなってきた!

朝ごはんのために一回解散し、8時に再度集合。

漆器博物館に行きたいのだけど時間が早いので通りがかった気になる小さいパゴダを覗きながら進む。さしたる合図もなく突如バイクを止めガサガサと脇道に入っていく私を追いかけるリウは大変そうだ。

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名前のまったくわからない、草に半分埋まったようなパゴダがすごく雰囲気があって中に入りかけたら、鳩がバタバタと飛び出して顔にぶつかりそうになりビックリして目を閉じる。

目を開けると、中には真っ白なブッダが・・・!

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中には誰もいなくて、ほんの少しのお供えがある。ああこれが信仰心ってものかとじーんと来た。観光用ではない、人に見せるためでもない、自分の信じるものに向かって祈る本物の信仰心。今まで見た仏像の中で一番美しい。光の具合も絶妙だ。こういうのがあるから一人旅はやめられないんだ。

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昨日、直前まで来たタラバー門をくぐる。崩れかけた砂岩の門。ああ、シュナの旅ナウシカの世界のようだ。バガンは本当に素晴らしいところだ。

 

アーナンダ寺院を見て、漆器博物館に行った。博物館はしょぼかった。漆器が欲しいというテンションまで下がるほどしょぼかった。タビイニュ寺院は中は全然入れなかった。朝早かったし疲れたのでミィンカバー村まで戻ることにした。

途中でリウがスラマニ寺院に行こうと言い出し小径に入ったらそこはとんでもない悪路でバイクが埋まりそうになった。最悪の道だった。スラマニ寺院も中には入れなかった。いや、知ってたけどね。でも鳥がかわいかったので許す!

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昼ごはんを食べながらリウの話を聞く。このあたりから面倒になると筆談し始めた。中華圏はこれが便利だ。発音でなんとなくわかることもあれば、全然わからないこともある。リウは西安生まれ、湖南省で8年学校に行き、今はまた西安で働いているとのこと。兵馬俑の話で盛り上がる。兵馬俑展行ったなあ!リウは私が漢字を書くのが面白いみたいだ。

 

なんせ朝早かったので昼寝のために解散、夕日見物のため17時に再集合し本日2回目のシュエサンドーへ。明日は確実に筋肉痛だこれ。

朝よりも多くの日本人がいて、大半がグループだった。私は静かに過ごしたくてミャンマーに来たので、特に彼らと話したいとは思わず一人で夕日がきれいに見えるところがあるか探してぐるぐる回った。空はまた曇ってしまい、結局夕日も空振りだった。

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帰り道、雷がとどろくほどの大雨になった。急いで走っていたら電動自転車で無灯火の日本人らしき女性が走っているのが見えた。あまりにも危ないので声をかけて私の前を走ってもらったが、走れないほどの雨になったので木陰で一休みすることにした。リウは気づかず先に行ってしまった。昨日の経験では10分も待てば雨が止むはず。雨のせいか夕日帰りの観光客のためかわからないけど、昼間ほとんど見かけないツーリストポリスが4WDで見回りをしており、私たちが事故でもしたのかと声をかけてきた。

この女性と夕食して帰ることにした。4,000Kで買ったという漆器の小物入れを見せてもらった。シックで悪くないが作りは雑だ。マンダレーではクレジットカードが使えなかったらしい。私には味のわからないミャンマービール、濃いめでおいしいんだそうだ。二人で小間物屋に行き、タマリンドフレークを買った。

 

相変わらず街灯はないし彼女の自転車のライトは点かないし、ホテルまで送って別れた。

ホテルに戻るとリウから明日は別のホテルに移るとメールが来た。私はあさって早朝発だし、これっきりかもね。ま、縁があればまたどこかで会うでしょう。