ちょっと旅してくる

わが身ひとつで気ままに生きる。

2017年のまとめ

今年の旅行は沖縄3回、長野2回(日帰りは省略)。海外は行かなかった。

出張では、どこに行こうが観光する暇はない。でもごはんは食べますからねぇ。

てなわけで大阪。

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岡山。

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鹿児島。

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旅行は前半に集中し、出張は後半に集中した。仕事も前半はそこそこに忙しく、後半は殺人的に忙しかった。

 

雑貨屋に行けば地図柄に惹かれる。

出張は好きじゃないが、地元の名物を食べたり飛行機に乗れるのは悪くない。

ロフトでは予定がなくてもトラベルグッズ売り場に立ち寄る。

何かを買う時もこれは旅行先で使えるかな、が基準になる。

 

もちろん旅をする内容の本も好きだ。今年ハマったのは「精霊の守り人」シリーズ。なんで今更…って本なんだけど、上橋菜穂子の作品はこのシリーズだけ読んでなくて、読んだら大ハマり。物語自体ももちろん面白いけど、主人公たちがその運命ゆえにとにかく旅をする様子が好きだ。

てか上橋菜穂子の作品はどれもこれも旅がからむ話だから好きなんだな。ジブリアニメも好きだけど、ジブリも大半が旅してるもんな。

 

なんでこんなに頭から旅することが離れないのか自分でも不思議だ。心当たりはないわけでもないが、知らない世界を見たい、ここではないどこかへ行きたいという欲求は、ある程度の歳になったら治まるんだろうと思っていた。

幸か不幸か、そんな日が来る様子はまだない。

 

来年は海外へ2回、沖縄へ1回行くことが決まっている。あと出張もあるね…。

どんな景色や食べ物や人々の営みに出会うのか、楽しみだ。

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良いお年を。来年もよろしく。

御朱印002 鶴岡八幡宮

紅葉を見に鎌倉へやって来た。鎌倉の紅葉シーズンは割と遅めで、12月に入ってからが見頃。

さわやかな冬晴れの下で神前結婚式。すてきだなあ…。

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鶴岡八幡宮御朱印授受所は舞殿右隣の建物にある。

箱根神社が預け式だったので、目の前で御朱印を書いてもらうのは初めて。3人体制のうち巡ってきた順番はまだ20代前半と思われる男性。どんな感じだろう…ドキドキ。

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…うまい!八に幡を食い込ませるあたり、ちゃんとしたた楷書なのに御朱印らしくてバランスがいい。とても丁寧な書き方だったのが印象的だった。

あーやっぱ字が上手いって人としてのランクが一段上だなーと思うわ。習字またやりたいなぁ。

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「赤や黄色の色様々に山の上にも織る錦」って歌がふと頭に浮かぶ。

鶴岡八幡宮もパンフレットをもらえる。白旗神社ってなんだ?どこだ??

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黒塗に雪ノ下の家紋…かっこいい!こんな素敵な社があったなんて。祭神は源頼朝源実朝鎌倉幕府の重要人物がこんなところで祀られていたとは…この手水舎、中学の写生の授業で描いたよ私。なのに知らなかった。でも今日知った。御朱印集め、楽しい!!

 

TWGTea横浜ランドマークプラザ店へ行く

品川の「シンガポール・シーフード・リパブリック」で飲んだお茶がとにかく美味しくて、以後マイベスト紅茶メーカーなTWG。

チャンギ空港の免税店で買ってきた茶葉をちまちま飲んではシンガポールに思いを馳せていたのだけれど、TWGの国内5店舗目が横浜ランドマークプラザにオープンしたと聞き早速行ってきました!

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(画像はHPより)

ランドマークプラザ店はティーバッグと量り売りの茶葉、茶器類とともにマカロンも売っている。1個¥270-。現地では1個¥170-ぐらいだったかな。

ティーバッグは1箱15包入りで¥2,200-。うーん高い!美味しいとわかっていても高い!以前コストコで大安売りしてたことがあって、小躍りしたなあ。

 

とりあえずどんなものか試してみたい人は、1箱に3種類各5包のティーバッグがセットになったもので楽しんでみるといいと思います。

 

TWGはオリジナルの名前がついたフレーバーティーが大半なので、品名見てもどんなお茶かまずわからない。とにかく置いてあるサンプルの香りを嗅いで良さそうなのを探すしかないし、店側もそれを推奨してるので遠慮なく嗅ぎまくる。

 

ティーバッグのサンプルでなかなか良さそうな茶葉があり聞いてみたところ、量り売りは50g¥864-。ティーバッグは1包2.5g入りなので約20杯分。だいぶ安い!自宅用なのでもちろん量り売りで購入。

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こんな袋に入れて茶葉名を書いてくれます。パッケージがかわいい。

TWGは店舗によって在庫が違うので、ランドマークプラザ店の取り扱い茶葉&値段の一覧表をもらいました。

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50gあたり一番高いのは一万円以上!私が好きな茶葉は¥1,400-ぐらい。今日買った茶葉¥864-ってリプトンとかと比べたらすごく高いけど、ここではむしろ安価な部類。恐ろしやTWG。

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実は割と最近できた企業で、某高級紅茶のパクリだとか言われることもあるけれど、それはそれとして高級感のある店舗や包装はとてもテンションが上がるし、お茶そのものはちゃんと美味しい。

日々の生活のちょっとしたところが、こういうことで潤うのってとても気分がいい。

しばらくしたらまた行こうっと!

 

御朱印001 箱根神社

仲の良い友人が御朱印集めを始めたとのことで、見せてもらった。

錦織の表紙、白い和紙に鮮やかな墨字、朱色の神印のコントラストのなんて美しいこと!

御朱印ガールとか聞いたことあったけど、ハマるのわかるわぁ。華やかさと潔さが同居する、日本の「美」の結晶だもの。私も御朱印集めしたーい!

 

というわけで、記念すべき一つ目の御朱印御朱印帳がすごくいい感じの箱根神社に行くことにした。

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の前に、餅を食べる。

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箱根神社は駐車場近くの御朱印授受所に御朱印帳を預けて引換券で取りに来る方式。本殿まで上がって帰ってくる頃には受け取れた。

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神社の格式が高くなるにつれ、御朱印はシンプルになるらしい。若い巫女さんが書いてたので、字も若い。ふむふむ、こんな感じなのね。

箱根神社は神社の成り立ちや祭神などのパンフレットをもらえた。有名な神社に行っても単なる観光地に来たなっていうだけで終わっていたけど、パンフレットがあるとどういう経緯でできたのかとかがよく分かるし、色々覚えたり考えたりするので深く楽しめてすごく良い!

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芦ノ湖畔は紅葉真っ盛りでした。

 

RedBullAirRace2018スケジュール発表!

2018年の開催日程が出ましたよー。こ、これは…!

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Facebookのコメント見てると悲喜こもごもなんだけど、やはり日本人である私が特筆すべきはアジア。なんと2ステージになってまーす!やったー!!

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もう1ステージ、近場でやってくれたら見にいくのになー。さすがにアブダビはちょっと…と思ってたので狂喜!!

 

若干の不安要素は千葉どころか日本とも書いてないところ。まぁアイコンがほぼ日本の位置だし、2017年シーズンは室屋さんが優勝したから日本を外すとは思えないけど幕張は騒音で苦情出てるらしいからね。横浜のみなとみらい地区でやったらいいと思うよ。珍しいもの好きな人が多いからあんま文句言う人いなそうだし、座間も厚木も離発着で使えそうだし、くぐりたきゃベイブリッジくぐれるし、千葉より間違いなくフォトジェニック!

ただ今まで第3ステージで6月だったのが第5ステージで8月となると暑さ&日焼け対策が大変になるかなー。

 

そして気になる第8ステージ、最終戦がなんとアジア開催。これは、もう、行くしかないよ!ホテルと交通と会場確保と動員数を考えると、私の予想では

①香港orマカオ・・・やはり狙うは中国資本。

②マレーシア・・・前にやったことあるから。

シンガポール・・・F-1開催経験を生かしてうまく運営できそう。

のどこかではないかと。カジノのある街はこういう華やかなイベントと親和性高い印象。この3カ所だったら絶対行く!!それ以外でもたぶん行くけど(笑)

 

というわけでお弁当作って節約生活頑張りまーす。

さて他のエリアはどうなっているかというと…

 

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アブダビブダペスト、カザンは昨年に引き続き開催。カザンが続くとは思わなかったな。カンヌが入ったので第3ステージのヨーロッパ戦がポルトになるかラウジッツになるかはたまた別の街になるのか。Facebookでは2017年総合2位のソンカにコプシュテインと2名のパイロットを擁すチェコ開催希望のコメントがけっこうあった。

ツール・ド・フランスの時も思うけど、RedBullTVを含め海外のテレビ局は日本のテレビ局とカメラワークが全然違う。日本は余すところなく客観的に撮影しようとしているように感じるし、海外は撮影というより何を表現したいのかが明確で躍動感がものすごい。そういう視点で撮影された知らない街の映像を見るのも楽しみのひとつ。

 

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 そしてアジアで2戦のあおりをくったのがこちら、アメリカ大陸さん。Facebookにはなんでサンディエゴがないのー!!という悲壮なコメントが殺到しておりました。

そうだよね、ピートにカービーにグーリアン、南米まで入れればボルトンパイロットが4人もいるのに第7ステージのインディアナポリスのみ。しかも今年はカービーがいぶし銀の貫録を見せて頑張ったのに…自分だったらちょっとさびしい。

ごめんね、今年は室屋さんが頑張ったからアジアに華を持たせておくれ!!

 

というわけで今日はこのカレンダー1枚で一人勝手に盛り上がって楽しい一日でした。いやー趣味を持つって大事だね、うんうん。

2018年シーズンは毎年恒例アブダビからスタート。待ち遠しいな。チケット販売いつ始まるのかなー。

 

おしまい!

(画像は全てRedBullAirRaceのFacebookページから拝借しました)

特別展「深海」@国立科学博物館

偶然できた平日休み。これはもう「深海」行くしかないでしょ!行ってみると混雑してる理由がよくわかった。

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混雑理由①撮影可

携帯が電池切れという不幸な私はなにも撮れなかったけれど、フラッシュ使わなければ写真撮影OKのものが多いので、展示物のド真ん前に陣取ってアングル決めたりしてたらそりゃ人の流れが悪くなるに決まってる。

混雑理由②展示品の位置

極小生物やホルマリン漬けの瓶など、子供にも配慮してかかなり低い位置にあるので絵画と違って人の頭越しに見るわけにもいかない。なのでみんな展示物の前に固まる。

混雑理由②映像

深海探査機で撮影した深海生物の動画を流すモニターがあちこちにある。コレすごく面白くて必見ではあるものの、やっぱ2分とか立ち止まって見るから混雑しやすくなる。

 

陸上生物は剥製という保存技術があるけれど、海洋生物って標本にするのホント難しいよねぇ…ホルマリン漬けにするとどうしても色抜けちゃうし、形も崩れちゃうし。

でも珍しい生き物の映像を見て、多少色形が変わっているとはいえ実物を見ることはとても面白い。ダイオウイカを見て、何人分のイカ焼きができるだろうって考えたりね。映像だけ見ると、動きやテクスチャはわかるけど大きさがよくわからない。実物だけ見ても、どう動くのか全然わからない。動物園や水族館とはまた違う「深海」だからこそこの特別展は成り立つんだなー。

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今回はNHKと科博のコラボ企画みたいなもんだった。NHKもジャンル別に受信料徴収したらいいと思う。だってこういうのはお金使って調査してほしいし、撮影されたものを見たいもん。

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深海生物は、暗闇と高圧の中で生き延びるために独自の進化を遂げている。それは地上ではちょっと類を見ないほどの方法で。見る必要がないので目が退化した魚がいれば、よく見るために異常に目が大きくなった魚がいる。光を出してエサを誘う魚もいれば、光る物質を排出しておとりにして逃げる魚もいる。自分が当たり前だと思っている世界がいかに狭いか。深海は異世界なだけではなく、凝り固まった常識を打ち砕く力がある。

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あと東日本大震災の時に海底で起きたプレートの動きや、それによって巨大化した津波の説明が興味深かった。プレートテクトニクスとか、子供のころ学校で習ったなぁ。こういうのを見ると、やはり地震予知というのはかなり難しいんだろう。被害を防ぐという意味では、予知よりも減震・免震や緊急時の避難訓練に力を入れた方がいいかもしれないな。

 

ミュージアムショップは深海生物ばかりでグロくて家に置くのはなんだかな…という感じだったので何も買わず。常設展で大好きな恐竜のところだけぐるっと一周して、日本館のミュージアムショップで色々眺めるもまた何も買わず帰ってきた。シーラカンス柄の今治タオルとか、恐竜のペーパークラフトとか本当は色々欲しいんだけど、買い始めるとキリがないからね。

 

次の特別展は「古代アンデス文明展」だそうな。これも行かねば!

 

アルチンボルド展@国立西洋美術館

ようやく行ってきました、アルチンボルド展。日本で全然お目にかからないせいか、この展覧会まで「アーチンボルド」と読んでました。イタリア人だったんだねーこの人。

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興味のある人は這ってでも行きましょう。なぜなら有名な「四季」「四大元素」は個人蔵も含め世界5ヶ国にバラバラに所蔵・展示されているので、どんなに頑張ってもそうそう見られるものではないから。いつぞや偶然ワシントン・ナショナル・ギャラリーでアルチンボルド展に出くわした時も全部は来てなかったはず。つまり計8枚が一堂に会する今回の展示は超レアだと思うんですよ!キュレーターさん頑張ってくれたんだろうなぁ、本当にありがとう!

ってことを友達に熱弁していたら、その友達が無料招待券を調達してきてくれた!わーい!

 

台風一過で猛暑となった三連休最終日、チケットブースはなかなかの混雑具合。

入り口すぐに「アルチンボルドメーカー」という自分の顔をアルチンボルド風に作り変えてくれる大型機械が。よくまあこんなの思いつくなあ…。やりたかったけど長蛇の列なのでパスして会場内へ。

子供もけっこう来ていて、入り口の一枚目から「野菜だねー」とかそのまんまのコメントをしていて笑った。アルチンボルドは子供が見ても面白いしインパクトあるもんね。でもこの人混みじゃ子供は見づらいだろうな。

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メイン展示である8枚は一部屋にまとまっていて大混雑!四季と四大元素は別の部屋にすればいいのにーと思ったけど、実はこの8枚全てリンクしていると次の部屋の解説で読んで納得。アルチンボルドを知るきっかけになったウィーン美術史美術館の2枚も来ていて、日本という文化水準の高い国に生まれた幸せをかみしめた。

しかしこれを「貴方の肖像画です」と差し出されて喜んでいた皇帝マクシミリアン2世とはものすごい変人パトロンの鑑だね。寛容さは世界を広げる。

ちなみに次の部屋には拡大された8枚があって、子供たちが知ってる動物を探したりして盛り上がってた。うん、これは指差したりあれこれ言って楽しむ絵だ。

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四季と四大元素の、執拗なまでの精密さと多様性はジュール・ヴェルヌの「海底二万マイル」を思い出させる。確かあの本はまだ海の中が神秘の世界だったころ、様々な生き物を紹介・啓蒙する意味もあってあんなにたくさんの 生き物の名前が羅列されてるんだったよなー。

なんて思っていたら、この「寄せ絵」もそもそもハプスブルグ帝国の博物学の集大成みたいなもんだったらしい。おお、私の勘もなかなか悪くないな。

 

こないだ行った「ボストン美術館の至宝展」が全体的にとっ散らかった印象だったのに比べ、今回のアルチンボルド展はグッと的が絞られていて、とても分かりやすく面白かった。アルチンボルドメーカーもやりたいし、金曜日の夜間開館でもう一回行っちゃおうかなー。まだ「深海」も見なくちゃなんだけど。

 

残す会期が1週間とあって、ミュージアムショップは売り切れ品がいくつか出ていた。「春」が作れるマステは売り切れ。塗り絵も売り切れ。なんと野菜チップスも売り切れ!ウソでしょー!HPで見た時あんなの絶対売れないと思ってたのに(笑)

 

図録は買わない派なんだけど、今回は常設ミュージアムショップでこれを買いました。来てなかった絵のことも知りたいし。入場料タダだったし!

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他にもアルチンボルド関連の雑誌が2冊出てて、そっちはざっと立ち読みしておしまい。

 

次はどこへ行こうかなー!